南部キラーニーの町は観光地っぽいからなぁと評価低かったのですが、あらためてみ直す機会に恵まれました。
マークに「たぶんアイルランドで、いちばんかわいい競馬場だよ」と強く勧められて、去年5月キラーニーのレースコースに出かけたときのこと。アイルランドの競馬場は、たいてい町中から少し離れた場所にあるのですが、ここは町の中心から歩いて行けます。1年に2回だけ、5月に3日間、7月に4日間、ここでレースが開催されます。ケリーの山並みを背景にしたレースコースは、確かにアイルランドの中でもロケーションのよさは抜群。マークいわく「ここでは賭けに負けても、景色の美しさで悔しさを帳消しにしてくれる」そうな。
連続開催の競馬はフェスティバル・ミーティングといって、その名の通り、祭りの意味合いが大きく、町のイベントとして定着しています。
日照時間の長くなった時期に設定されているため、イヴニング・ミーティングといって、遅めの午後、あるいは夕方からの開催が中心なので、刻一刻と色合いの変化する山並みを背景にレースが展開され、ほんとうにドラマティック。バーやカフェなどのファッシリティもいたってシンプルで、そこがまた魅力。
今年の開催は、5月7日から9日と、7月17日から20日です。
レース観戦後は、キラーニーの町で夕ご飯。人気どころの店はどこもレース関係者でいっぱい。となりのテーブルから、今日のレースの裏話が聞けるのも、ファンにとてはうれしいご馳走。
レース前のブランチにでかけたパブで、シーフードチャウダーを食べました。ミッドランドのキルデア界隈では、なかなか食べられないメニューのひとつです。
へぇと驚いたのは、くし型に切ったレモンが、チャウダーのまんなかに沈みかけていたことです。ここだけかなと思ったら、古いレシピ本にも同じような盛り付けを見つけました。ここはシーフードが自慢の店で、白身魚やらエビやらもまざった海の幸のクリーム煮といった感じのシーフードチャウダーで、味も豊かなら、ボリュームも満点。
メインをはしょって、マークはライスプディングを注文。甘いご飯?という印象があって、ライスプディングはずっと敬遠してたので、ここで初のお味見です。ポリッジの好きな人なら、すぐに好きになる食感だなと納得。やわらかくて、あたたかくて、やさしいデザートだと初めて知りました。
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キラーニーのレースコース。 | |
シーフード・チャウダー。 |
連続開催の競馬はフェスティバル・ミーティングといって、その名の通り、祭りの意味合いが大きく、町のイベントとして定着しています。
日照時間の長くなった時期に設定されているため、イヴニング・ミーティングといって、遅めの午後、あるいは夕方からの開催が中心なので、刻一刻と色合いの変化する山並みを背景にレースが展開され、ほんとうにドラマティック。バーやカフェなどのファッシリティもいたってシンプルで、そこがまた魅力。
今年の開催は、5月7日から9日と、7月17日から20日です。
レース観戦後は、キラーニーの町で夕ご飯。人気どころの店はどこもレース関係者でいっぱい。となりのテーブルから、今日のレースの裏話が聞けるのも、ファンにとてはうれしいご馳走。
レース前のブランチにでかけたパブで、シーフードチャウダーを食べました。ミッドランドのキルデア界隈では、なかなか食べられないメニューのひとつです。
へぇと驚いたのは、くし型に切ったレモンが、チャウダーのまんなかに沈みかけていたことです。ここだけかなと思ったら、古いレシピ本にも同じような盛り付けを見つけました。ここはシーフードが自慢の店で、白身魚やらエビやらもまざった海の幸のクリーム煮といった感じのシーフードチャウダーで、味も豊かなら、ボリュームも満点。
メインをはしょって、マークはライスプディングを注文。甘いご飯?という印象があって、ライスプディングはずっと敬遠してたので、ここで初のお味見です。ポリッジの好きな人なら、すぐに好きになる食感だなと納得。やわらかくて、あたたかくて、やさしいデザートだと初めて知りました。
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