磯子ヴィレッジ近況報告

磯子ヴィレッジの近況とそこで得たノウハウなどを写真付きで投稿

ヒメヒオウギとエビネ -磯子ヴィレッジ-

2020-05-03 21:33:26 | 日記
 午後は、雲が増えたものの今日も暖かな1日でした。

 今年も花を付けました。

≪ヒメヒオウギ≫

 縁の下に生えています。

昨年より花の付いた幹が増え、花数も多くなりました。
縁の下というと乾燥しているものだと思っていたのですが、最近湿り気が多くなったように思います。
そして、日当たりも良く、霜の心配もないので、半耐寒性のヒメヒオウギには適地なのかもしれません。

 ヒメヒオウギは日本へは大正期に入り、観賞用に栽培されてきたアヤメ科 / フリージア属の植物だそうです。
暖地では、こぼれダネで自然にふえるほど丈夫とのことです。
このヒメヒオウギは、お隣の花の種が飛んできて生えたもののようです。

 これは白い花のヒメヒオウギです。

この花は、道路の縁石とアスファルト舗装のわずかな隙間に生えています。

縁石に沿って、いくつもの株が生えています。
本当に強い植物です、

【ヒメヒオウギ関連投稿】
 ・こんな所に花が -磯子ヴィレッジ- 2019-05-12
 ・この花の名前わかりました -磯子ヴィレッジー 2018-05-31

 今年も花を付けました。

≪エビネ≫
しかし、昨年より、花数が減ってしまいました。

なかなか数が増えません。

 エビネはラン科エビネ属の常緑性多年草。
低山の常緑針葉樹林の林下など、木漏れ日が柔らかく差し込む林の中で自生しています。
自生のエビネは減少しており、現在は準絶滅危惧種として保護されているとのことです。
かつては裏山で沢山見かけたのですが、現在では見ることが出来ません。

・日陰から半日蔭の場所で育ち、強い日差しを浴びると葉焼けを起こし、完全な日陰だと花付きが悪くなる。
・耐寒性は、あまり高くなく、霜に当たると葉が黒く枯れてしまう。
・高温多湿の環境が苦手です。
・乾燥に非常に弱いが、水をやりすぎると根腐れを起こす。
・柔らかい土壌を好む。
繊細な性質の植物ですが、ラン科の中では育てやすい種類だそうです。

 ヒメヒオウギは、放っておいても増えそうですが、エビネはそうはいきません。
何とかエビネを増やしたいと思ってはいます。
しかし、なかなか思うようにはいきません。

【エビネ関連投稿】
 ・2019-05-02 アコーディオンドア -磯子ヴィレッジー
 ・2012-04-21 磯子ヴィレッジ 「ありがとうございます。」

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