晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

【情報】 滋賀県大津市 石山寺にて「石山寺と紫式部展 源氏物語と屏風Ⅱ」開催!

2015年08月31日 | 情報
 源氏物語に関する展示のご紹介です。

滋賀県大津市、
石山寺の豊浄殿にて
秋季「石山寺と紫式部」展 源氏物語と屏風Ⅱ が
開催されます。

 【期間】 9月 1日(火)~11月30日(月)

 【時間】 午前10時~午後4時


 ※石山寺 公式サイト
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/ishiyamadera/gyouji/shikibuten/index.html
 ⇒ http://www.ishiyamadera.or.jp/ishiyamadera/gyouji/shikibuten/sikibuten_1509.html


お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。





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【情報】 福井県越前市で「源氏物語アカデミー」開催。10月23日から25日まで!

2015年08月30日 | 情報
 源氏物語に関するイベントのご紹介です。

福井県越前市 武生パレスホテルほか にて
今年も「源氏物語アカデミー」が開催されます。

先日、公式サイトが更新されていました。

今年のテーマは
『源氏物語と遊芸』

 【会期】 平成27年10月23日(金)~24日(日)

 【会場】 武生パレスホテル ほか


講師の先生方も大変豪華です。

 ・朧谷 壽先生(同志社女子大学名誉教授)
 ・中川正美先生(梅花女子大学名誉教授)
 ・伊井春樹先生(大阪大学名誉教授)
 ・福嶋昭治先生(京都橘大学教授)
 ・後藤祥子先生(日本女子大学名誉教授)
 ・高田祐彦先生(青山学院大学教授)


申込期限は、9月30日(水)。


お申込み・お問い合わせは
源氏物語アカデミー委員会へどうぞ。

 ※源氏物語アカデミー公式サイト
 ⇒ http://www.genji-ac.jp/





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【情報】 京都府宇治市 源氏ろまん2015 今秋開催!申し込み受付が開始されているイベントも。

2015年08月27日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

2015年秋(10月~11月)、
宇治茶と源氏物語のまち 京都府宇治市の各地で
「源氏ろまん2015」が開催されます。

すでに
申し込み受付をしているイベントもあります。

源氏物語にご興味がおありの方はぜひチェックを

 ※源氏ろまん2015(宇治市公式サイト内)
 ⇒ http://www.city.uji.kyoto.jp/0000015055.html

 ・源氏物語セミナー(講師:林望さん)「源氏物語の奥深い楽しみ」
  10月17日(土)開催。申込み締め切り、9月30日(水)
 → http://www.city.uji.kyoto.jp/0000015056.html

 ・第25回紫式部文学賞・紫式部市民文化賞贈呈式及び記念イベント
   宇治市源氏物語ミュージアム名誉館長講座(瀬戸内寂聴さん)
   源氏の花模様~女君の恋・百花繚乱~ (假屋崎省吾さん)
  11月15日(日)開催。申込み締め切り、10月9日(金)
 → http://www.city.uji.kyoto.jp/0000015059.html






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【日常】 Togetterを始めました。

2015年08月25日 | 日記
 私のささやかな日常。

ご存知の方も多いと思いますが、
私はTwitter(@kakitutei)で毎日あれこれつぶやいています。

今月に入ってから、時々
Togetterで自分のツイートをまとめるようになりました。

 ※元りぼんっ子がりぼん9月号付録「まんが家デビューセット」でお絵描きしてみた
 ⇒ http://togetter.com/li/857522

 ※赤間神宮 2015年8月18日
 ⇒ http://togetter.com/li/862279

 ※【ラジオ実況】歴史に親しむ「平安貴族は激務の毎日」2015年8月20日アンコール放送【藤原道長】
 ⇒ http://togetter.com/li/862965


2015年8月にまとめたのは上記の3つです。

ご興味がおありの方は覗いてみてくださいね。





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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 実物大展示室 御帳台

2015年08月24日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

風俗博物館の実物大展示室にあった
御帳台(みちょうだい)について見ていきたいと思います。


寝殿の母屋にすえる天蓋付きのベッド。

貴人の座臥のための施設でしたが
のちには権威の象徴となりました。







前面の左右の柱には
水気よけの「犀の角」
または木で作られた角形をかけています。



御帳台の中の様子。



日中は三方に几帳をたてます。



後方の左右の柱には
魔除けの「八稜鏡」がかけられています。



天上を見上げた様子。

御帳台の中に入って座ると
意外とリラックスできました。



※この記事の写真は、2009年8月に風俗博物館で撮影したものです。



 参考にさせていただいた本。


源氏物語 六条院の生活



源氏物語と京都 六條院へ出かけよう






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 実物大展示室 二階棚

2015年08月24日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

風俗博物館の実物大展示室にあった
二階棚(にかいだな)について見ていきたいと思います。


二階棚
上下二層からなる高脚の棚で、
黒漆に蒔絵、螺鈿のものがあるそうです。

火取(ひとり)、ゆする坏(ゆするつき)、
唾壺(だこ)、打乱筥(うちみだりのはこ)などの調度が置かれます。



火取(ひとり)
火取香炉(ひとりこうろ)のこと。
薫物(たきもの)をくゆれすための道具です。



ゆする坏(ゆするつき)
髪を洗ったり梳いたりする時に必要な
米のとぎ汁を入れるための器。



唾壺(だこ)
唾を吐きいれる用具。
中国では実用的な用具でしたが
日本に入ってからは装飾的なものになったのだとか。



打乱筥(うちみだりのはこ)
木製で作られた長方形の浅い筥。
理髪の具(ぐ)や生地などを納めます。


※この記事の写真は、2009年8月に風俗博物館で撮影したものです。



 参考にさせていただいた本。


源氏物語 六条院の生活



源氏物語と京都 六條院へ出かけよう






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 実物大展示室(狩衣姿体験)

2015年08月23日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

紫のゆかり~藤壺の宮の面影を求めて・紫の君の養育とひいなあそび~ に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

実物大展示室では
直衣姿の男君、
唐衣・裳姿<十二単姿>の女房、
衵(あこめ)姿の女童が
展示されていました。





母屋にいる直衣姿の男君。



廂にいる女房。
唐衣・裳姿
・・・いわゆる十二単姿です。


廂にいる女童。
衵(あこめ)姿。



母屋から廂を見た様子。



鏡台にかけられた鏡。


高燈台。


屏風。


襖障子(ふすましょうじ)。


二階棚。
二階棚についてこちらにまとめています。


御帳台(みちょうだい)
御帳台についてこちらにまとめています。




 着装体験。 

風俗博物館、実物大展示室には
洋服の上から自由に羽織ることができる
装束があります。

 ・男性用・・・狩衣姿(狩衣と指貫)
 ・女性用・・・袿姿(単と袿)


狩衣姿になってみました。







以上、2009年8月における風俗博物館の展示の様子でした。







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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 紫のゆかり

2015年08月22日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

四季のかさねの色目に見る平安王朝の美意識 に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対では
『源氏物語』<若紫>より
「紫のゆかり~藤壺の宮の面影を求めて・紫の君の養育とひいなあそび~」
の場面が展示されていました。

舞台は二條院西の対に見立てられています。





<博物館レジュメ>より
源氏18歳(近衛中将)の秋の末、身寄りを亡くした10歳の紫の君を、源氏の自邸である二條院西の対に引き取った。
この二條院は、源氏が母 桐壺の更衣から伝領した邸であり、源氏が臣籍降下してから後、35歳で六條院が完成するまでの間、源氏の本邸になっていた邸宅であった。
この二條院の「東の対」に源氏は住まいしており、普段は接客場所として使われていた「西の対」へ紫の君を招き入れたのである。


紫の君を引き取った源氏は2・3日宮中へ参内もせず、お手本になるような手習(てならい)や絵などを書いて見せ、特別にたくさんの雛(ひいな)あそびの道具などを作り並べ、紫の君がなつくように一緒にすごした。


写真左から
源氏、紫の君、少納言(紫の君の乳母)



源氏=直衣姿。
紫の君=服喪(ふくも)袿姿。


紫の君の乳母である少納言。








雛(ひいな)あそびの調度品も精巧にできています。
紫の君に仕える女童たちの姿もありました。



御膳。



手習(てならい)。
奥には和琴(わごん)が置いてありました。



「偏つぎ」と「双六」



光源氏の乳兄弟・惟光。





 実物大展示室 へ続きます。






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 四季のかさねの色目

2015年08月21日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

月の宴 に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 東側では
「四季のかさねの色目に見る平安王朝の美意識」
が展示されていました。



≪かさね色目・春夏秋冬≫


 春:梅かさね


早春に咲き競う紅梅の様々を表したかさね色目。
着用時期旧暦11月~2月



 春:桜かさね


五衣の「衣」のかさねにはみられず、裏表の「布」のかさねできわめて多く用いられ、好まれたかさね色目である。
表地の白色に裏地の紅がほのかにすけた様が桜を象徴的に表している。
着用時期は旧暦正月~3月。



 夏:菖蒲かさね


端午節句に使用するサトイモ科の菖蒲の「根」と「葉」の色の対比を表したかさね色目。
緑に色づいた葉先より根に近づくに従い白くなり、根元は鮮やかな紅梅色となり、白く長い根に繋がる。
かさね色目で、端午の節の菖蒲を特に称賛した、高い香気が感じられるようなかさね色目である。
着用時期旧暦4月~5月。



 夏:藤かさね


藤の花の色づいた紫の濃き薄きと、新緑の葉の美しさを表現したかさね色目。
古来、藤は松に絡みかかって咲いている姿が賞賛された。
着用時期旧暦4月頃。



 夏:花橘かさね


常緑である橘の木が、春を迎えて色濃く葉が色付き、初夏には白い花が咲き、やがて朽葉(くちば)色をの実を実らすという、橘の木を一年を通して表したかさね色目。
着用時期旧暦4月~5月。



 初秋:撫子かさね


秋の七草の一つである撫子を色彩で表現したかさね色目。
着用時期旧暦5月~8月頃。


 秋:捩り紅葉(もじりもみじ)かさね


紅葉する木々の色を、表裏違う色を組み合わせて表したかさね色目。
着用時期旧暦10・11月頃。



 冬:雪ノ下かさね


降り積もった雪の下にも、春待つ紅梅と新芽を思わせる、生命力溢れるかさね色目。
着用時期旧暦11月中旬より春頃まで。






オリーブ色文字は博物館レジュメより。





 紫のゆかり~藤壺の宮の面影を求めて・紫の君の養育とひいなあそび~ へ続きます。






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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2009年8月撮影 月の宴(えん)

2015年08月20日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

局~女房の日常 装束誂え・裁縫、もう一つの装束・伏籠、暗闇を照らす燈台~ に引き続き、
2009年8月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 北廂では
『源氏物語』<鈴虫>より
「月の宴」の場面が展示されていました。

舞台は、冷泉院(上皇御所)に見立てられています。


人物配置は国宝『源氏物語絵巻』<鈴虫 二>を参考にされた展示でした。

<博物館レジュメより>
源氏50歳の八月十五夜(旧暦)、4年前に28歳で譲位し、今は上皇として心寂しく暮らす冷泉院のもとを訪れた。


冷泉院。32歳。
冠直衣姿。


源氏(准太上天皇)50歳。
冠直衣姿。


夕霧。(29歳)
直衣布袴(ほうこ)姿。


蛍兵部卿宮。






上達部たち。



全体の様子。



~二藍(ふたあい)の直衣について~
二藍とは、紅花の紅(くれない)を染めた上に藍で染めた色で、色を合わせる比率によって染まる色がことなる。
そのため、二藍の直衣といっても、年齢の違いによって染め方に違いがあり、若いほど紅の色を濃くし、年齢が上がるとともに紅を薄くしていった。

夏装束の二藍の直衣の色目は、一言に「二藍の直衣」と言っても、年齢や風格にあったものを着用するのでその色は多用であった。
この展示では年齢順に、源氏(50歳)→蛍兵部卿宮(源氏の異母弟)→冷泉院(源氏と藤壺の子・32歳)→夕霧(源氏と葵上の子・29歳)→上達部の順に二藍の色の移り変わりの妙をご覧下さい。








四季のかさねの色目に見る平安王朝の美意識 へ続きます。





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