荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ドラマの巻、拾五たび。

2017年03月03日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを




【東京タラレバ娘】の第7話を観ました。

榮倉奈々ちゃんを眺める以外、別段観るべきポイントもないドラマではありますが、今回は違いました。

金田明夫のお芝居です。

娘の不倫をそれとなく諭す役柄でしたが、こんな味わい深く演じちゃうとは・・・。

涙が出ました、ホント。

『娘・大島優子が成長し、父・金田明夫の元に帰って来た』

という設定から『あ~、なんかあったんだ~』とは思っていましたが。

つまり金田明夫自身が、浮気経験者だったのですね。

その為、エラそうな事は言えないが、娘の幸せを願わない父は居ない・・・。

ホント、素晴らしいお芝居でした。



このヒトのお芝居が良いな~、と初めて感じたのは月9【ラッキーセブン】。

独特の正義感を持つ、吹石一恵演じる警部補を心配し、軌道修正しようとする上司役でした。

【諭す】事が上手な役者さんなんでしょうね。



いまだに中間管理職役のイメージが強いですが、ウィキでみたら、今年もう63歳なんすね。

やっぱ、役者さんって凄ぇな~。



『「見る」と「見られる」の間の緊張した空気の中からしか、名優は生まれない』喜多六平太(ニッポンの能楽師・1874~1971)

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