人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

お忘れ物センターの対応

2019-09-26 09:28:35 | 日記
子どもがどこかで落とし物をしました。電車内の可能性があるので、以前鉄道会社2社の
お忘れ物センターに問い合わせたのですが、そのときには届いておらず、A社の担当者さんに
「後日届く場合もありますので、お時間を空けてお問い合わせしてみてください」と
言われており、今日、二度目の問い合わせをしました。

A社
私「子どもが落とし物をしたかもしれないので、調べていただきたいのですが」
担当者「かしこまりました。いつご利用になられましたか?」
私「9月16日から20日です」
担当者「あ、21日にお問い合わせいただいたお客さまですね?」
私(え、記録があるんかいな!)「はい、そうです」

担当者、もう一度落とし物の特徴を口頭で確認して、「その後、お届けがなかったか確認してみますね」

で、結局なかったのですが、「今後届くかもしれませんので、またお時間を空けて
お問い合わせいただければと思います。お役に立てず申し訳ございません」

と、とても丁寧。

んで、次にかけたB社
私「子どもが落とし物をしたかもしれないので、調べていただきたいのですが」
担当者「はい、いつですか?」
私「9月15日だと思います」
担当者「えっ、ちょっと時間を空けちゃったんですね。すぐ問い合わせてもらったら、
手元にあったのにってことになる場合もあるんですけど」
私「いえ、以前にお問い合わせして、そのときは届いてなくて、『遅れて届くかもしれないので
また問い合わせていいですか』ってお尋ね――」
担当者「では、なにを落としたか教えてください」
私、落とし物の特徴を伝える。
担当者「では、調べてみますね。お待ちください」

んで、残念ながらB社にもなく。

担当者「届いてないですね。申し訳ありません。ありがとうございました」


ほほ~う。同じお忘れ物センターでもずいぶん違いますな。


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柚月裕子『凶犬の眼』

2019-09-19 12:27:01 | 読書記録(紙書籍のみ)
柚月裕子著『凶犬の眼』

『朽ちないサクラ』を読んだとき、『慈雨』とテイストが違う、みたいに書きましたが、
思ったんですけど、柚月さんっていろんなテイストのお話を書く作家さんなんですね~。
すみません、今頃知りました。

この作品は『孤狼の血』の続編のようですが、順番を間違えて先に読んでしまいました。

なんていうのかな、ハードボイルドっぽい気がします。
米国の有名私立探偵小説を彷彿とさせるような。

ストーリーは登場人物が多くて結構こんがらがってしまったのですが、
一本ぶっとい筋が通った日岡秀一巡査(最後は巡査部長)のお話です。

最後、日岡が盃を交わした国光が殺されますが、どうなるんだろう。
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『冷徹副社長に契約結婚を持ちかけたなら』

2019-09-13 12:23:22 | 日記
ベリーズカフェさんで公開中の『冷徹副社長に契約結婚を持ちかけたなら』が、
総合ランキングで1位になりました~!

初めてです。すごく嬉しいです!

読んでくださった皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございます!

またがんばって作品書きます~!
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ベリカさんで掲載中の作品、完結しました

2019-09-09 09:10:36 | 日記
あ、そうそう、ブログでお知らせをするのを忘れていましたが、
ベリーズカフェさんで公開していました『冷徹副社長に契約結婚を持ちかけたなら
完結いたしました~。

やむにやまれぬ事情により、ヒロイン・栞奈が、ず~~~っと憧れていた男性に
契約結婚を持ちかける、というお話です。

ベリーズカフェさんの恋愛小説大賞のテーマである「極上旦那様」を軸に
書きましたので、旦那様になってからのストーリーが普段の作品よりも
多めです。その分、甘い展開が多いかも? でも、その中でも夫婦の
絆を深めていくようなエピソードを入れた(つもり)です。

ぜひぜひお読みいただけると嬉しいです~。
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柚月裕子『朽ちないサクラ』

2019-09-09 08:27:25 | 読書記録(紙書籍のみ)
柚月裕子著『朽ちないサクラ』

数日前に読んだ『慈雨』がすばらしかったので、同じ柚月さんの本を読んでみました。

感想は、一言で言うと「あれ?」でした(^_^;)
『慈雨』の深みと重みのあるストーリーに惹かれたので、同じようなテイスト(?)の
話を期待してたのですが、あれあれあれ、ぜんぜん違いました。

主人公は29歳の女性警察事務職員・泉。警察官ではなく、
架空の米崎県というところの県警で事務職をしています。

んで、警察学校時代の同期(3歳年下)くんが出てきて、ほんのりした展開になるのかな~と
思いきや、月に1度会って食事をするだけという関係を4年も続けていて(4年も!!!!!!)、
一緒に真相を追いかけるのに、特に進展なし。

物語としては、警察がストーカー被害者の被害届の受理をのらりくらりとかわしている間に
慰安旅行に出かけ、その後受理したけど、受理2日後に被害女性が殺害されてしまい、
慰安旅行の件を地元の新聞社にスクープされる、という始まり。

スクープした新聞社に、主人公・泉の高校時代の親友が勤めていて、しかも彼女が
サツ回りだったことから、泉は親友がスクープしたのだと思う。

実は、同期男子が泉に慰安旅行のお土産をくれたんだけど、それがすごくおいしくて
泉はつい親友に、今度お取り寄せしてあげようかとポロッと言ってしまった。親友はその言葉から、
管轄署の警察官たちが慰安旅行に行っていたことに気づき、特ダネだと思うんだけど、泉に
秘密にするよう頼まれて、スクープしないと約束。
けれど、なぜか新聞にスクープ記事として発表されて、警察への信頼はがた落ち、
泉は苦情電話に対応する毎日。

親友は泉に裏切ったと責められ、自分の潔白を証明するために、スクープのネタ元を探すと
泉に宣言。

そんななかで親友が殺されるのですが。

なんだろう。まあ、終わり方も釈然としないし、なにより同期男子が……(^_^;)
びっくりするくらいいい人。いい人過ぎて、彼が最後、
公安に心酔しているような発言をするので、実はこやつが黒幕の手先だったのか!?と深読みしすぎたよ。

結局、ただのいい人で、ふたりの仲もぜんぜん進展しません。ちょっとくらいはしてほしかったけど、
展開的には無理そうですね。

主人公が若い女性って時点で、恋愛を期待しちゃうからダメなんだな~。
『慈雨』みたいに警察官を退職したおじさんが主人公ってわかってたら、
別に恋愛を期待しないで読めるんだけど。
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