晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

梅香る太宰府日記3<2/13(水)>

2008年02月18日 | 太宰府
九州国立博物館をあとにして、太宰府天満宮へ参拝に行きます。
東神苑の梅はこれから見ごろを迎えるかなって感じでした。

  


梅は中国から渡来した木です。
中国では年が明けて最初に咲く花ということで、「百花初見」とか「百花元始」と呼ぶそうです。
(「百花初見」と「百花元始」の読み方がわかりません。
 ご存知の方、ご教示くださいませ。




お手水と楼門。




楼門をくぐると真正面に本殿が見えます。
本殿の向かって右側で白い花を咲かせている梅がご神木「飛梅」です。
本殿の下で、祭神・菅原道真は眠っているそうです。




飛梅。
写真撮影をする方々が途切れません。大人気。



  

朱塗りのご本殿と飛梅の白さのコントラストが好きです。
飛梅をアップで撮影してみましたが、私のケイタイではこれが限界。

今年の飛梅写真集ページは、こちら!
(HP用とブログ用に、写真を別々に撮りました。ケイタイのカメラですが。)




今年は本殿の向かって左側にある皇后梅(紅梅)はまだ咲いていないのですね~。





左右の回廊には、お守り授与所があります。




裏側から見た楼門。
画像右側に見えるのは、紅梅の花です。


木の花は 濃きも薄きも、紅梅。

(木の花は、濃いのでも薄いのでも紅梅の花がGOOD!
 by『枕草子』の作者・清少納言)

という一節を思い出します。






北神苑や摂社・末社へのお参りはしていません。
菅公歴史館や宝物殿(いずれも有料)も見どころです。


こののち、帰宅したのでした。
帰宅するにあたって、自宅方面に向かう高速バスが雪のため運休して、JRの特急列車に久しぶりに乗ってまったり過ごしたりしました。。。


おわり。





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梅香る太宰府日記2<2/13(水)>

2008年02月16日 | 太宰府
太宰府天満宮の境内に入りまーす。




太宰府天満宮の延壽王院前にある「神牛」。
延壽王院は太宰府天満宮の宮司・西高辻さんのお邸です。
西高辻さんは道真の子孫です。


境内にある売店の間を通って、先に九州国立博物館へ向かいます。



太宰府天満宮東神苑の紅梅。




九州国立博物館の特別展「足利義満六百年御忌記念『京都五山 禅の文化展』」の看板。(展示は2月24日(日)までです。)

キャッチフレーズは

九博に京都がある。


本当に今回は、九州国立博物館に京都があるのでしょうか!?(笑)



まずは、九博横にあるレストラン・グリーンハウス(ホテルニューオータニ博多直営店)で昼食をとることにしました。
私にしては奮発しました!(笑)
温かいものが食べたたかったんです。

『京都五山 禅の文化展』展示期間中の限定メニューのひとつ




“京風 にしんそば” です。



京都に行って、にしんそばを食べるときでも、安いお店に入るのに。
でも美味しかったですーーー。
にしんそば、好きです。


九州国立博物館に入ると、そこは京都・・・!
じゃなくて、1階エントランスホールにおいて「京都物産展」開催中♪
規模はそれほど大きくないです。
京都物産展は、2月17日(日)までです。明日までですよ!

京都の観光パンフレットなども置いてあります。
昂ぶる気持ちを抑えて、先に3階の特別展示室へ向かいます。




足利義満六百年御忌記念
『 京都五山 禅の文化展 』

見に行って良かったです。
特別展の会場に入ると目に飛び込んでくるのが、『焼失を免れた金閣の鳳凰』です。
あれ。金色じゃない・・・。

昭和25年(1950)の金閣焼失を免れた唯一の遺宝です。

そして、金閣寺(鹿苑寺)の金閣の模型にびっくり。
よく出来ていました。
思っていたより大きかったです。

当サイト内の金閣寺のご紹介ページは、こちら!(2007年1月撮影)


足利義満坐像としばらく見つめあい。
仏像にときめき、水墨画に心洗われたひとときでした。

仏像で印象的だったのは、韋駄天(いだてん)像ですね。
愛嬌があって可愛いかったです。
どこのお寺の韋駄天さんかしらと思って、説明を見たら、山口県下関市にある功山寺(こうざんじ)のものでした。(京都じゃないのね。)



私の「平安時代好きの京都旅行記」には、京都五山のお寺=天龍寺・相国寺・建仁寺・東福寺・万寿寺(←現在は非公開)の写真がありません。
天龍寺・東福寺には度々行ったことがあるのですが、数年前のことで、近年はご無沙汰しています。
またゆっくり訪ねたいです。



お次は、京都物産展へ。
松栄堂さんのお香も好きだけど、私の部屋でお香を焚くには危険すぎるし。(←どれだけちらかっているんだか。)
山椒ちりめんも大好き!
お酒も気になる!でも北九州まで持って帰るには重い・・・。
京のお抹茶プリンも大好き!!

ああ。迷う。
太宰府に来ておいて、なんで京みやげを悩んでいるのでしょう。



結局、聖護院八ツ橋さんの「源氏物語千年紀」デザイン包装の生八ツ橋 聖「ものがたり」と聖「宇治」を購入しました。

聖「ものがたり」は黒糖仕立て・聖「宇治」は抹茶仕立てです。
どちらも味が濃くて美味しかったです。

特に私個人の好みでは聖「宇治」がオススメ!
抹茶好きにはたまらないお味でした。

京都物産展で応対してくださって店員さんは京都から来られた方のようでした。
しばし歓談。
「源氏物語千年紀」限定のデザインなんですって。
聖「ものがたり」は今年1月から販売開始、聖「宇治」は今年2月から販売開始されたものだそうです。

しかも包装紙が心憎い演出なんですよー。
聖護院八ツ橋 「源氏物語千年紀」バージョン はこちら!!



太宰府や京都のパンフレットもたくさんもらって、ホクホクです♪
京都文化博物館の「源氏物語千年紀展」<会期:4月26日(土)~6月8日(日)>のチラシもゲット。
京都に行くぞー!!



次は、九博に隣接する太宰府天満宮へ向かいます。


梅香る太宰府日記3へ続く。




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梅香る太宰府日記1<2/13(水)>

2008年02月15日 | 太宰府
粉雪が舞う中、2月13日(水)に太宰府へ行ってきました。
我が家や福岡の天神周辺、太宰府では雪が積もっていなかったのですが、北九州市の一部では雪で交通が混乱していました。

自宅最寄の高速バスのバス停で傘をさしてバスが来るのを待っていたら、天井に雪をたくさん積んだ高速バスがやってきました。

天神バスセンターに到着する頃には、バスの運転手さんが
「天神線(福岡~北九州間)のバスがただいま、運休になりました。お帰りの際はお気をつけください」
とアナウンス。

天神は雪が降っていないのですか・・・。
北九州では大変なことになっている模様。
一抹の不安を抱えながら、西鉄・福岡(天神)駅へ移動。

(雪景色の太宰府の写真を期待された方、いらっしゃいましたらごめんなさい。



西鉄 福岡(天神)駅の構内に展示されている天神さま人形。



観梅は西鉄電車で太宰府へ
と看板に書かれています。

看板上部にぶらさがっているのは、瓢箪(ひょうたん)です。
太宰府天満宮にある神苑の梅の木の下で酒を飲み交わすと厄をまぬがれるという信仰があります。
詳しくは、太宰府天満宮公式サイトこちらのページをどうぞ。





天神さま 人形。
この時期、毎年、西鉄電車 福岡(天神)駅の構内で見ることができます。


西鉄電車に乗って、太宰府駅へ向かいます。

太宰府では、小雪が降っていました。





太宰府天満宮の参道では、いつも立ち寄る「ほりごめ」さんに行きました。



こちらでは、太宰府限定キティをはじめ、九州・山口各地のキティやカトちゃん・キューピー・ドラえもんグッズが購入できます♪

私は、太宰府限定キティのメモパットと根付を購入。
ふたつとも、「ほりごめ」さん限定で売られている商品です。

 




参道の梅ゲ餅(うめがえもち)屋さん「かさの家」さんの前には、平重衡(たいらのしげひら=清盛の息子のひとり)が太宰府落ちの際に詠んだ歌の碑があります。





すみなれし ふるき都の 恋しさは
  神もむかしに 思ひ知るらん


『平家物語』巻第八 名虎 より

平家のみなさんも太宰府天満宮(当時は安楽寺という名前でした)に参拝しています。
当サイト内、こちらのページでご紹介しています。




梅香る太宰府日記2へ続く。




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