晴れのち平安

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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2007年1月撮影 歳暮の衣配り~女君達の装束紹介~

2015年07月12日 00時00分00秒 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

平安の遊び~貝合せ~ に引き続き、
2007年1月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。

東の対 東廂
「歳暮の衣配り~女君達の装束紹介~」
展示されていました。

舞台は、母屋(もや)と見立てられています。



<博物館レジュメより>
源氏35歳の年の暮れ、その年の秋に落成した六條院において、
それぞれの御殿に住まわせている女君達にふさわしい正月用の
装束を紫の上と調えた。
源氏自らが女君たちの年齢や容貌・性格にふさわしく見立てた
きらびやかな衣裳を目の当たりにして、まだ見ぬそれぞれの
女君達の器量を推し量る紫の上の複雑な心中が思いやられる。



 明石の姫君:細長姿



 桜の細長に、つややかなる掻練(かいねり)取り添へては、姫君の御料なり。


細長とは
高貴な女性が平常に着たやや改まった装束で、袿や小袿の上に着用した。
物語に登場する場面は様々だが、女性の若々しさや幼さを象徴する装束であったことが伺える。




 明石御方:小袿姿



 梅の折枝、蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に。


小袿とは
高貴な女性が平常に着た代表的装束。
身丈ほどの袿で、晴れの装束であった。
唐衣裳を省略した場合に着用されることがあり、平常着でも礼装的な意味合いがこめられていた。





 末摘花:袿姿



 末摘花の御料に、柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれ



 花散里:袿姿



 浅縹の海賦の織物、織りざまなまめきたれど、匂ひやかならぬに、いと濃き掻練具して、夏の御方に。

※夏の御方=花散里



 玉鬘:細長姿



 曇りなく赤きに、山吹の花の細長




 空蝉:袿姿



 空蝉の尼君に、青鈍の織物、いと心ばせあるを見つけたまひて、御料にある梔子の御衣、聴し色(ゆるしいろ)なる添へたまひて、






生ける仏の御国~六條院の新春 梅の花に競う薫香~ へ続きます。





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