天地わたるブログ

ほがらかに、おおらかに

日米野球観戦記

2017-03-22 13:59:42 | 野球

8回裏、筒香がレフトフライに打ち取られて敗戦を感じたシーン


WBC準決勝、日本VSアメリカ戦をテレビ観戦した。
最大の興味は日本先発の菅野は持つかということだったが6回1失点の好投はみごとであった。
一方のロアーク投手も好投した。
3回まで両軍無得点の試合は緊迫感があった。こういう一戦は序盤点が入らないほうが張感していい。
投手は両軍とも二番手、三番手がよくて最後まで甲乙つけがたかった。
予選のオランダチームの打撃をみて鳥肌が立った。菅野がどこへ投げても打たれるような感じで絶望的になった。
アメリカの打線はこれに匹敵するのなら5回までで日本は壊滅するのではと危ぶんでいた。
しかし、メジャーも制球された威力ある球はそうそう打てない。試合は投手がつくることを再認識した。

日本が1-2で負けたのだが2失点に守備のミスがからんだ。
4回表の1失点は名手菊池のまさかのエラーで出た走者をヒットで返されたもの。8回表の1失点はアメリカが走者を二塁、三塁において打ったサードゴロを松田がファンブルしてホームで殺せず献上したもの。
菊池はミスをホームランを打って取り戻したが松田のミスを結果的に取り戻すことができなかった。
打力はアメリカが若干上回った。

一塁、二塁のクロスプレーの判定にビデオが再三使われた。使用頻度過多と思ったがそのつど審判の目が機械に負けていた。抗議したほうに分があったのだが、はっきりいってどこの国の審判か知らぬが下手であった。
大相撲のビデオ判定はことが立体ゆえ人の目がとらえきれぬ要素があるからどんどん使うのがいい。けれど野球のセーフアウトは見る能力の問題。プロの審判なのだから技量を高めてほしい。いちいちビデオでやれば進行に水を差しておもしろくない。

日米決戦で負けた勝った、世界一になれなかったという騒ぎにぼくは組みしない。
アメリカの守備のミスはなくスモールベースボールを見せてもらった感じ。質の高い投手戦であった。
日本の選手たちは堂々と帰国すればいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする