京都市下京区にある風俗博物館のこと。
女房のお勤め 御格子参る に引き続き、
2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
ウインドウでは
牛車のひとつ、唐車(からぐるま)が展示されていました。
<博物館での解説より>
“~唐車とは~
牛車の一種で最高級のものである。
主に上皇・皇后・東宮・親王が用いた。
屋根の前後を唐破風(からはふ)とし、左右の軒先を反らせて張り出し、屋根などを檳榔(びろう)で葺くことを特色とした。
この檳榔はヤシは科の植物で南国(九州・沖縄など)でしか手に入らないため貴重品とされ、これを使った牛車は権力の象徴とされた。
唐車の御簾は蘇芳染めなのが特徴で、蘇芳色の糸で編まれ、縁は錦とされた。
また、下簾(したすだれ)も蘇芳染めで浮線綾(ふせんりょう)とされ、唐草や唐鳥の刺繍が施されている。”
六條院移徙において展示されていた牛車。
糸毛車
網代車
八葉車
実物大展示室 へ続きます。
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2008年10月に撮影した風俗博物館の展示の様子です。
ウインドウでは
牛車のひとつ、唐車(からぐるま)が展示されていました。
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“~唐車とは~
牛車の一種で最高級のものである。
主に上皇・皇后・東宮・親王が用いた。
屋根の前後を唐破風(からはふ)とし、左右の軒先を反らせて張り出し、屋根などを檳榔(びろう)で葺くことを特色とした。
この檳榔はヤシは科の植物で南国(九州・沖縄など)でしか手に入らないため貴重品とされ、これを使った牛車は権力の象徴とされた。
唐車の御簾は蘇芳染めなのが特徴で、蘇芳色の糸で編まれ、縁は錦とされた。
また、下簾(したすだれ)も蘇芳染めで浮線綾(ふせんりょう)とされ、唐草や唐鳥の刺繍が施されている。”
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