午後からは、お客様が見える予定。
「何処かに調子の良いポイントがないかな」
そう思って、午前中は何カ所かのポイントを見て回った。
Xさんは一つテンヤなので、余り深いポイントは釣りづらい。
60メートルよりも、浅いポイントを見て回る。
最初のポイントは、ベイトの反応に中にジグを落とすと、エソが連発。
鯛ラバに切り替えても、エソが来た。
40メートルアタリで探ると、鯖が来て又してもエソが来た。
何処を探っても、エソが来る。
外道の釣果はアップしているのに、本命が来ない。
真鯛に青物の顔が、見たい。
「ちょっと、深いところも見てみるか」
水深90メートルアタリを見るつもりで移動していると、もの凄いベイトの群れが出てきた。
海底から10メートルくらい浮き上がり、その幅は30メートルくらい有るベイトの群れだ。
「この正体は何だろう」
枝針を付けて、ジグを落としてみる。
一投目からアタリが来た。
その正体は、草フグ。
大きい物は40センチ以上はある。
このフグの口には、誰かの針が残っていた。
ジグを落とし続けると、フグとエソが交代で掛かり始めた。
「チョット休憩」
釣りの手を休めていると、目の前をイルカの群が通っていく。
「又イルカか…」
そのまま船を流していくと、徐々に船の向きが変わり始めた。
沖からの潮が入り始め、上り潮が速くなってきたようだ。
沖からの潮と、潟からの潮がぶつかって潮目が出来ている。
これが良い方向に影響すれば、良い釣果にならないだろうか。
Xさんを迎えに、一旦港に帰る。
午後から沖に出ると、風が南風に変わっていた。
「風が南に変わってますね」
水深40メートルのポイントから、一つテンヤをスタート。
船は、風に押されて北に流れるが、下潮は南に下っているようだ。
「アタリがある。食い込め」
Xさんがアタリを捕らえているようだが、食い込まない。
巻き上げてみると、餌だけとられている。
「30メートルくらいの浅場を攻めてみましょうか」
Xさんの提案で、浅場のポイントへ移動する。
テンヤも5号くらいの軽い物に変更。
すると早速反応が出た。
Xさんの鋭い合わせが入った。
竿が、大きく曲がった瞬間、リーダーが飛んだ。
合わせと獲物が向こうに走った時が、同時だったのだろうか。
直ぐに仕掛けを作り直し、ポイントに投入。
直ぐにアタリが来た。
小気味よく竿が曲がっている。
上がってきたのは、良型のチダイ。
「鯛ですね」
と、嬉しい気持ちが出てきた。
しかし、沖からの潮が潟近くまで入って、潮の流れが速くなってきた。
おまけに北西の風も、夕方近くになって強くなり始めた。
「今日は帰りましょう」
「久し振りのテンヤで楽しかったです」
「次には浅場から入りましょうね」
次の釣行時の事を考えながら、帰港した。
「何処かに調子の良いポイントがないかな」
そう思って、午前中は何カ所かのポイントを見て回った。
Xさんは一つテンヤなので、余り深いポイントは釣りづらい。
60メートルよりも、浅いポイントを見て回る。
最初のポイントは、ベイトの反応に中にジグを落とすと、エソが連発。
鯛ラバに切り替えても、エソが来た。
40メートルアタリで探ると、鯖が来て又してもエソが来た。
何処を探っても、エソが来る。
外道の釣果はアップしているのに、本命が来ない。
真鯛に青物の顔が、見たい。
「ちょっと、深いところも見てみるか」
水深90メートルアタリを見るつもりで移動していると、もの凄いベイトの群れが出てきた。
海底から10メートルくらい浮き上がり、その幅は30メートルくらい有るベイトの群れだ。
「この正体は何だろう」
枝針を付けて、ジグを落としてみる。
一投目からアタリが来た。
その正体は、草フグ。
大きい物は40センチ以上はある。
このフグの口には、誰かの針が残っていた。
ジグを落とし続けると、フグとエソが交代で掛かり始めた。
「チョット休憩」
釣りの手を休めていると、目の前をイルカの群が通っていく。
「又イルカか…」
そのまま船を流していくと、徐々に船の向きが変わり始めた。
沖からの潮が入り始め、上り潮が速くなってきたようだ。
沖からの潮と、潟からの潮がぶつかって潮目が出来ている。
これが良い方向に影響すれば、良い釣果にならないだろうか。
Xさんを迎えに、一旦港に帰る。
午後から沖に出ると、風が南風に変わっていた。
「風が南に変わってますね」
水深40メートルのポイントから、一つテンヤをスタート。
船は、風に押されて北に流れるが、下潮は南に下っているようだ。
「アタリがある。食い込め」
Xさんがアタリを捕らえているようだが、食い込まない。
巻き上げてみると、餌だけとられている。
「30メートルくらいの浅場を攻めてみましょうか」
Xさんの提案で、浅場のポイントへ移動する。
テンヤも5号くらいの軽い物に変更。
すると早速反応が出た。
Xさんの鋭い合わせが入った。
竿が、大きく曲がった瞬間、リーダーが飛んだ。
合わせと獲物が向こうに走った時が、同時だったのだろうか。
直ぐに仕掛けを作り直し、ポイントに投入。
直ぐにアタリが来た。
小気味よく竿が曲がっている。
上がってきたのは、良型のチダイ。
「鯛ですね」
と、嬉しい気持ちが出てきた。
しかし、沖からの潮が潟近くまで入って、潮の流れが速くなってきた。
おまけに北西の風も、夕方近くになって強くなり始めた。
「今日は帰りましょう」
「久し振りのテンヤで楽しかったです」
「次には浅場から入りましょうね」
次の釣行時の事を考えながら、帰港した。