私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【三社祭・続編】

2018-05-27 11:03:09 | お祭り

【三社祭・続編】

一之宮・二之宮・三之宮神輿の勇壮な曳き廻しに花を添えるように

気風のいい下町のお姐さんや、元気な子供たちの姿があった。

初夏を感じさせる青空だ、スカイツリーもお祭りを楽しむかのように

浅草の町を見下ろしていた。

 

神輿を潜らせるため、雷門の大提燈が半分畳まれている。

仲見世通りは、祭りを見る人たちで、ごった返していた。

外国人観光客の多さには、何時ものことながらびっくりした。

浴衣姿で歩く人の多くは、アジア系の観光客だ。

浅草寺裏の駐車場には観光バスが並び、スカイツリーが見下ろしていた。

朝早くから神輿を担いた人たちが、木陰で昼食をとっていた。

こちらは、お揃いの法被姿で、一家団欒のひと時だ。

神職の乗った神馬も子供たちの人気だ、嫌がることもなくおとなしく応じていた。

次代の担ぎ手は、威勢のいい姿で神輿を追っていた。

蛇の目をかざした、笑顔のお姐さん。

鉢巻きをキリッと巻き、威勢のいい浅草の若いお母さん。

男達にも負けないよ!祭慣れした気風のいいお姐さん、決まってるね!

俺も気風が良いと思わねえか?

シャッターを下ろし、三之宮を迎える店員さん達、笑顔が良いね!

法被の背文字が映え、後姿が祭り気分を煽ってくれる。

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【三社祭】

2018-05-23 10:30:11 | お祭り

【三社祭】

このところ山車祭りを中心に見歩いた、久し振りに威勢の良い祭りを

見たくなり、浅草三社祭に出掛けた。

祭の最終日、浅草神社の宮神輿が三基氏子町内を練り歩くのに付いて

廻った。宮神輿は朝6時神社を「宮出し」する、厳重に柵で囲まれた

なかと外には、担ぎ手が溢れるように集まる、とても落ち着いて見る

なんてことは困難だ。

氏子各町内を三方面に分かれて渡御する宮神輿の内、三之宮と一之宮

の神輿に付いて歩いてきた。

 

先導はお囃子だ!

三之宮太鼓が露払いをする。

神馬に乗った浅草神社の神官が厳かに進む。

伝法院に続くオレンジ通りを三之宮神輿が練り歩く。

浅草公会堂前は担ぎ手と、観客でごった返していた。

アーケード内を練り歩く三之宮神輿。

三之宮神輿の頭は「擬宝珠(ぎぼし)」だ、因みに二之宮も擬宝珠、

一之宮神輿は「鳳凰」が飾られている。

人気者!一之宮神輿の後を追う群衆。

一之宮神輿が堂々と進む、神輿の頭は「鳳凰」だ!

車が行き交う言問通りを一之宮神輿が練り歩く。

町内神輿を横に見ながら、一之宮神輿が言問通りを横切る。

雷門前では町内神輿が気勢を挙げていた。

大勢の観光客の前で、町内神輿が雷門を横にして、見せ場を作っていた。

”江戸っ子”は、祭が好きだ!神輿が好きだ!

戦前までは、徳川家光公より寄進された神輿三基と、その保存のために新調した

三基、更に氏子町内より寄贈された一基(四之宮)と合わせて七基の神輿があった

東京大空襲による戦火ですべて焼失した。今の宮神輿は戦後の製作である。

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【高岡御車山祭】余禄

2018-05-19 18:33:35 | お祭り

【高岡御車山祭】余禄

高岡町民の心意気と財力に支えられ、高岡の技術集団が造り上げた

優れた工芸技術の装飾が、」車輪や高欄、長押などに施され日本でも

屈指の華やかな山車の祭典(御車山祭)に合わせて、富山県唯一の

国宝である曹洞宗の「瑞龍寺」で、伽藍の”ライトアップ”が時空を超える

夢幻劇を見せてくれた。

 

北陸には「伽藍瑞龍、規矩大乗」という言葉がある・・・五木寛之の

百寺巡礼より

金沢にある「大乗寺」では厳しい規則により修業が行われる。

整然とした中に芝生の緑がまばゆい、見事な伽藍を持つ「瑞龍寺」

両寺は曹洞宗本山の「永平寺」につぐ第二第三の本山とも言われる名刹である。

山門を潜ると鉛瓦葺の仏殿が見える。

白く輝く鉛瓦葺の屋根は全国でも金沢城の石川門と瑞龍寺だけである。

この瑞龍寺は、徳川家康にその生涯を翻弄され続けた加賀二代藩主・前田利長が

眠っている。瑞龍寺の荘厳さは家康を祀った日光東照宮に対抗したものと言われて

いる。20年の歳月を要して三代藩主・前田利常によって建てられたものである。

仏殿が紫色にライトアップされた。

中庭の芝生がブルーにライトアップされた。

禅堂と回廊が照らし出された。

静まり返った禅堂の内部。

現在修復中の山門に、プロジェクションマッピングが幻想的に映し出されていく。

龍が舞う!

次々に展開される映像に観客が驚きの声をあげていた。

高岡の人達が、日本三大大仏と自慢する「高岡大仏」

月に照らされた「高岡大仏」

与謝野晶子が高岡を訪れた際に”鎌倉大仏より一段と美男”と評したそうだ。

(高さ15、85m 総重量13、125KG)

私が泊まった宿が「大仏旅館」でした。

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【高岡祭・続編】

2018-05-11 21:03:31 | お祭り

【高岡祭・続編】

祭礼の前日、収納庫に納められた山車がお披露目される。

山車が蔵出しされて山宿前に運ばれる。

山宿では山車に飾られる人形や、幔幕を飾り付け入魂式を

行った後、町内の関係者が集い祝い酒を飲みながら宵祭りが

始まる。

蔵に納められている、子馬出町(こんまだしまち)の御車山

鉾留は太鼓に鶏、町内の人が丁寧に説明してくれた。

山宿には人形や幔幕が飾られ、お神酒が並んでいた。

山宿の中では、宵祭が始まり町内の人達が集まって賑やかに祝い酒を飲んでいた。

提灯に明りが灯った。

家々の軒先には提燈と日章旗が飾られ、

入り口には家紋の入った幕が下がっていた。

赤レンガ建物の富山銀行や蔵造りの家々が並ぶ通りでは、

明日の祭りに出される御車山の組み立て作業が始まっていた。

山町筋には土蔵造りの街並みが続き、落ち着いた雰囲気が観光客の人気だ!

観光客で賑わってきた。

御車山会館に入ると正面に、精巧に出来た7基のミニの御車山が並んでいた。

会館前には大勢の観光客が並んでいた。

格調高い家々。

街並みに合わせて最近たてられた、地元信用金庫本店。

 

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【高岡・御車山祭】

2018-05-05 15:36:43 | お祭り

【高岡・御車山祭】

豊臣秀吉が後陽成天皇を聚楽第に迎える際に使われた御所車を

加賀藩祖前田利家が秀吉より拝領した。

前田家2代藩主前田利長が高岡城を築くとき、この御所車を町民に

与えられたのが祭りの始まりと言われている。

御車山は御所車形式に鉾を立てた特殊のもので、優れた技術集団

が造り上げた精緻で華やかな山車である。

国の重要有形・無形文化財に指定されている。有形無形の文化財

の両方が指定されているのは、祇園祭、高山祭、秩父夜祭、日立

風流物と高岡御車山祭の5件だけである。

勿論、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。

祭りに繰り出される7基の御車山の中で唯一2輪で、車輪の

金具は、御車山金具の頂点ともいわれる逸品だ!

平成25年から5年の歳月を費やし、現代の職人が造り上げた

御車山がピカピカに輝いでいた。

祭りには繰り出されなかったが、本座に前田利長公、正室の

永姫と唯一の実子である満姫が控えている見事な御車山だ。

正午から始まる勢揃い式に各町の御車山が集まり始めた。

高岡關野神社前でお祓いを受ける各町の御車山。

路面電車の架線をとりはずした広い道路を進む御車山。

カラクリ人形の演技をしながら御車山が進んで行く。

方向転換は見せ場だが大変だよ~

力仕事だ!流石にベテランはいないね!

 

身をていしての方向転換だ!

各山車ごとに鉄棒を持った人を先頭に、前後左右を一文字笠をかぶり、麻裃に

身を固めた山役員が伴い、飾り山には山町の男の子が裃姿で乗る。

車輪の音が”ギー!ギー!”と、うめき声を出していた。

勢揃い式に各町の御車山が集まり始めた。

7基の御車山が集まった。

勢揃い式が始まった。

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