月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

筍と花と。

2020-04-20 | 生活
私の住んでいる周辺は、筍の名産地。
春になると、町の中に突然、テーブルを並べただけのような簡易の「筍販売店」がいくつも現れる。「朝採り」などと書かれた札の横にはたくさんの筍たち。
駅前の飲食店も急に「筍あります」のような貼り紙をしだしたり。
「たくさんもらったんだけど、いる?」といった人々のやりとりも必ずある。

土曜に母から電話。「筍、たくさんあるのよ。いる?」
私は今年初めてだったので、「いる!」と即答。
日曜の午前中に取りに行った。コロナウイルスのことを考えて、実家にもあがらず、外で数分立ち話をしただけ。

母は筍と一緒に、庭の花を持たせてくれた。
「かおりの好きそうな花、切っておいたから」と。

ライラックと、まるで野の花のような素朴な花たち。
母は私がこういう花を好むことを知っている。
ライラックからは甘い香りが漂っていた。





筍はアク抜き済みのものが1キロもあった。
早く料理したほうがいいので、土佐煮、筍ごはん、若竹汁と、筍尽くし。



それでもまだ少し余ったので、今晩はバター醤油焼きにしてみるつもりだ。
それなら日本酒だけじゃなく、赤ワインにも合いそうな気がする。