馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

前立腺癌治療 119番電話してくれ!

2017-04-17 21:47:16 | 日記

4月15日(土)

尿管カテーテルを外して

 

風呂も入りさっぱりした20時過ぎ。

下腹部の圧迫が始まる。

トイレに駆け込むが、尿は数滴落ちるだけ。

嫌な予感。

悪寒が全身に走る。

 

10分おきに、トイレで力むが排尿が出来ない。

金曜日は過ぎて、土曜午前0時を回った。

呻き声をあげるのを聴いた妻が起きてきた。

「大丈夫だ」

我慢する。

横たわること、腰掛けることも辛く

暗闇の中、直立していた。

ついに、ギブアップ。

妻を呼んで、119番呼んでくれ。

妻は、119番に状況を伝える。

私は、病院から、受け取った前立腺癌病状ファイルを揃える。

娘も起きてきた。

救急車がエントランス前に着いた。

隊員に排尿できない旨を伝える。

前立腺肥大治療していた地元病院の診察券を

隊員に見せて電話してもらう。

妻も乗り込み、狭い車内で苦悶する。

退院が血圧測定をする。

上が240の数値。

病院から受け入れ OKが出た。

出発するにあたって、仰向けに寝るか

椅子に座るかの指示が出るが

膀胱を圧迫するのでできない。

中腰姿勢で棒に捕まる。

妻が私の腕を掴み支える。

中年隊員が、私に話しかける。

「私も尿が出なくなったことがあり。

苦しいのは分かります」。

午前2時半 病院着。

女性看護師が救急室へ案内する。

既に私のカルテは用意されていた。

「先生が来るまでお待ちください」

不機嫌そうな表情で、中年男性医師がやってきた。

カルテをチラリと見て。

 

横たわる私のおちんちんに

尿管カテーテルを挿入した。

直ぐに、苦悶が去った。

血圧は140に下がった。

医師も直ぐに緊急室から去った。

看護師に「何の先生ですか」?

「外科です」

 

看護師に、会計どうするのですか?

「5千円の預り金を頂きます」

後日、清算致します。

管理警備室窓口に行く。

 

窓口に無愛想な爺さんがいた。

「預り金1万円です」

「え!さっき、看護師さんから

5千円ですと言ってましたが」?

「では、5千円で構いません」。

不愉快だが、直ぐに自宅に帰りたいので黙って渡す。

よれよれのジャージ上下姿。

金持ってねぇ~

そう 見えたかな。

(月曜日に実清算すると¥1.400円)

爺さん、トラブルを考慮して 事前に保身を考えた?

 

タクシー呼び出し専用電話をかけた。

玄関前ロータリーで待つこと数分。

4時半 1、810円払って自宅着。

白々と予は明けた。

 

苦悶から解放され眠れる。


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