私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【紅葉・日光の旅】

2020-10-23 10:24:59 | 季節

【紅葉・日光の旅】

久しぶりに日光の紅葉を見に出かけた。

関越道沼田から入り、丸沼高原によりロープウェイに乗って標高2000m

まで上る、正面に見える日光白根山、昨日降った雪が山を覆う。

堂々たる山容に雪が・・・見事な景色だ!

「天空の湯」では、白根山を見ながら足湯につかる人たちで混んでいた。

ロープウェイから見下ろす紅葉を期待していたのだが、一寸早かった。

気の早いスキー愛好家たちがグラススキーを楽しんでいた。

ロープウェイの眼下に見える丸沼

丸沼も近くの菅沼もマス釣りのメッカだ! 

例年、奥日光の紅葉はここから始まる。

ロープウェイを降りると正面に雪を冠した日光白根山がドンと構えていた。

標高2000mの足湯は、白根山を見ながらの贅沢だ!

金精峠を抜けると栃木県だ、雪を冠った男体山が紅葉の先に見えてきた。

硫黄の臭いが、湯の湖の近いのを知らせてくれる。

湯の湖畔は紅葉が見ごろだった!

湯の湖から雪をかぶる男体山が見えた。

紅葉に黄葉、緑と白・・・季節を実感する良い景色だ!

中禅寺湖畔にある、英国大使館別荘(今は記念館)・・・人気スポットだ!

別荘前の中禅寺湖には紅葉の中を遊覧船がゆっくり過ぎて行った。

中禅寺湖紅葉スポットNO1の、寺ケ崎の紅葉はこれからだ。

平成の大修理が終わった日光東照宮「陽明門」・・・

精緻な彫刻と金箔に輝く姿を見ていると、美しさに時の進むのを忘れてしまう。

<正面の姿>

<背面の姿>

紅葉の時期をピッタリ合わせるのは難しい、まして日光は標高差1000mだ、

群馬県側の丸沼高原、丸沼、菅沼の紅葉はいつもより遅いように思われた。

栃木県側に下り、湯の湖、竜頭の滝は見頃と例年とは一寸様子が違うように感じた。

それでもところどころで、良い紅葉を見ることが出来た。

東照宮は平成の大修理後の姿を是非見ておきたいと思い、何年ぶりかで寄って見た。

コロナ籠りからひと時解放され、GO-TOトラベルを使って安く旅することが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

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【秋・紅葉風景】奈良・唐招提寺

2020-10-15 11:02:32 | 季節

【秋・紅葉風景】奈良・唐招提寺

唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山である。

多くの苦難の末、来日した鑑真和上が、東大寺で5年を過ごした後、

新田部親王の旧宅地を下賜されて、天平宝字3年(西暦759年)に

戒律を学ぶ人たちのための道場として開かれた。

金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった”如宝”の尽力により

完成したと言われている。現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の

息吹を伝える貴重な伽藍である。

紅葉の季節、多くの観光客が境内を歩いていた。

井上靖の「天平の甍」で描かれた苦難の物語が、多くの人の感動を呼んだ。

銀色に光る甍が秋の深まりを引き立てていた。

秋色に染まる木々が、優しく柔らかだ。

唐招提寺の秋景色は、ぬくもりを感じさせる柔らかさがあった。

紅葉に染まった木々の葉は、淡く静かだ。

寺を訪れたのは大分前のことだが、落ち着きのある風景は今でも

鮮明に残っている。

 

 

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【秋・紅葉風景】奈良・談山神社

2020-10-08 11:32:24 | 季節

【秋・紅葉風景】奈良・談山神社

談山神社は「大化改新」で有名な神社である。

曽我親子による政治の腐敗に危機を感じた藤原鎌足が、聡明な皇太子として

知られていた中大兄皇子(後の天智天皇)に会い、西暦645年5月二人で多武峰の

山中に上り「大化改新」の談合を行った。後にこの山を「談い山」とか

「談所ヶ森」と呼び、談山神社の社号の起こりとなった。

楼門に黄葉が覆いかぶさっていた。

木造では世界唯一の十三重塔・・・勿論国の重要文化財だ!

「社殿群」と紅葉の調和は、関西随一の美しさである。

私の親友であった高名な俳人が、私の写真を見て、句を詠んでくれた。

回廊を一回り・・・どの方向から見ても贅沢な風景だ!

奈良の紅葉巡りをしたのは数年前のことだ。

京都とは一味違うしっとりと落ち着いた紅葉景色だった。

談山神社からの帰り、バスで途中下車して見た、聖林寺の

国宝十一面観音像、美しさに見惚れた。

大写しの写真を買い求め、今私の部屋に飾ってある。

奈良の秋はこれからだ、今年も変わらぬ紅葉景色を繰り広げ

来る人を温かく迎えてくれるだろう。

 

 

 

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【祭アルバム・根津神社例大祭】

2020-10-01 17:19:14 | お祭り

【祭アルバム・根津神社例大祭】

根津神社・・・格式ある神社である。

現在の社殿は宝永3年(1706年)甲府藩主徳川家宣が

献納した屋敷地に造営されたものである。

境内はツツジの名所で知られ、森鴎外や夏目漱石と言った

日本を代表する文豪が近辺に住居を構えていた。

本殿・幣殿・拝殿を構造的に一体に作る権現造りの傑作と

されている、社殿7棟が国の重要文化財に指定されている。

徳川将軍直々の幕政により定められた祭礼であり、荘厳で晴れやかな

面影は今も受け継がれている。

神社に隣接する東京大学の、レンガ塀に沿って例大祭の行列が

長々と続く様は、江戸時代にタイムスリップしたかと思われた。

徳川将軍から奉納された、大神輿が本郷通りを厳かに進んで行く。

中学生かな?小学生かな?可愛らしい巫女さんが人力車に乗り

嬉しそうに微笑んでいた。

将軍様はお祭りが好きだった。

幕政により祭りを定め、豪華な神輿を3基奉納したとは・・・

300年もの長き間、町民の人たちが受け継いできた祭り風景は

今に受け継がれている。

加賀前田家の広大な屋敷の正面が「東大の赤門」として残り、

その前を根津神社例大祭の行列が厳かに進んで行く、時は流れても

祭りの風景は今も変わらない。

 

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