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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「Greeting from Ireland」

2015-12-21 14:24:26 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 朝8時を回っても、まだあたりは薄っ暗くて、太陽はどこへ行っちゃったの?と探しに出たくなるほど。
 でもね、冬がこんなだから、夏の、夜遅くまで明るい日々が、ほんとうにありがたく思えるの。

今、いちばん気に入ってるクリスプス、Keogh's Irish Atlantic seasalt。塩味だけのシンプルさ。でもほら、じゃがいもは皮つき。しっかり、おじゃがの味がして食べごたえ満点。ウィスキーにも合います
 1年通してアイルランドで暮らせるようになって、心底そう感じています。
 きっと北国はどこもそうなんじゃないかな。

 冬を知ってこそ、その土地の素晴らしさが理解できるのじゃないかしら。
 というわけで、どうぞ冬のアイルランドを体感しにいらしてください!

 なーんて言っておきながら、お天気悪いとすぐ家にこもっちゃうわたくし。
 ニューブリッジのショッピングセンターは、クリスマス前の1週間、夜10時まで開いてるのですって。

 今年はクリスマス翌日の、セント・スティーヴンスデーも店を開けるそうで、完全休業はクリスマス当日だけ。
 なので、食料の買い置きにやっきになることもないし、なんだかのんびりしたクリスマス前です。

 なによりも、マークの体重がちょっと増えちゃって(草サッカーでヒザを傷めて以来、運動不足が続いており=ヒザの故障に体重増加は悪影響なのに~)ごちそう三昧しにくい状況で。
 それを口実に、今年はクリスマス準備も手抜きしているので、ちょっと拍子抜け。

 それでもクリスマスディナーだけは、ちゃんとつくるつもりです。
 今年はキジに挑戦しようかな?

 去年のウズラはちっちゃすぎて、かなりコミカルなディナーでしたし。
 お皿にのせたウズラ、となりのローストポテトと同じ大きさで・苦笑

 今年は、もう少しだけ大きなトリにする予定。
 何を食べたかは、年明けにご報告しますね~

 ・・というわけで、今年はこれが最後の更新です。

 クリスマス時期の、ごちそう以外のいいことは、土地を離れてた友人たちが町に帰ってくるところ。
 ひさしぶりに会う仲間たちと、わいわい酒盛りするのは大きな楽しみです。

 Happy X'mas !!
 そして、どうぞよいお年をお迎えください!!

 今年も、ブログを読んでくださって、ありがとうございました。
 来年も、どうぞよろしくお願いいたします!!


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「All in the cooking」

2015-12-14 11:26:54 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 うちのバイブルです、この料理本。
 アイルランドの家庭科の教科書なのですが、この国でつくる料理のすべてが詰め込まれてて、ものすごく役に立つの。わたしはこの本に、ずいぶんとお世話になりました。

左がヌーナン家で発掘した方。右が再版された新刊です。シンプルだけど、表紙もかわいいでしょ
 10年以上前にマークの実家で見つけたのですが、彼のいちばん上の姉の名前が書き込まれていて。
なので、彼女がアメリカへ嫁いだ折りに、まんなかの「プディング&スウィーツ」のページだけごっそり、彼女と一緒にアメリカへに渡ってしまっていたのでした。
 それだけはちょっと不便で、残念に思っていたところ。

 つい最近、本屋さんで同じ本を発見!
 多くのリクエストに応える形で再版されたのですって!!
 
 今や入手がむずかしくなってしまってますけど、うさぎやマトンの料理法などが記載されていて、ほとんど歴史書の役割もつとめています。
 もうね、読むだけでも楽しい。

 Beef teaなんて、見たことも聞いたこともない飲み物のレシピもあり(牛肉でとった”だし汁”みたいなもののよう)、初版当時(1946年)の食生活を垣間見ることができます。
 
 肉のローストの基本などは、とても明確に書かれていて助かりますし。
 ようやく「プディング」のページも”取り戻せた”って感じ・笑

 お菓子のページなのに、材料が5行、作り方も10行くらい(プロセスが5段階くらい)におさまってるのが、またびっくり。
 ここまでシンプルだと、つくろうかなって気になりますよね。

 写真がひとつもない料理本なのですけど、一家に1冊、必ず置いておきたい、そんな本です。


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