酒のたみやで購入。
新潟の高千代酒造の酒。
高千代が代表銘柄であるが、実験的ブランドがこのアルファベット表記のTakachiyo(かな?)
59と書いて極(ごく)と読むようだ。極みの意味もあるのだろうが、精米歩合も59%だ。
限定品とあるが、期間限定でもあるし、特約店限定品でもある。
この袋は優れもので紫外線をカットする素材だそうだ。瓶が無色透明なので、このような袋は効果的だろう。
注ぐ。
色は無色に近い。ただ、ややうっすらと醪の粕が浮いている。無調整生原酒だからだろう。
注いだ時点で、遠くにいてもフルーティーな香りが届く。
近付くと、結構有機酸の香りが強い。そこに薄く木桶風の香り。ただそれは醪の風味だと思われる。
飲む。
微発泡、ではあるが強めの炭酸。
香りの通りフルーティー。
ブドウ寄りのグレープフルーツ的な味。
ただ極はじめの一瞬にリンゴをイメージさせる風味があり、すぐにブドウ・グレープフルーツが盛り上がってくるため紛れる。
それらに比較して弱めの苦味もある。
全体的に、結構濃いのではないだろうか。
新潟の酒には思えないくらいの濃い味。
新潟らしいと言えば、後味が結構スッキリしている。ほぼ余韻がなく、スパっと切れるというわけでもないが、後は引かない。
日本酒というより焼酎に近い雰囲気の瓶とラベル。
20240330追記。
やはり、隙を見せればリンゴ感がやって来る感じ。
梨寄りのリンゴだ。
完全なるリンゴでないのでいいのだが。
醇であるのには違いない。
新玉ねぎのスライスと合う。玉ねぎの刺激感が酒とマッチする。
このようなスパイシーなものと合うかもしれない。
20240406追記。
合鴨の燻製と合わせると、こういった濃い味のつまみには醇さが紛れて飲みやすい。