馬鹿も一心!

表題を変えました。
人生要領良く生きられず、騙されても騙されも
懸命に働いています。

監禁の体験。

2013-05-28 16:03:20 | 日記

5月半ば アメリカで女性3人が10年間監禁された事件は身震いする。

想像不可能な恐怖だっただろう。

 

私も監禁されたことがある。

ずっと胸の奥深くにしまい込んでいた。

時効?の年月になったので少しばかり記したい。

 

監禁といっても6時間程であり、恐怖感もなかった。

夕方

鮨屋の2階の個室によび呼び出された。

 

そこに取引先の中堅幹部と二人の部下が待っていた。

ビールと刺身が座敷テーブルに既に並べられ

幹部の前に刺身包丁が置かれていた。

 

幹部はすさまじい形相をしていたが

部下の二人は無表情だった。

 

数日前 その幹部が組織内で不正をしているとの噂が流れていた。

噂は広がりつつあり、部外者である私にも噂情報が多数入ってきた。

 

発覚を恐れた幹部は私に口止めのため呼び出したのだ。

私は事前に予知していたが、あえて出向いた。

 

「真相をしゃべったら家族を滅茶苦茶にするぞ」。

「この包丁で自殺しろと迫った」

部下の二人はその言葉に蒼白になり

自分たちが脅迫犯罪に巻き込まれてしまったのだ。

困惑で言葉も発せない。

鮨屋は暴力団系が経営していた。

 

この幹部が組織内では横柄で子分を侍らせ

我が物顔で跋扈していた。

周囲は苦々しく思っていたが

上司にも甘い汁を吸わせていたので

皆見て見ぬふりしていた。

又中学時代の同級生に暴力団幹部がいて

その虎の威を借りるがごとき振る舞いをしていた。

しかし実際は小心者で一人では行動できなかった。

敵も多かった。

 

私は彼の醜い金欲への執着する一面を知っていたので近づかなかった。

不正な取引を強要されたがやんわり断った。

そのため、徹底的に苛められ嫌がらせされた。

 

この幹部は秘密をしゃべらないと約束するまで

この場所から出さないと脅した。

 

私はひたすら黙っていた。

これまでも波乱の人生だったので

修羅場は経験していた。

恐怖感もなかった、口だけで何も出来ない。

本当のやくざだったら怯むが、単なるコケオドシであることを見抜いていた。

どうしたらやり返せるかだけを沈黙の中で考えていた。

一言、言った

「自殺とは自らが命を絶つもので他人に強要されるものではありません」

「これは殺人になります」

逆上した幹部は包丁を持った。

部下が慌てて止めに入ったがこの幹部は部下が止めるだろうと計算済みだった。

時間は沈黙の中で流れていった。

終電もなくなった。

部下が帰りたいと言い出し、二人立ち上がった。

慌てた幹部はその後を追うように出て行った。

 

それから数日後、自宅に脅迫電話が入った。

妻は驚いたが

私は「いたずら電話だ、ほっとけ」だけ言った。

 

私が尊敬し信頼する方が濡れ衣を着せられようとしていた。

反感を持つ多数の社員から情報が次々と入ってきた。

 

数ヶ月、ひたすら考えた。

苦境を打開する方法はなかった。

 

織田信長が本能寺で最後の言葉

是非も無し

 

決断した。

 

ある人に相談した。

その後、当時として日本の最高級車で上場会社の

社長が運転手付きで乗る新車購入金相当を渡した。

悪と犯罪を見過ごすことは出来ない。

明らかにしなければ私と家族が辛い状況になる。

 

決して罪を犯さず金も要求せずに

不正を明らかにしたいと相談人に約束させた。

 

幾重にも何重にも先が見えないカーテンを作ったらしい。

詳細は述べられない。

 

しかし半ば不正は暴かれたが闇に葬られた。

 

組織のトップである天下りは元警察官僚のトップだった。

 

自分の保身と管理責任、又組織の崩壊を防ぐために

右翼の大物を引っ張りだした。

こちら側の幾重にも繋がった私も知らない

ジャーナリストは忽然と姿を消した。

後に判明するのだが、寝返ったのだ。

警察官僚だったトップは

金銭を必ず要求をするものと思ったが

一向にその気配がなかった。

只、事実関係をジャーナリストが質しただけなのだ。

大スクープのはずだった。

ペンは金に弱し、権力に従う!

正義と公正が使命であるはずの方が

不正を隠蔽したのだ。

 

虚しかったがこれ以上の追求はやめた。

協力者に迷惑をかけられなかった。

 

トップはまもなく辞任した。

不正幹部は事情聴取には何も語らなかった。

語れなかった。

その幹部はポジションを外されたが在籍した。

部下もそのままだった。

つまり何事もなかったことにしたのだ。

しかし 職場では飼い殺しだ。

外に放り出せば発覚の恐れがあった。

 

悪行の幹部は定年間際、離婚した。

その奥さんは学校の先輩であった。

 

組織内の女性に手を出し、その交際費を他から出させていた。

一介のサラリーマンが日常できないほど

飲み食いをして高級車を乗り回していた。

 

金に捕り付かれて母親と妹と遺産争いで訴訟まで起こした。

 

最後は女房と子供3人に見放された。

 

部下二人のうち一人は退社した。

もう一人はその幹部が定年迎えると

直ぐに付き合いを絶った。

誰もが危険な男から離れた。

ヤクザがらみなので誰も近づかない。

 

そのことがあって1年余り過ぎた

夕方 その団体組織の方数人と出会った。

これからあの男の父親の葬儀に行くのでと

一緒に行こうと誘われた。

躊躇したが関心もあり自宅での通夜で

私に脅迫も出来ないだろうと思い列席した。

自宅玄関前に花輪が4つ並べられていた。

私はその一つの花輪に釘付けになった。

私の会社名と氏名が書かれている。

呆然とする私に関係者は通夜があることを知っていたのかと

言われた。

その男は私がいるのを見つけると

当惑し歪んだ顔を浮かべたが黙っていた。

この時全てが分かったような気がした。

この男の虚栄と自尊心の裏側に潜む

孤立と孤独を覆い隠すために装う強がり。

子分達と取り巻き業者は殆ど席にいなかった。

私の前で装っていた強面の姿が打ち砕かれた瞬間だった。

数日後、私は現金書留で花輪代を送った。

その後彼は私への非難誹謗が止まった。

 

恨みに徳を用いて報いる

http://www.fukushima-net.com/sites/meigen/329

今、20歳近く離れた女と

逗子で暮らしているが

いずれ本性がバレタラ、女は逃げ出すだろうと

噂されている。

 

詳細を書くと私に身の危険が及ぼすので

ここまでとしたい。

 

悪はなぜ逗子に逃げるのだろうか?

不況で別荘地は安くなり、南海トラフが起きるので

地域住民は逃げだ出していると聞いた。

 

九段スズキ本店の長野夫婦も逃亡先は

逗子だ。

 

私の人生で出会った一番の悪徳夫婦の実態を

次はその夫婦の異常を記す。

ミレニアム
『私はこれまで、数えきれないほどの敵に対処してきた。そこから学んだのは、負ける闘いに応じてはならんということだ。そのかわり、自分を侮辱した人間をけっして許してはならん。辛抱強く機会を待ち、自分が優位に立ったときに反撃するんだ-もう反撃する必要がなくなったとしても』

 

 


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