私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【祭りアルバム・川越祭り】祭りと蔵造り

2020-07-28 12:01:19 | お祭り

【川越祭り】祭りと蔵造り

国の「重要伝統的建造物群」保存地区に指定されている蔵造りの

街並みを絢爛豪華な山車が曳行される。

全国何処の祭りにも見られない贅沢な風景である。

厳かに進む神幸祭の神輿行列、毎年選ばれる巫女さんが

美人揃いだ!

重厚な鬼瓦が設えられた蔵造り、黒漆喰と山車に取り付けられた

人形のコントラストが最高だ!

川越のシンボルである「時の鐘」が丁度3時の時を知らせてくれた。

1000円払って商家の二階から祭りを見下ろした。こりゃ~特等席じゃ!

蔵造りの商家が並ぶ一番街が祭り風景一色になってきた。

川越には沢山の名産品がある、祭りを見ながら買い物するのも

楽しみの一つだ!

今年の「川越祭り」は、コロナ禍で32年ぶりの中止が決定した。

私の家から1時間かからぬ川越、毎年出かけている唯一のお祭りだ。

情緒あふれる蔵造りの街並みに華麗な山車、派手な祭衣装の男と

女、子供たちのはしゃいだ姿・・・どれも心を惹かれる。残念だ!!

 

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【夏の花々】白馬五竜高山植物園

2020-07-20 11:02:38 | 

【夏の花々】白馬五竜高山植物園

標高1515mの白馬五竜アルプス平に広がる、日本有数の高山植物

<スイスアルプス・ヒマラヤエリア>に咲く花々。

五竜岳から北アルプスへの登山口である「地蔵の頭1676m」まで

ロープウェイと歩きで登り、北アルプスの山々を望もうと思ったが

生憎の霧で断念、山道沿いに咲く花々を見ながら「白馬五竜高山植物園」

まで下った。

「高山植物の女王」と言われる・コマクサ・

朝露に濡れ妖艶な佇まいを見せていた。

コマクサの群落が目を見張る。 白いコマクサが珍しい!

成熟した「ホタルブクロ」朝露が重そうだ!

目覚めたばかりの「ニッコウキスゲ」

「チシマギョウ」がぽつんと・・寂しく見えた。

「シコタンソウ」色丹草・・・北海道に咲く花だろうな~

葉陰にひっそりと咲いていた「コオニユリ」

地蔵の頭付近の山道に咲いていた「キンコウカ」

線香花火のように咲く「アサギリ草」

山を下り、姫川源流付近を歩いていたら「ヒョウモンチョウ」が花に止まり

蜜を吸っていた。

安曇野を流れる蓼川と大きな水車、絵になる風景だ!

幻想的な風景だ!湖面に揺れがなく山影が映り込んでいた。

白馬村に通じる国道148号線沿いにある「木崎湖」仁科三湖の一つである。

一寸古い写真だが、丁度今頃は高山植物が鮮やかな姿で咲いていることだろう。

時が移っても、コロナが喧しくとも変わることなく咲いている高山植物・・・

ひと時でも、鬱陶しさを晴らして頂ければ幸いである。

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【チャツボミゴケ】

2020-07-13 11:00:08 | 花と自然

【チャツボミゴケ】

群馬県草津温泉から北へわずか10㎞離れた中之条町六合(くに)地区にある

チャツボミゴケ公園。何年か前に行って”これは凄い!”と感激した。

平成29年2月には国の天然記念物に指定された。

さらにチャツボミゴケ公園を含む草津白根山の火山活動によって形成された

湿地帯、河川、湖沼群「芳ヶ平湿地群」は、その生態系の希少性、重要性から

平成27年5月にラムサール条約にも登録された。

硫黄泉など酸性泉に限り生育する特殊なコケである。

日本では草津、阿蘇山など限られた火山帯だけにある。

かってこの地には鉄鉱石の鉱床があり、昭和41年(1966)まで露天掘りによる

採鉱が行われていた。その露天掘りの窪み「穴地獄」に自生しているのが

チャツボミゴケである。穴地獄では随所から酸性泉が湧出、強酸性の水を好む

チャツボミゴケに絶好の生育環境を与え、日本最大級のコロニーが形成された。

2000平方メートルにわたりチャツボミゴケが深く澄んだ緑を堪える様は

まさに絶景である!

「穴地獄」とは、西へ3㎞ほどに位置する草津白根山の噴火によって生まれた

すり鉢状の巨大な穴に硫酸酸性泉が湧き出し、そこに動物が落ちると抜け出せず

死んでしまったことから付けられた名称だ。そのおどろおどろしい由来とは

裏腹に、ジブリワールドにも匹敵する緑鮮やかな、モフモフじゅうたんは見て

いるだけで癒される。

数年前に行った天然ビロード緑のじゅうたんのある風景・・・

近年高まる苔ブーム。盆栽、苔玉、苔テラリウム、苔庭、苔寺、深い緑に

包まれた物言わぬ静謐な空間、日本人なら誰もがどこかにノスタルジーを感じ、

時にはジブリの世界観に重ねたりもする。

今では入園料まで出さないと入れない名所になってしまったが、東京からも

比較的近いところに、素晴らしい禅の空間がある。

コロナウィルスもとても太刀打ちができない、強烈な硫酸酸性泉・・・

”どうだ!参ったかコロナめ!”  必見の空間である。

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【祭りアルバム】御柱祭・下社里曳き

2020-07-09 10:59:24 | お祭り

【御柱祭・下社里曳き】

4月に行われた「諏訪大社上社」の山出しは、そろいの法被に

腹掛け姿の男たちが”ヨイサ!ヨイサ!”の掛け声を出し、「めどてこ」

にまたがり豪快に御柱を曳行し、急坂を土煙をあげて下っていく木落し

に象徴されるように、勇ましいものであるが、

5月中旬に行われる「下社里曳き」は、御柱祭最後に相応しく、騎馬行列

や花笠踊りに長持行列など、豪壮な上社の山出しとは好対照で、華やかな

雰囲気に包まれ、見物客もゆったり祭りに参加できる。

乗り手の持つ「おんべ」が力強く振られ、ゆっくりと立ち上がり、

神となる御柱。柱から伸びる五色のテープが氏子たちと結ばれ、

大観衆から歓声が沸き起こる。

好天の休日とあって、下社に通じる道路は観光客で埋め尽くされた。

元気な若い女性たちがポーズをとってくれた。

美人揃いだ!後日、彼女たちに写真を送ろうと、色々調べたが

送り先がわからず、彼女たちを喜ばせることが出来なかった。

上社のような「めどてこ」は無いが、響き渡る木遣りの合図で

町内をゆっくり曳行される。若者たちの晴れやかな姿が清々しかった。

戦国時代の高島藩が御柱祭を支えていたとは驚いた。

藩主や家老も一緒になって祭りに参加していたようだ!

粋なお殿様だったんだね~

言われてみれば、ラッパは不似合いだな~

喇叭隊に女性が参加し始めたようだ、抜き差しならないところまで

ラッパは祭に馴染んできている。関係者さんどうします?

次の御柱祭は2022年だ、御柱となる樅の木が仮見立てされるのが

3年前、樹齢100年以上の大木が山から出されて2か月にわたって

繰り広げられる御柱祭、諏訪大社氏子20万人が参加する諏訪地方最大の

祭である。次回も是非出かけたいと思っている。

 

 

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