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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「@スライゴーですごす夏」

2019-07-15 22:54:16 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 いつも以上に更新が遅くなって、すみません!
 今回は大きな言い訳が。

スライゴーのライオンズ・カフェのブランチ。外食で野菜不足になると、ここに駆け込みます。サラダは種類も豊富。3種類選べるのだけど、いつも迷いまくり。ふつうはお皿にてんこもりですが、お願いして小さなポーションにしてもらってます。左にころがってるのはローストしたカリフラワー、激ウマ
  ニューブリッジの隣家(セミデタッチドといって、一軒家を二分したような形の隣人)が増築工事を始め、騒音公害で逃亡を繰り返していました。

 隣人とはけっこう仲良く付き合っていたのに、工事の予定をまったく知らせてくれず、ある朝いきなり、ハンマーで家のどこかを壊す大轟音で飛び起きたのよ!

 セミデタッチドの家なので、隣家の工事は、我が家でやってるのも同じ。大きな音と振動で、とても家にいられる状況でなく、すぐさま逃げ出しました。

 その後10日間、時間をかけてランチしたりドライブしたり、日中いかに家から逃げ出すかの算段を続けていたのですが、それっておかしいでしょう??

 隣人たちは近くに住む親族の家に仮住まいしていて、マークとわたしだけ”工事現場”に置き去り。フェアじゃないじゃん!

 ここではあまりネガティヴな話題を書きたくないので、ささっと状況報告にとどめますね。

 キャサリンとレイの来日ツアーを終えてアイルランドに戻り、さあ、お弁当本の最終作業にとりかかろう!としていた矢先の出来事だったのです・泣

 工事は2ヶ月に及び、まだ終わる気配なし。
 言いたくないけど、隣人も、工事人たちもアイルランド人ではありません。

 ここのルール、ほとんど無視。ここに来て以来、初めての軋轢がアイルランド人とでなかったのは不幸中の幸いだけど、この国の新たな側面を見る思いです。
 なんだかな〜・ため息。

 そして、ここからはポジティヴなわたしの新たな展開。
 見かねたキャサリンが、スライゴーにある彼女の実家を破格の条件で貸してくれることになり、今夏はスライゴーですごします!

 母屋はすでに借り手がいて、わたしが住むのは、かつてレース編み工房だった棟。築150年ほどの大きな家で、歴史も満載。すぐ近くがベンブルベン、裏は牧場、そこから海につながる素晴らしいロケーションです。

 すでにマークとトライアル滞在していて、居心地も満点。静かなので毎晩爆睡しました。ニューブリッジの家では、工事が始まって以来、毎朝ドリルの音とかで起こされるから熟睡できてなかった・ぷんぷん。

 唯一の難点は、家の前がドニゴールへ向かう幹線道路で、危なくて歩けないの。車を運転しないわたしは、外出するとき、常に誰かの助けを借りないといけないのですが、それもなんとかなるかな?という見通しで。

 キャサリンの妹で、海藻権威のプラニーがすぐ近くに住んでいるし、お弁当本の編集者シボーンも車で20分ほど。彼らのおかげで、スライゴーには友人知人がたくさんできてるので、わたしにとっては、すでに「地元感」たっぷりなのです。

 お弁当本の最終作業もゆっくりできるし、インスパイア度の高い場所なので、この夏スライゴーで「おいしい毎日」の続編を書きます(宣言!)。

 災いは転じました。

 マークは新しい仕事に就いたばかりでニューブリッジを離れにくいので、しばしわたしだけ「単身赴任」笑。それもまた新鮮で。

 wifiがつながらないのも、また楽し・爆笑。
 テレビもないし、ラジオの局も少ないし、すべてがシンプル。

 キッチンはばっちり完備されてるので、もう充分。
 オーガニックファームもすぐ近くで、漁港もあり、料理のしがいがあります。

 そうだ、キャサリンのCDの販売方法は、近々あらためてお知らせしますね!  


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