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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2007年1月撮影 生ける仏の御国~六條院の新春~

2015年07月12日 12時00分00秒 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

歳暮の衣配りより~女君達の装束紹介~ に引き続き、
2007年1月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

六條院春の御殿 東の対 にて
『源氏物語』<初音>より
「生ける仏の御国(みくに)~六條院の新春 梅の花に競う薫香(くんこう)~」
展示されていました。



<博物館レジュメより>
源氏36歳の元旦、昨年8月に完成した六條院において
源氏は初めての新春を迎えた。
春の町で初めての春を迎える紫の上(28歳)の春の御殿は、
冬の名残りもなく一片の雲も無いうららかさの中で、梅の香り
も御簾の中の薫物(たきもの)の香と愛和して極楽浄土を思わす
風の香りとなり、辺りに満ち充ちている。



 春の御殿の御前、とりわきて、梅の香も御簾のうちの匂ひに吹きまがひ、生ける仏の御国とおぼゆ。

(訳:春の御殿のお庭は、特別で、梅の香りも御簾の中の薫物の匂いと吹き混じり合って、この世の極楽浄土と思われる。



紫の上。
小袿姿。

母屋に座す紫の上は昨年の歳暮に源氏より贈られた、
葡萄染(えびぞめ)の紅梅文様の小袿を優美に着こなしている。


 紅梅のいと紋浮きたる葡萄染の御小袿、今様色(いまよういろ)のいとすぐれたるとは、かの御料。


今様色とは
当世風の流行の色で紅花で染めた色、または濃い紅梅色。





源氏。
冠直衣(かんむりのうし)姿。





伏籠(ふせご)に装束をかけて香(こう)を焚き染める女房



調合した練香(ねりこう)を火取(ひとり)で燻らす女房




源氏と紫の上。




 今回の展示では、香木を実際に見て触れて香りを確認できるコーナーがありました。











 新春行事~餅鏡と歯固め~ へ続きます。




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