波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに  「忖度」

2017-08-09 10:22:37 | Weblog
今年の流行語大賞を決めるには少し時期が早すぎるのだが、この言葉が候補に挙がるのは間違いないと思われるほど春からこの言葉を聞かされている。
私は不勉強でこの言葉を新聞で見るまで知らなかったし、読むこともなかった。言われてみれば
意味はなんとなくわかるような気がするし、似たような言葉はある。
私が勤めていた会社はある有名な親会社を持つ関係会社だったので親会社を訪問すると有名学卒の人ばかりで社内の会話もかなり普段は聞かない難しい言葉もあった。
先輩営業の方からお話を聞くときは緊張して聞いたものだが、意味のわからない語彙も多かったことを思い出す。そんな中で「聞け、悟れ」というのがあったが、上司の言葉を具体的に聴くのではなくて、その話の空気を感じて上司が何を話したいのか、何を望んでいるのかを悟ることを学ばされたのだが、まさにその意味に近い言葉の意味であろう。
何故か具体的名言葉でなく、意思を伝えるという習慣があり、私もそんな空気を知り、学ぶことになったことを思い出している。
似たような言葉に「行間を読む」というのもあった。つまり言葉と言葉の間にある見えない文字を自分で当てはめて上司が何をいいたいか、または何を言おうとしているか、あるいは自分が書いたものには上司が言いたいことをわざとあけておくということもあったのである。
こうしてみると「忖度」は昔からあった習慣のひとつかもしれない。
今では「古語」としておそらく使う人も知る人も限られて、まして子供をはじめ若い人には受け入れられない言葉かもしれないが、こんな習慣が現在も残っていることが果たして良いことなのか、なくすべきか、改めて考えさせられると同時に昔を思い出すひと時となったのである。
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