江戸川乱歩『大金塊』

江戸川乱歩著『大金塊』

図書館で借りてたのをもう返さなくちゃいけなくなり、次男が「おもしろいよ！」と
お薦めしてくれていたので、急いで読みました（笑）。

宝物が見つかってめでたしめでたし、なんて単純な展開じゃなく、こりゃ、小五男子は
わくわくするやろ！ってなりました。それにしても小林少年すごいな。目に見えないところで
明智探偵はいろいろ活躍しているんだけど、小林少年目線で大冒険するから、なんか
小林少年が主人公かと思うよ。っていうか、そうなんか？　少年探偵シリーズだから、そうなのか。

子どもの頃、江戸川乱歩も読んでたらよかったな。そうしたら、アルセーヌ・ルパンとか
シャーロック・ホームズとかと同じくらい毎日わくわくしながら読めただろうな。

いや、この本、大人の私でも楽しめた。子どもの頃のわくわくを思い出しました。

ルネッタコミックス『エリート御曹司の契約婚約者』第3話配信開始！

本日、ルネッタコミックス『エリート御曹司の契約婚約者』第3話配信開始です！


ふふふ、ついに二人の中が急接近しましたよ！　でも、いいところでっ！！！
第4話の配信が待ち遠しいです♡

学級閉鎖

長男が急遽学級閉鎖に。昨日連絡があって、今、隣の部屋でオンライン授業を受けています。
濃厚接触者の連絡とかないので、長男は別に検査とか受けんでえ～んやろか。
毎朝の検温でもいつもと変わらない平熱だし、風邪の症状もなんもないし、
ふつ～にしてたらえ～のんかな。

当たり前やけど、学級閉鎖ってほんま急やもんな。でも、インフルのときは「ぼちぼち
増えてきたな～。○人以上で学級閉鎖やもんな～。そろそろ来るかな～」みたいな
心構え（？）ができたけど、コロナはほんま突然。さらに、厄介なんがいつまでっていうのが
はっきりしないこと。保健所と連絡を取ってどうのこうの～みたいな。学校側も手探りなんやろな。

私みたいに普段から在宅で仕事をしてたら、まあ、なんとかなるけど、
外で働いてるお母さんは大変やろな。いや、お父さんだって大変なんやろうけど、
でも、たいがいこういうときに休まなあかんくなるのはお母さんやない？

うちのだんなも、子どもの行事でも「しゃーないやん、仕事やし」って休もうとすらしない。

『ミステリと言う勿れ』のととのうくんのセリフ聞かせてやりたいわ。
子どもの行事に参加するのは義務じゃなくて権利やねんで！って。

まあ、無理だろな。

おっと、脱線。

今年はましになるかと思ったのに、去年以上に厄介だ。もうほんま。メンタル病みそう。

ミステリと言う勿れ

観てます。おもしろいなぁ。コミックも買っちゃった。
コミックでは印象派展を見に広島に行ってたけど、テレビでは大阪になってたな。
大阪のどこだろう～。いやん、どこでロケやってたんだろう。
気になる～。楽しみ～。

私の中では今までに見たことがないキャラです。ととのうくん。
がろくんといい友達になれただろうに、がろくんたちは一線を越えてしまったのが
残念。交わりそうで交わらない。そんな友情になるんだろうか。

江戸川乱歩『宇宙怪人』

江戸川乱歩著『宇宙怪人』

これも、次男に「おもしろいよ！」とお薦めされて読んだ本です。

怪人が明智探偵に正体を暴かれたとき、「世界各国の政府や軍隊は、いくど戦争をやっても
こりないで、何百万という罪のない人間を殺してもすこしもこりないで、まだ戦争をやろうとしているじゃないか」
（江戸川乱歩『宇宙怪人』ポプラ社、P187後ろから4行目と3行目）、だから、地球じゃなくて
宇宙に目を向けさせるためにこの事件を起こした、と語っていて、それまでの
キッズの心わくわくな展開から、急に重くなった。
でも、この作品が書かれた第2次世界大戦後の情勢を考えれば、すごく心に響くセリフだ。

怪人、なんかすんごい世界的に迷惑なことをしてるけど、深いやん。