晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

【京都・風俗博物館】 2001年2月 実物大展示室

2014年07月30日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
実物大展示室の様子です。


廂(ひさし)で囲碁をする女房たち。
十二単姿です。

一枚格子は内側に上げられます。
実物大で展示されていることで
廂の広さや几帳のサイズも実感できますね。



囲碁をする女房の十二単姿。


こちらは、唐衣(からぎぬ)の上から裳(も)をつけています。
裳(も)の大腰や小腰の付き方がわかりやすいかも。



囲碁をする女房の十二単姿。


こちらは、裳(も)をつけた上から唐衣(からぎぬ)を着ています。



母屋側から御簾越しに十二単姿の女房たちを見るとこんな感じ。
私が立ったままの状態で撮影したせいもありますが、
若干、見下ろしているような視点になります。



母屋にいらっしゃった直衣姿の男君。


御帳台の写真を撮るのを忘れていました。


以上、2001年2月における風俗博物館の展示の様子でした。



 
 源氏物語 六条院の生活



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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2001年 雅楽の楽器展示

2014年07月29日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。

4分の1サイズの寝殿模型の西廂では、
雅楽の楽器を手にした人形が展示されていました。

※私の撮影技術が未熟でボケボケの写真ばかりです。
どうぞご容赦くださいませ。


左側:高麗笛(こまぶえ)
右側:龍笛(りゅうてき)



左側:篳篥(ひちりき)
右側:笙(しょう)



左側:三の鼓(さんのつづみ)
右側:鞨鼓(かっこ)



左から
鞨鼓(かっこ)、
鉦鼓(しょうこ)
楽太鼓(がくだいこ)



弦楽器は総称して「琴(こと)」と呼ばれます。

左から
琵琶(びわ)の琴
琴(きん)の琴
和琴(わごん)
筝(そう)の琴



 実物大展示室での展示へ続きます。




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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2001年 束帯の着装順序

2014年07月29日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。

4分の1サイズの寝殿模型の北廂には
男性の装束である束帯(そくたい)の着装順序が
ひと目でわかるように展示されていました。

パネルで説明がされていたのですが
あいにくパネルそのものを撮影していませんでした。

※以下の簡単な文章は私が作成したものです。
誤りがあれば、ご指摘いただけますと助かります。

※私の撮影技術が未熟でボケボケの写真ばかりです。
どうぞご容赦くださいませ。



束帯の着装順序がわかるよう、
人形が7体、ずらりと並んでいました。



1、小袖に大口(おおぐち)袴 を着た状態です。
2、単(ひとえ)を着ます。

※単の上に衵(あこめ)を着ることもあったようです。



3、大口袴の上に表袴(うえのはかま)を穿きます。
4、下襲(したがさね)を着ます。



5、袍(ほう)[うえのきぬ][縫腋袍(ほうえきのほう)]を着ます。



6、石帯(せきたい)、平緒(ひらお)をつけて太刀(たち)を佩きます。



7、後ろ姿。

下襲(したがさね)の据(きょ)がとても長いです。




 雅楽の楽器展示へ続きます。



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【情報】 福岡市美術館 創元展<福岡展>にて 源氏物語画家・山口クスエさんの作品を見ることができます♪

2014年07月28日 | 情報
 親交のある源氏物語画家 山口クスエさんに関する情報です。

福岡市中央区にある福岡市美術館にて
第73回 創元展巡回展<福岡展>が行われます。

絵画が約250点展示されるのだとか。


 【会場】 福岡市美術館 特別展示室A・B

 【日程】 7月29日(火)~8月3日(日)

 【料金】 一般 800円/大学生以下無料



この展覧会において、
源氏物語画家 山口クスエさんの作品も展示されるそうです。

展示作品について、
『源氏物語』宇治十帖を描いた大作のうちのひとつ、
総角(あげまき)と早蕨(さわらび)を描かれた絵だと
クスエさんからお聞きしました。

お近くにお住まいの方もそうでない方もどうぞ。
私も期間中に観に行く予定です。

 ※福岡市美術館
 ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/

 ※創元会
 ⇒ http://www.sogenkai.or.jp/
 ⇒ http://www.sogenkai.or.jp/sougenindex2.html



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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2001年 六條院春の遊び 蹴鞠の後の宴

2014年07月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
『源氏物語』<若菜上>より
蹴鞠の後の宴の様子です。


六條院 春の町で
蹴鞠が行われたあと
宴となりました。

紫の上が住む東の対が舞台です。



高坏には
椿餅、梨、柑子のようなもの、干物
が並んでいます。


写真左から
光源氏・夕霧・柏木。若者たち。




御簾の奥では、
女房たちが宴の準備に大忙し。

この写真の奥にちらりと見えるのが紫の上です。
紫の上は樺桜の小袿、紅梅のかさねを着ています。




桜の枝をかざる女房。


 束帯の着装順序へ続きます。



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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2001年 六條院春の遊びー蹴鞠と猫のいたずらー

2014年07月27日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2001年2月に風俗博物館にて撮影。
『源氏物語』<若菜上>より
六條院春の遊びー蹴鞠と猫のいたずらーです。



六條院春の町 寝殿前庭では
賑やかに蹴鞠に興じています。


蹴鞠をする人々。


蹴鞠を眺める
源氏と蛍兵部卿宮。


蹴鞠に疲れて階(きざはし)で休息をとる
夕霧<左側>と柏木<右側>。


その時、柏木は見てしまったのです!!


猫のせいで御簾が跳ね上がって
あらわになった女三の宮の姿を・・・。


御簾ごしに外を眺める女房たち。


 蹴鞠の後の宴に続きます。


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【京都・風俗博物館】 2000年秋 実物大展示室

2014年07月26日 | 京都・風俗博物館
 京都市下京区にある風俗博物館のこと。

2000年夏、
二千円札(二千円紙幣)が発行されました。
ウラ面には、『源氏物語』の作者である
紫式部の肖像<紫式部日記絵巻の一部>が
印刷されたのでした。

風俗博物館さんの実物大展示室にて、
その部分を二枚格子ではなく
一枚格子で表したのがこちらの写真です。



一枚格子を上げる女君。
御簾の向こうには男君の姿が・・・。

(男君の写真を撮り忘れたのが悔やまれます。


角度を変えて。
一枚格子は内側に上げます。



御帳台の横には束帯姿の男君がいらっしゃいました。

(写真がボケボケです。


几帳に隠れるようにおわすのは
細長姿の女君でした。


細長姿を後ろから見た様子も素敵です。


前から見たところ。

“曇りなく赤い袿に山吹の花の細長”という組み合わせなので
『源氏物語』に登場する玉鬘をイメージして制作された細長なのかもしれません。



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【京都・風俗博物館~よみがえる源氏物語の世界~】 2000年「玉鬘の人生」

2014年07月25日 | 京都・風俗博物館
京都市下京区にある風俗博物館のこと。

1998年から
「源氏物語~よみがえる源氏物語の世界~」
展示されている風俗博物館

私は1998年から
風俗博物館へ行くようになり、
2000年以降はデジカメで
展示の様子を撮影しています。

これから 京都・風俗博物館 というカテゴリーで
時々、過去の展示の様子をご紹介していきたいと思います。

今回は2000年に行われた「玉鬘の人生」での様子です。


 玉鬘の裳着(もぎ)





玉鬘の背後に立っている男性が
玉鬘の実父・内大臣です。


 祖母・大宮の喪に服す玉鬘



光源氏の息子・夕霧と御簾越しに対面。
夕霧も大宮の孫なので喪服姿です。




藤袴を手にした夕霧。



 実物大展示室へ続きます。



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【情報】 『源氏物語』に登場する末摘花はハーフだったのかも!?

2014年07月24日 | 情報
 源氏物語に関連する情報です。

マイナビウーマンで
こんな記事をみつけました。

 ※マイナビウーマン 2014.07.23
 実はハーフ美人だった!? 『源氏物語』屈指のブサイク女子の素顔にせまる
 ⇒ http://woman.mynavi.jp/article/140723-24/


『源氏物語』に登場する末摘花は、
物語中、当時の美的感覚からは
逸脱した容貌の女性だったと描かれています。

・居丈が高く、胴長。
・鼻が象のように高く長々と伸びていて、先端がちょっと垂れて赤く色づいている。
・肌は白く、青ざめている。

といった特徴が挙げられています。


末摘花のモデルと噂されている人物は男性ですが、
平安時代前期の官人・源邦正(みなもとのくにまさ)だとか。

祖父は醍醐天皇。
父は重明親王という人物です。

源邦正は、顔が青白かったことから
人々が「青経の君」と称して笑ったともいいます。

そんな彼ですが、
この源邦正の母親は、
 通称「(イラン系の外国人である)ソグド人」
 だったという説もある
”そうです。


ちなみに末摘花にも、鼻がやたらと高すぎるという設定があるわけですが、
 本当に源邦正がイラン系の母を持つ男であったのなら、顔色はともかく、
 平安時代の理想とされた「クッキリハッキリした容貌」の持ち主だったんじゃないの
 と思いませんか?
 同時に末摘花もブスどころか、ホントはハーフ系の美人だったのでは、とも……。




もしも、末摘花がハーフで
現代基準での美人系の容貌だったとしたら
おもしろいですよね。

興味深いです!!



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【情報】 京都 時雨殿にて「百人一首入門講座」(第29回 紫式部・大弐三位) 9月21日(日)開催

2014年07月23日 | 情報
 百人一首と紫式部に関する情報です。

京都市右京区 嵐山にある
小倉百人一首の殿堂 時雨殿 では
「百人一首をこれから学びたい」
「100首の歌と100人の歌人をゆっくりじっくり学びたい」という方
向けの
『百人一首入門講座』が毎月行われています。

講師は、
『百人一首』の専門家で
時雨殿の館長でいらっしゃる
吉海直人先生(同志社女子大学教授)です。

講座の第29回では、
紫式部大弐三位の歌について
紹介される予定なのだとか。

紫式部大弐三位は母と娘の関係です。

 ※時雨殿
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/
 ⇒ http://www.shigureden.or.jp/info/001850.html


 57 めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに 雲がくれにし 夜半の月かな(紫式部)

 58 ありま山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする(大弐三位


講座の開催日時は、
2014年9月21日(日) 14:00~15:00




『源氏物語』に関する著書もある
吉海直人先生がどのようにお話になるのか
興味津々です。


 
 こんなに面白かった「百人一首」 (PHP文庫)



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