柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

久しぶりのコンサート

2009年12月12日 | 音楽など
久々の「コンサート」と題しましたが、実はコンサートには結構出かけていたのですが、BLOGに書き込むことがなかったのです。

 先月は忘年会の「月」でした。今月は心せわしいながらも「コンサートの月」のようです。4回ほど予定しています。

 水曜日(9日)は、コンサート前にちょっと寄り道をしました。
「NEXT21」の一階アトリウムにおいて「新潟市花のコンテスト入賞作品の展示会」が開かれていました。

 すでに夕闇となり、私の「ひつじ草一番花」も展示されていましたが、うまく撮れませんでした。
やはり、師走です。街にはきらびやかなイルミレーションですが、見てくれている人はちらほらでした。

     

 わたしたちは、それから「りゅうとぴあ」へと移りました。
今宵は「中村紘子 デビュー50周年記念ピアノリサイタル」でした。
  
 中村紘子」さんの演奏には、いつも圧倒されていました。
ベートーベンのピアノソナタ第8番はじめ定番の演目でした。
私たちの座席は3階左側です。
ショパンの練習曲「黒鍵」はまさに黒鍵だけの演奏だとわかりました。
同じくショパンの「革命」とポローネーズ「英雄」には、身震いするような
高揚感を覚えてしまいました。



 さて、昨晩のことでした。
新発田市民文化会館では、「サイ・イエングアン X'mas チャリティ コンサート」でした。
「サイ」さんは、先日亡くなられた平山郁夫画伯の招聘で、日本に来てはや20年とか。
その「コロラトゥーラソプラノ」の美声で今や世界の「サイ・イエングアン」となっています。
第一部 世界の名曲と題して、
「慕情」「Time to Say Goodbye」に始まり、そして石川啄木の「初恋」、これにはしびれました。
そして更に多くの懐かしい曲があり、一部の最後はコロラトゥラソプラノたっぷりの「愛する小鳥よ」で締めくくりました。

第二部は オペラのアリア集からでした。
彼女を「世界のサイ・イエングアン」にしたのはなんと言っても歌劇「魔笛」よりの「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」でしょう。
これを第二部の最後に歌ってくれました。

 さらにアンコールには心和む何曲かを歌ってくれ、聴衆はなんとも言えない至福のときをもてました。
暖かい余韻を残しながら、コンサートは終了しました。

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