【2020・ふるさと祭り東京】
日本のまつり・故郷の味・・・今年も東京ドームに全国各地の”祭り”と自慢の”食”
が集まった。北は青森のねぶた、秋田の竿灯、南は熊本の牛深ハイヤまつりなど
23ほどの祭りや踊りが賑やかだ。
私の狙いは、四国・愛媛の「新居浜太鼓台祭り」だ!この祭りは毎年10月16日
~18の3日間行われる。54台の太鼓台が集結する豪華、豪勢な祭りだ!
新居浜に行き是非見たい祭りだが、足が不便でなかなか見る機会が無い。
せめて東京ドームでの演技を見て我慢するしかない、今年は「岸之下」
「萩生西」「萩生東」の3台の太鼓台が勢揃いした。
「岸之下太鼓台」は、新居浜太鼓台の中でも屈指のかき太鼓だ、最後まで
落さない!が信条で団結力は何処にも負けない、という自負がある。
右側は「萩生東太鼓台」だ、飾り幕には、上幕に厳島神社・佐伯景弘・平清盛・
弁財天が施され、高欄幕には氏神神社・萩岡神社、陽明門が左右を飾り、正面に
吽形の飛竜、後方に阿形の龍が施されている、豪華な太鼓台である。
萩生東太鼓台の飾り幕(後幕)
萩生西の太鼓台・・・120年余りの伝統を有し、古参太鼓である。
現在の太鼓台は平成20年に新調した。太鼓台の内部に設置してある
鳴り物と呼ばれる大きな太鼓は、2尺5寸あり最大の太鼓である。
太鼓台の内部に吊られ固定された太鼓を、二人が向き合って叩いている、
・・汗びっしょ!
金糸による立体刺繍が縫い施されている。
幕は「禽獣と御殿の幕」「御殿の幕」「禽獣の幕」「武者絵の幕」が
飾られている・・・見事なものだ!
新居浜太鼓祭りとは・・・四国4大祭りの一つと称されている。
起源は平安、鎌倉時代まで遡ると言われている。明治以降、
別子銅山の発展と共に太鼓台は金糸刺繍による豪華な幕で
飾った華やかなものに変貌、今では約3㌧の大太鼓を150人の
男衆で担ぎ、差し上げる。勇壮華麗な祭りである。
「八戸法霊神楽」
八戸市にある、八戸藩総鎮守である「法霊山おがみ神社」直属の神楽である
法霊神楽は、おがみ神社に伝わる山伏伝統の神楽である。
八戸三社大祭の神輿渡御の行列で行われる、沢山の獅子頭に
よる(歯打ち)は圧巻である。
獅子頭の中は、凛々しい美女だった。
「桐生八木節祭」
”あーああああーあ” お馴染みの八木節が威勢よくドームに轟いだ!
織物の町桐生市に続く、夏のお祭りだ!
通りには大きな櫓が立ち、周りを埋め尽くす踊り手が、提灯の明かりのもとで
楽しそうに踊る光景が目に浮かぶ。
「故郷の味」
イベントの合間に、食のジャングルの中に入った。
食べたいもの、土産に持って帰りたいもの・・・あるは!あるは!
ドームの70%が食べ物屋さん、人気店の前は長蛇の列だった。
開催期間10日、幾ら位の売り上げになるのだろう・・・ホクホクだね!
祭りに参加した人たちが休み時間を楽しんでいた。