人生にロマンスとミステリを

小説を読むのも書くのも大好きな実務翻訳者です。ミステリと恋愛小説が特に好き。仕事のこと、日々のことを綴ります。

決めてたのに

2022-04-28 21:51:34 | 日記
今年はゴールデンウィーク休むって決めてたのに、
明日着で訳書のゲラが送られてくるんですけど。
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講義受けてきました

2022-04-24 18:35:59 | 日記
蔦谷書店で開催された「越前敏弥の翻訳講義」受けてきました。
久々に大阪駅に行ったのですが、かなり変わっていましたね~。っていうか案内板の
矢印がないとたどり着けなかったぞ(笑)。

出発前に、自分の訳文(だいぶ前に提出した)を読み直したら、「うえぇぇ、イマイチ」って
感じで、講義で先生の訳例を見たら、「あ、やっぱ私の訳はイマイチ」というのが感想(笑)。
訳文出すときは、うん、これで大丈夫!と思って出したんだけどな。まあ、翻訳学校時代も
毎回そうだった。今回こそは完璧!と思っても、いっぱいチェックされて返ってきてたなぁ。

すごい本を訳されている先生ですが、とてもわかりやすく優しい講義でした。
翻訳学校時代になぜそういう訳になるのか講師に質問したら、「うーん、感覚ですね」と答えられ、
なんやそりゃ!(いや、わかるけど!)と思った記憶があったので、講義後の質問タイムでの
私の質問に「感覚です」って答えられたらどうしよう、と思っていたら、きちんと
答えてくださりました。

やっぱり文芸翻訳は難しいな。ずっと文芸翻訳をやりたいと思って、翻訳学校で実務翻訳と
文芸翻訳を習ったけど、講師に「私にはコネはないので、仕事は自分で探してください」って
言われて、翻訳会社のトライアル受けて、文芸翻訳のコンテスト受けて……それで仕事に
つながったのが実務翻訳で。今では実務翻訳と小説が仕事になっている。ここで文芸翻訳を
目指そうと思うと、生半可な覚悟ではダメだよな~。でも、家計の事情や子どもの成長を考えたら、
今はやっぱり冒険はできない。堅実に日々の糧を得なければ。

というわけで、文芸翻訳はいったん保留で。いや、いつかやりたいですよ。
でも、今じゃない。そういう踏ん切りがついた講義でした(自分で勝手に踏ん切りをつけただけだけど(笑))。
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平居紀一『甘美なる誘拐』

2022-04-23 10:00:09 | 読書記録(紙書籍のみ)
平居紀一著『甘美なる誘拐』

おもしろかった!!!!!
いや~、読んだことを忘れないための読書記録で、内容をいつもささっとまとめてるけど、
これはささっとまとめるなんてできへん!
すごいなぁ。やられたわ。どんでん返しやな~。

っていうか、一番のどんでん返しは悠人やな(笑)。
悪気がなくてちょっと抜けた感じの、しょ~がないなぁ(苦笑)てなっちゃうタイプ
やのに。実はすごすごるやろ。

いろんな人の目線で物語は語られるけど、主に悠人のコンビの真二目線で語られるから
余計おもしろいな~。悠人目線やと興ざめやもんな。うんうん。

兄貴分の荒木田にこき使われているばかりの冴えない日常を送る二人(真二と悠人)が、
ある日他殺体を見つけてしまう。
その人に借金がある自分たちが疑われるかも、と借用書をいくつか抜いて逃げようとしたら、
表から人が来て、仕方なく裏から逃げようとしたら、犯人の落とし物と思しき物を拾う。
それはもちろん殺人事件の鍵である。

その一方で、地上げ屋から嫌がらせを受けて廃業寸前に追い込まれていた父娘。

真二と悠人は荒木田の命令で、脱法行為で儲けまくっている宗教団体から教祖の孫娘を
誘拐することに。身代金の受け渡しも、1つ目のダミーには気づけたけど、まさかそうか!って
感じだったな。脳筋の愚鈍そうな(?)牛村が意外や意外。大切なすり替え工作を遂行。

殺伐としそうな内容だけど、主人公二人のコミカルともいえる掛け合い、なにより悠人のキャラが
物語の雰囲気をぐっとおもしろくしてる。

ほんとすごい。ほんとおもしろかった。こういう感じの本、大好きだな。

何度読んでもおもしろそう。再読して違和感を拾い集めると、もっとおもしろいだろうな。
何カ所かで違和感を持ったけど、たぶん拾い残したのもありそう。
読み終わった後、表紙に描かれている人物を眺めて想像力を膨らませるのが楽しい。荒木田が予想外にイケメン(笑)。
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さっそく課題に

2022-04-09 14:06:24 | 日記
越前敏弥さんの翻訳講義の課題がさっそくメールで送られてきました!
読み読み。ほうほう。

twitterにあった通り15行ほどなので、物語の要でもネタバレするところでもなさそう(笑)。

むか~し翻訳学校の入学試験を受けたとき、「訳文全体ではなく、
合否に関わる重要な箇所をどう訳したかで判断した」みたいなことを後で聞きました。
この課題もきっとなにかキモとなるような箇所があるんかな~。
『9割は誤読』を全部読んでから取りかかった方がいいんかな~。
とか裏を読もうとする(笑)。

まあ、楽しんで訳します。
翻訳の仕事(今日の分)はもちろん午前中に終わらせましたよ!
子どもにお昼食べさせて、抹茶とホワイトチョコレートのパウンドケーキを焼いて(急に食べたくなった)
最低限のことはしましたよ!
課題を軽く読んだら、小説のプロットを書きます。
やることいっぱい。でも、なんか充実してる。

と思ったら、子どもにキャッチボールに誘われた(笑)。しゃーない。
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まあ、ちょっとだけ、ね(笑)

2022-04-08 14:17:35 | 日記
あの! 越前敏弥さんが梅田の蔦谷書店さんで翻訳講義をしてくださるというイベントを発見!
なんと添削付き!!

どうする、どうする? そわそわそわそわ……。子どもの予定はなにかあったかな? 塾のテストか!
ってことは家族では出かけないな。家族サービスは免除してもらえそう。
仕事の納期は……あるけど、課題文は15行ほどらしいから、たぶん、
なんとかなる……よし! 申し込みだ! ってなわけで、ポチッとしました。

先日の翻訳者のおしゃべり会で、ちょっと触発されちゃったな。
文芸翻訳はほぼ諦めかけてたんだけど、まあ、どんな感じかプロのお仕事を見てみたいし、
翻訳学校を辞めてずいぶん経つので、プロの添削を受けてみたいし……と言い訳。

いやん、ドキドキしてきた。楽しみ!

文芸翻訳を諦めるようとどめを刺されるかもしれないけど(笑)。
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