【三社祭・続編】
一之宮・二之宮・三之宮神輿の勇壮な曳き廻しに花を添えるように
気風のいい下町のお姐さんや、元気な子供たちの姿があった。
初夏を感じさせる青空だ、スカイツリーもお祭りを楽しむかのように
浅草の町を見下ろしていた。
神輿を潜らせるため、雷門の大提燈が半分畳まれている。
仲見世通りは、祭りを見る人たちで、ごった返していた。
外国人観光客の多さには、何時ものことながらびっくりした。
浴衣姿で歩く人の多くは、アジア系の観光客だ。
浅草寺裏の駐車場には観光バスが並び、スカイツリーが見下ろしていた。
朝早くから神輿を担いた人たちが、木陰で昼食をとっていた。
こちらは、お揃いの法被姿で、一家団欒のひと時だ。
神職の乗った神馬も子供たちの人気だ、嫌がることもなくおとなしく応じていた。
次代の担ぎ手は、威勢のいい姿で神輿を追っていた。
蛇の目をかざした、笑顔のお姐さん。
鉢巻きをキリッと巻き、威勢のいい浅草の若いお母さん。
男達にも負けないよ!祭慣れした気風のいいお姐さん、決まってるね!
俺も気風が良いと思わねえか?
シャッターを下ろし、三之宮を迎える店員さん達、笑顔が良いね!
法被の背文字が映え、後姿が祭り気分を煽ってくれる。