柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

桜ファイナル

2019年04月29日 | 日々これ好日
 昨日、今日と良いお天気。
10連休などと必ずしも関係ない身ではありますが、何かしなければ、という気分になります。
昨日は、「雑草の除草作業」、夕方になり「新津川遊歩道」へ。

 「八重桜の花」も満開を過ぎていました。今年の桜もファイナルだな、などと首からのコンデジのシャッターを盛んに切っていました。






 カメラはコンデジですが「プログラムオート」にして、シチュエーションに応じて「露出補正」だけは小まめに調整していました。
八重桜の並木が終わると「ミツハツツジ」。うんと輝かせてみました。






 やがて「やまぶき」の花、これも、どうだ!なんて。そろそろ「膝と腰」が痛くなってきていました。




 桜の花というのは、なんというか「坂口安吾」ではないけど、人を狂わせる妖気のようなものがあるのでしょうか。
気がつけば遠くに来たもんです。それから引き返したものの休憩の連続でようやく帰宅できました。
きょうは、もうひざ痛、腰痛で歩く元気もありません。桜も終わり!ほっとしています。

越中タイムスリップ編

2019年04月26日 | 旅行など
この日(20日・土)、すでに「富山県入善町」などあちこち走り回って、お昼近くになっていました。
しかし、「私の60年余り昔にタイムスリップしたい」ということに、「いわきのハム仲間」は快く応じてくれました。

 ランクルは富山県は下新川郡朝日町に入り河川「小川」沿いに上流へと走りました。やがて「小川ダム」が見えてきました。


 突然ドライバーXXHさんが目ざとく「羽入停留所」なる標識を発見。私は、一気に大昔にタイムスリップ。
そう、私は確かに60数年前、バスの中から「羽入バス停」の標識を見つけて驚愕してしまっていました。
我が先祖は、此処から「門徒衆開拓団」として越後にやってきたのかもしれない、そんな風に思ったものでした。

 高校の先輩と私はキスリングを背負って、ピッケルをもって、「朝日岳、雪倉岳、白馬岳」縦走を試みる予定でした。




「小川ダム」を通り過ぎ「朝日小川トンネル」やスノーシェッドを過ぎると終点でした。
何とそこには「小川温泉元湯・ホテルおがわ」がありました。60数年前は左手の「湯治場」のみでした。
私は、当時降りやまない雨に見舞われ所在なく、この湯治場に滞在して、金銭的にも心細くなったことが思い出されました。




やがて引き返すべき時間でした。
ランクルは下流へと走り出しました。「小川ダム」や下流の橋の上からアルプスの山並みを眺めました。
地元の方に尋ねると、一番高いのが「朝日岳」、その右手奥の方が「白馬岳」とか。2枚目の主峰が白馬岳なのかな。



 「小川温泉」から結果的には、どのように登ったのかは、忘却の彼方です。
ただ、かすかながら記憶にあることは、私は「雪倉岳」で残雪の谷間へグリセードをして転倒、ピッケルのブレードで胸を突いてしまいました。
たいへんな出血となり、先輩に荷物を背負っていただき、白馬岳麓の「蓮華温泉」の湯につかり消毒をしました。
そのときの先輩も、今は故人となっています。いまでも大変なご迷惑を、おかけしたことが忘れられません。

 さて、長くなった「越中への旅」も終わりにしますね。
帰り道、「いわきのみなさん」には、我が家でのお茶のひとときを過ごしていただき、すぐに帰路につかれました。
その日の夕刻、無事に全員それぞれのお宅に、とリーダーのXXH/太田さんからご報告をいただきました。

 それなりに、長く生きてみると、じつにいろんな人に支えられていいるんだなあ、これが実感です。感謝、感謝です。


越中入善散策

2019年04月25日 | 旅行など
 
この日(4月20日・土)は、気持ちのいい快晴でした。男四人衆、威勢よく宿を出発。
日本海側から見る「北アルプス」が雄大に春霞に浮かんで見えていました。まずは大きな扇状地の中を駆け巡ってみることになりました。


 近くの「舟見山」に「ランクル」が勢いよくかけ上り、「舟見城址館」と枝垂桜が迎えてくれました。
「黒部川」などがつくり上げたであろう広大な「扇状地」が眼下に広がっていました。日本海が見えて「舟見山」の名称が納得でした。






 次に、扇状地の中を海側に、北陸新幹線、北陸高速道、国道8号線を超えて「杉沢の沢スギ」へ。
「沢スギ」の林の中に、ひっそりと「入善乙女キクザクラ」が待っていてくれました。ここ杉沢で発見された新品種なのだそうです。
何とも言えない「気品」のある乙女でした。でも、この欝蒼とした樹林の中で、成長は大丈夫なのかな、乙女のことが心配でした。

 




 ここ「入善」も「チューリップ」栽培が盛んで、農家の方が球根生育のために花摘みに精を出していました。


 富山県での右往左往の記事を、もう一回書こうと思っています。
それは、私の「若いころの思い出」に、みなさんからお付き合いいただいた、とても貴重なこととなった、そんなことなんです。

新津川の八重桜

2019年04月24日 | フォトギャラリー
しばらく「新津川遊歩道」の桜の様子を見ていませんでした。
明日からはお天気も崩れてウォーキングはできないかも、などと、夕方「遊歩道」へ。なんと遊歩道には「八重桜」が満開でした。

 ほとんどの桜は葉桜状態でしたが、八重桜だけは、今が旬みたいでした。
思い切ってハイキーや逆光での撮影をしてみました。これなどはFacebook上の「ふんわり写真部」に入部した影響でしょうか。












 これから無線の「新津クラブ」のロールコールが始まります。
今宵は、どんなことを話題にしようかな。「キー局」が呼びかけを始めました。これで失礼しますね。

越中は入善泊

2019年04月24日 | 旅行など
 このところ夏を思わせる日が続きましたが、今朝(24日・水)ほどは穏やかな薄曇りでした。静かな日になりそうです。

 先週(19日・金曜日)には、「いわき」のHAM(無線仲間)3人と私は、富山県黒部へと「北陸高速道」を走りました。
かねてから、私たちの思いを果たしたいと思ってきていました。無線仲間の故人宅にお邪魔し、お墓にもお参りをさせていただきました。

 この日、私たちは「入善町のバーデン明日(あけび)」に宿をとりました。たっぷり湯量の源泉かけ流しの温泉三昧でした。

 前置きが長くなってしまいました。翌朝、気づくと窓の外にはドラマが展開中でした。
左端の山が「(越中)駒ケ岳」とか。朝の露天風呂上がりだった体の冷えていくのも忘れて、シャッターを切ったりPLフィルターを回したり、
でした。








 ドラマは一区切りして朝食。いろいろと訪れたい所がたくさん。とにかく一刻も早くとチェックアウト。
田んぼに写り込む山々を車の窓からカシャリ。まずは山手の「舟見城址公園」目指して駆け上がりました。
山肌の樹林桜に日が当たっていて、見逃せないのがカメラマンの性(さが)なのでしょうね。




 じつは、4人の男が二部屋いただいていました。
私の相方はリーダーのXXHさん。無線もさることながらスマホなどの通信機材のプロです。
この夜、私のタブレットは、大掃除をしていただき、すっきり快適な状態に生まれ変わりました。

桜の季節到来7

2019年04月18日 | フォトギャラリー
 私なりに今年の桜の花は満喫できたかな、と思っています。
ちょっと、出掛けるならいたるところで、桜、さくら、サクラです。多くのお花も一斉に花開きだしています。まさに春爛漫ですね。

 年のなせることですが、遠く出かけて桜撮影の気力がありません。
それとご近所「新津川遊歩道」では見事な桜並木が成長したからでもあります。私なりの締めとして「枝垂桜」としました。










「新津川遊歩道」では、見事な「水仙と桜」のコラボが最高です。


 今年は、あえて散る桜を撮ろうとは思わなくなっています。捨てがたい風情ではありますが、わが身にも重なるのかな。

桜の季節到来6

2019年04月17日 | フォトギャラリー
 
少し散り始めた桜の花も散見されるようになりました。
こうなると「枝垂桜」の出番となりますね。いつもの「新津川遊歩道」へ。昨日の午後のことでした。











この辺は、ウォキングの人しかやってこないのに、次から次へと男生、女性カメラマンが入れ替わり立ち替わりにやってきていました。
 もう少し「枝垂桜」の画像があるので次回も載せようと思います。青空を意識した作品です。

桜の季節到来5

2019年04月15日 | フォトギャラリー
 15日・月曜日、ついに予報通りの雨。春の雨というには雨風という無粋なお天気模様です。
ご近所の桜の花の様子が気になり、窓から覗いてみると、今が満開時しっかり咲いている様子。雨風にも散り始めなんてことにはなっていないようです。

 土曜日の快晴時に撮りためていた「桜スナップ」を整理がてらに載せてみます。













 あとは、できれば「枝垂桜」を撮りたいと思っています。そうすると思い残すことはないかな。

桜の季節到来3

2019年04月14日 | フォトギャラリー
 昨日(13日・土)は全国的に快晴だったようです。まずは、二階の窓から「秋葉山公園の仏舎利塔」をねらってカシャリ。
そして、外に飛び出さないなんて考えられません。自転車に飛び乗って「新津川遊歩道」へ。

 期せずして、今回の主題は「桜と青空」かな。














 かなりの枚数が撮れていたので、このシリーズは、もうちょっと続けようかなと思っています。

桜の季節到来2

2019年04月13日 | フォトギャラリー
 
木曜日(11日)は、雨が降るかな、というようなお天気でした。
しかし、前々から予定していたのは、「菜の花撮影」と「水盤への桜の写り込み撮影」でした。

 まずは「ビュー福島潟」へ車を走らせました。まあ、何とか菜の花は撮れました。
もう一つは「福島潟フォトコンテスト入賞作品展」を見ることでした。様々なシチュエーションでとらえた福島潟の写真の数々。すばらしい。
審査員の「米美知子」さんの選んだ大賞作品は「花に囲まれて」という、春の日の潟で何かを捕ろうとしている子供たちの姿を撮ったものでした。








 お天気がめまぐるしく変化していました。昼飯はコンビニの「おにぎり2個」で済ませて、一路、中央区の「県民会館前庭園の桜」目指しました。
予定していた「水盤への桜花の写り込み」は、曇り空で微風ながら風もあり、ちょっと無理でしたが、挑戦だけはしてみました。






 「県民会館ギャラリー」では「石山栄一さんの里桜」写真展がありました。
様々な風景の中で撮られた桜花、それらを「フレスコペーパー」で印刷されていました。奥行きの深い色調は一味違っていました。

 この記事を打ち込んでいる土曜日(13日)は目も覚めるような快晴。午前中に「新津川遊歩道の桜」の撮影をすませてきました。
「ソメイヨシノ」などは満開、「枝垂桜」はもう少し、でした。大勢の方が桜見物の散策を楽しまれていました。

桜の季節到来

2019年04月11日 | 日々これ好日
昨日、今日と全国的には、降雪や積雪に見舞われたりした地域が続出していました。
自然は時には思いがけない事象をもたらしますが、これとて、まあ振れ幅内と理解すべきなんでしょうね。

 とはいえ、やはり季節の時計は着実に進んでいるようです。
私のホームグランド「新津川遊歩道」でも「桜と水仙」のコラボが一日一日と鮮やかさを増してきました。


 私の標準木である小枝の桜花も、ついに開きました。うれしいことです。












咲けば咲いたで心せわしくなりますね。やがて散りゆけば、なんとなく落ち着いてしまう。
この短いながら貴重な季節を堪能しましょうかね。


春の撮影会

2019年04月10日 | フォトギャラリー
 昨日9日(火)は、かねてからロケハンしておいたポイントへの撮影会でした。
珍しいことにクラブ員全員10名が集合、こうなると車が2台となり、急きょ、私のPORTEも走ることになりました。

 まずは「加茂市」へ、お天気が回復基調で陽ざしも出てきましたが風の強い日となっていました。
到着した「加茂川の鯉のぼり」、風も強く力強く元気に泳いでいました。
今日の私の狙いは、前回の撮影ではなかった河原からの視点で撮ってみることでした。






次に「加茂市中大谷」に移動。みなさんカタクリの山に一斉に登ってカシャ、カシャ。
わたしの今日は、実験的な撮影をしてみることにしていました。
持参したコンパクトデジ(Nikon1J5)を地面に置いて液晶画面を跳ね上げて、カタクリの花に迫ってみました。
思い切った「露出のプラス補正」をしてシャッターを切りました。









 じつは、Facebookで「ふんわり写真部」なるグループを発見。その「明るくふんわり」の表現に惹かれました。
その作品の真似をしてみようと思ったのですが、ちょっと私の認識が甘かったようです。
 それと、今回の被写体となってくれた「カタクリの花」はロケハンの時とは違う斜面のものでした。
お花が満開を過ぎて傷んでいたりしていることが、パソコンのディスプレーで判明しました。ちょっと落ち込んでしまいました。 

カタクリの花

2019年04月08日 | フォトギャラリー
 とても幸せなひと時を持つことができました。6日土曜日午前、加茂市中大谷でのことでした。

 クラブの撮影会の現地ロケハンを兼ねて出かけました。日差しも良好、カタクリの花たちもとても愛想よく、私を迎え入れてくれました。
ちょっとこっちを向いてくれないかな、あなたが動きなさいよ!カタクリの花とのチャットは、まさに至福のひとときでした。














 ロコモ状態なので、カタクリの丘に登っての撮影は断念しました。使いにくい「NIKON1V1]での苦労も、また楽しからずや、でした。
結果的には「順光」での撮影となり、逆光での撮影が思うようにできなくて、残念な思いとなりました。
本番の撮影会では、どんな条件が待っていることになるでしょうか。楽しみです。

春のシンフォニー

2019年04月07日 | フォトギャラリー
 気ぜわしく変わるお天気もようやく落ち着いてきたでしょうか。
いつの間にかスナップしておいた画像が溜まっていました。

 新津川遊歩道には、柳のもえぎ色が鮮やとなってきています。やがて始まる「スイセンと桜花」のコラボ。










 ずっと気にかけていた「秋葉湖」に出かけてみると「水芭蕉」の歓迎を受けました。





 あれもこれも撮りたい、でもなかなか思うようには出かけられません。
じつは、あちこちで桜満開となることでしょうが、忘れずに「ヤマザクラ」を撮っておきたいのです。
「秋葉山」に咲いていたのを確認していました。万葉人たちが鑑賞していた桜、ヤマザクラでしょうね。

 次回には、写真クラブ撮影会のためにロケハンしてきた加茂市の「カタクリの花」などを載せようと思っています。