私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【浅草神社】堂あげ・堂下げ

2016-03-24 10:21:43 | お祭り

【浅草神社】堂あげ・堂下げ

推古天皇36年(西暦628年)3月18日に隅田川で漁師の

網の中に一体の観音菩薩像が発見された。

これが浅草神社の御祭神である、この仏像が示現された浅草神社

創始の日を記念して「浅草神社本尊御示現会」として行われる

行事である。

江戸名物となった”浅草三社祭”とは、観音像を発見した漁師兄弟と、

土師真中知の三者を祀った、三社権現(浅草神社)の祭礼である。

「堂上げ・堂下げ」とは、浅草神社御示現を慶祝して、宮神輿三体

を浅草寺本堂外陣に「堂上げ」し一夜を明かす、浅草寺本尊前で

一夜を明かした宮神輿が「堂下げ」した後、一之宮(土師真中知命・

像を祀った人)二之宮(檜前浜成命・発見者兄)三之宮(檜前竹成命・

漁師弟)が氏子衆の手で浅草神社に還御する。

これが堂上げ・堂下げである。

浅草寺本堂外陣で一夜を明かした三基の宮神輿。

重さ1トンもある宮神輿を堂下げするのは大変だ!

”一昔前までは浅草寺示現会には氏子町内衆が大勢集まる一大イベント

だった”と、近くの小母さんが話してた。今では見物する人の大半は居合わせ

外国人観光客で大喜びだった

本堂に入る金龍・・・示現された18日に神社近くに千本の松が生じ、三日後

天より長さ百尺ほどの金鱗の龍が松林に舞い降りた、と伝えられこの由来が

金龍山になり、金龍の舞が奉納されるようになった。

 

天高く舞う金龍!

多くの観客と浅草芸者さんの前で勇壮に舞う金龍!

浅草神社の社前では三之宮神輿が還御の御挨拶だ!

浅草寺幼稚園の園児たちも晴れ舞台でちょっと緊張気味だ!

 

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【秩父・山田の春祭り】

2016-03-16 13:02:52 | お祭り

【秩父・山田の春祭り】

秩父地方で最初のお祭りが「山田の春祭り」だ。

恒持神社の例祭で、武甲山には雪が残る寒いときに行われる。

テンポのいい秩父屋台囃子が祭り気分を盛り上げる。

笠鉾や屋台に乗る若衆は秩父祭り独特の華やかな衣装に身を

包み”ソーリャー!ソーリャー!”と威勢のいい掛け声で練り歩く。

狭い道路には左右に露天商が立ち並び、子供たちの声が

賑やかだ。

「恒持(つねもち)神社」本殿前では厳かに祭典の儀式が行われていた。

花飾りに囲まれて、いっそう男前になって見える。

近くの老人ホームのお祖母ちゃんたちが、関係者の粋な計らいに喜んでいた。

幼い頃を思い出したのだろうか・・・とっても嬉しそうだった。

すれ違う笠鉾と屋台が競い合うように掛け合っていた。

秩父屋台囃子の鼓の音が一段と激しさを増していた。

狭い道の両脇には露天商が立ち並び、近郷近在から出て来た人達で賑わっていた。

遠くに見える武甲山には雪が積もっていた。

秩父地方は神楽と歌舞伎の盛んなところだ。

恒持神社神楽が剽軽な仕草で見る人を楽しませていた。

秩父の祭りに欠かせない「笠鉾」電線を避け坂道を上る・・・大変だ!

 

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【宮川香山の世界】

2016-03-12 20:51:52 | 芸術

欧米を感嘆させた、明治陶芸の名手「宮川香山」の

没後100年を記念して六本木のサントリー美術館で

開かれている。作風に興味を惹かれかねがね一度は

見ておきたいと思っていた。

陶器の表面を写実的な浮彫や造形物で装飾する

「高浮彫(たかうきぼり)」は、日本陶磁における装飾の

概念を覆すような、精緻で独創的な世界を作り出した。

~案内文より~

写真撮影が許されているのは、200点近い展示品の内

6点ほどだが、香山の世界のごく一部を覗いて見てください。

鶉・鷹・鳩などの鳥たち、桜・蓮・葡萄・薔薇などの植物、

猫・熊・蛙などの動物、鬼や擬人化された蛙など、色々な

モチーフが立体的に写実的に表現されている作品が多い。

桜の古木に足をかけ、鶉が今にも飛び立ちそうだ!

桜の古木をめぐらせ、コブシやバラが咲く。

武者姿の蛙が合戦に挑む様子が面白い。

何処から持ってきたのかロビーは桜が満開だ!

 

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新宿【染の小道】

2016-03-05 11:03:52 | 季節

新宿【染の小道】

新宿の閑静な住宅街”中井・落合”を流れる妙正寺川沿いが、

「染の小道」のイベント会場になる。

この地区は江戸時代から続く染物の街だった。昭和初期から

30年代頃まで、神田川・妙正寺川流域には300軒を超える

染色関連業者が軒を連ねていた。

京都や金沢に並ぶ”染の三大産地”として知られていた。

今でも50軒ほどの業者が伝統文化を支えているそうだ。

妙正寺川を300mにわたり「反物」が架かる”川のギャラリー”

着物に使われる染色の技術で商店の店頭に「のれん」が飾られる

”道のギャラリー”   江戸小紋や友禅染などの反物が風に

たなびき、伝統技術の粋を極めた数々の「のれん」がこの日の

為に染められたオリジナル作品100点が道行く人の足をとめていた。

妙正寺川沿いに色とりどりの反物が並ぶ。

型染めや友禅染、江戸小紋に絞り染と様々な染が並ぶ・・・

 

一反の白い布地をみんなで染める”百人染め” 地元の小学生や

大学生が授業の一環として染め上げ、カラフルな反物になった。

暖簾を潜ると小さな工房だ、大勢の人が見学に来ていた。

”抹茶を一服如何ですか~”と声をかけられた。

お茶屋さんに相応しい上品な暖簾がかかっていた。

商店の軒を飾る「のれん」は、熟練の染色作家から染色を学ぶ

学生まで様々だ、多様な技法を駆使して作られている。

「染の小道」にぴったし、着物のお似合いなグループさん。

とってもレトロな雰囲気だ!

如何ですか!中井ニューファッションは!

 

コメント (4)
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