アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ブラウンブレッドの素」

2009-10-26 20:46:26 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 日本で、ブラウンブレッドの素が手に入ると知ったときは、かなりびっくりしました。

オドラムス社のブラウンブレッドミックス。1パックで、パン2台焼けます。細かいことだけど1台300円。アイルランドで買うのより安いです。
お家で、こんなパンがつくれちゃいます。
 アイルランドで、とっても有名な製粉会社オドラムスの商品です。このブラウンブレッド・ミックスのすごいとこは、水をまぜるだけであのパンがつくれちゃうこと。

 アイルランドのブラウンブレッドは、アイルランドの小麦粉(全粒粉)を使わないと、あの風味、食感は出ないんです。さらに現地では、バターミルクを使いますが、これまた日本では、なかなか手に入らない材料なんですよね。

 拙著「おいしい毎日」で、ブラウンブレッドのレシピを載せましたが、日本で入手できる小麦粉では、完璧な再現はできないのだけど・・・と、複雑な気持ちでした。

 ブラウンブレッドは、アイリッシュシチューと同じくらい「つくり方を教えて!」のリクエストが高いので、どうしたら日本の材料でつくれるかな。と悩んだものです。しかし。

 オドラムスのブラウンブレッド・ミックスを使えば、問題はすべて解決。現地そのままの味のパンが楽しめます。

 輸入しているのは、川口貿易という会社で、とっても面白いラインアップの商品を扱っていて、ずっと気になっていました。

 ずいぶん前に、暮しの手帖でポリッジ(オートミール)の特集記事を書いたときに、川口貿易で輸入している、同じくオドラムス社のオーツを紹介したことがあります。

 そのときに、カタログを送っていただいて、クラシックなピンヘッド・オーツも輸入されていると知り、ずいぶん驚きました。

 ふくらし粉入りの小麦粉セルフレイジング・フラワーという、お菓子づくりには欠かせない、スグレモノの粉も、ちゃーんと日本に来ているの。

 川口貿易、ただものじゃないな。と、ずっと興味を持っていました。
 おお、そうだ。アイルランドのサバの燻製や、伝統食キッパー(燻製ニシン)の缶詰も入れてるのよ。

 そうしたらつい最近、観光庁の方を通して、川口貿易のIさんを紹介していただく機会に恵まれました。

 Iさん、わたしと同じ西荻在住だし。バイオリンが弾ける!そうで、フィドルの話でも大盛り上がり。

 パン・ブームの中で、なかなか脚光を浴びないブラウンブレッドをもっと広めよう!と、さらに盛り上がったのでした。

 イーストを使わないブラウンブレッドは、簡単なので家でつくるのが基本です。
欧州では、つくりおきして、ちまちま長いことかけて食べるパンが多いですけれど、アイルランドのパンは、食べるときに焼く。焼いたら、なるべく早く食べきる。食べきれる量しかつくらない。

 かたくなったパンを食べるためにスープが生まれたと聞きますが、アイルランドのブラウンブレッドは、せいぜいトーストするくらい。

 トーストには、ハチミツをたらして食べると、すごくおいしいです。
 スモークサーモンや、チーズにもよく合うし、海老やカニをマヨネーズでさっと和えたものをのせたオープンサンドは、家にゲストを招いたときに、大活躍します。

 パンの素は、レーズン入りや、オーツ入りなどもあるので、まずはチェック!
川口貿易のHPは下記になります。

 http://www.kawabo.com

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです!
ラジオに出ちゃいます!!
放送日は、11月1日(日)19:00~19:45 J-WAVE 「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE」

ナビゲーターは宮本笑里さんと、ギタリストの村治佳織さん。
番組内の「La Promenade ~街と音楽と~」のコーナーで、アイルランドの街のお話をします。

どこの街を選んだかは、聴いてのお楽しみ!
http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」

DUBLIN NOW「Vol.20/リスボン条約」

2009-10-23 15:44:29 | DUBLIN NOW
 10/2(金)、EUのリスボン条約に対する国民投票(レファレンダム)がアイルランドで行われました。
実はこれは2度目。1度目は2008年6月に行われ、53.4%の反対という僅差で否決されています。

ヨーロッパでの発言力縮小を恐れるNO派。
上はヨーロッパと一緒になればもっと強くなれるというYES派。下はヨーロッパ軍の拡大はいらないというNO派。
NO派: 「リスボン条約後の最低賃金、時給1.84ユーロ?」
上のサインボードに対してYES派の反論: 「ウソに騙されるな!時給EUR8.65が法律、時給EUR1.84はウソ!」
写真は1916年のイースター蜂起でアイルランド独立のために戦ったパトリック・ピアース、トム・クラーク、ジェイムス・コノリー。アイルランドの自由・独立を強調するボード。
ヨーロッパに属しているから、ヨーロッパの決定に従う。ヨーロッパの連帯を主張するYES派。
 リスボン条約は加盟国全ての批准が必要で、各国の議会で批准の手続を進めていますが、アイルランドだけは憲法の規定により国民投票が実施されました。

 リスボン条約とは既存のEUの基本条約を修正し、EUの機能強化を目指した条約ですが、一般の人にはとてもわかりにくい…よく理解できない不安から、最初の国民投票ではNOに票を投じる人が上回ったようです。

 このアイルランドの否決により、2009年1月に予定されていたリスボン条約の発効は見送られることになりました。

 で、今回2度目の国民投票。
 今回も投票前にYES派とNO派の各政党によるキャンペーンが繰り広げられました。
街ではいたるところでサインボードが貼られたりビラが配られたりしました。

 NO派のサインボードを見ると、ヨーロッパでの発言力の縮小、軍事的中立の維持ができるのか、またヨーロッパの軍事力拡大の恐れ、労働条件悪化の不安などが主要点のようです。

 また長かったイギリスの統治から独立を勝ち取った歴史から、独立国家としてのプライドを訴えるようなサインボードもありました。

 一方YES派。
 前回の投票では、一般にはわかりにくい条約のメリットをなかなか浸透させることができませんでした。

 またNO派の掲げる主張に対し、国民の不安を取り除くこともできませんでした。
今回は軍事的中立やアイルランドの価値観の尊重、主権の維持などを保障した上で、YES派も大々的に条約のメリットについてキャンペーンをしていました。

 何よりもアイルランドは深刻な不況の真っ只中。まだまだ経済が好調だった前回と比べ、EUと協力して経済を立て直す必要性を訴えかけるようなボードが多かったようです。

 またヨーロッパ人として、ヨーロッパに貢献する、ヨーロッパに属しているという考えのボードもありました。

 サインボードもYES派が黄色だったりピンクだったり、明るくて華やかな色に対し、NO派は戦闘機の絵だったり悲しそうな女の子だったり、黒くて暗くてドラマチック。

 これが各派のリスボン条約の印象(?)、ビジュアルにも訴えます。
 でかでかと「YES」とか「NO」と書かれたサインボードはたった2択だし、主張も直球。自然と目が行ってなかなか興味深かったです。

 10/3(土)開票。
 アイルランド国民の出した結論は、YESが67.1%、NOが32.9%。約3分の2が賛成という圧勝で条約が批准されることになりました。

 YESが一番多かったのはダブリン南部(81.7%!!)、一方NOが唯一上回ったのはアイルランド北部ドニゴール県だけでした。

 YES派は否決されても2度目のチャンスがあったのに、NO派はないのか、などまだまだ反論はあります。

 EUが強化されることで、市場の拡大、雇用の拡大など期待できる一方、ドニゴールの反対が現しているように、地方の声がどれだけ反映されるのかという疑問もまだあります。

 ここ数週間、国を二分した熱い国民投票熱にはとりあえず結果が出たけれど、その本当の結果がわかるのはまだまだ先のようです。


★「DUBLIN NOW」ICTのプロフィールはコチラから★
☆「DUBLIN NOW」投稿一覧はコチラから☆

⇒アイルランドへの高校留学はアイルランド留学センターにおまかせ!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「朝食自慢の宿」

2009-10-19 23:38:30 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 7月に、アエライングリッシュの取材で1週間、アイルランドを旅しました。
ひとり旅かマークとのふたり旅が常のわたしには珍しく、編集Tさんとの、ふたり旅。

朝食自慢の宿にて。マッシュルームのフリタッタ。朝日の差し込むダイニングルームも幸せ感を100パーセントにしてくれます。
 テーマは「馬」。それはそれは充実した取材旅行でした。「アイルランドで馬と生きる」という特集記事が掲載されるアエライングリッシュは、まもなく発売されますので、ぜひお読みくださいね!

 アイルランド競馬界で活躍する、ふたりの日本人青年にインタビューをしました。

 もう何年も、わたしがアイルランド競馬に通う中で、いつか話を聞いてみたい。と密かに願ってきた、とっても魅力ある青年たちです。

 今回、わたしは撮影担当で、記事は編集部のTさんが書かれました。
なので、ここだけのハナシ、今回の取材ツアーのプレッシャーの多くはTさんが背負ってくださったので、わたしは「ここ、来てみたかったの~」と写真を取りまくればいいだけの、幸せな旅を楽しんでました。

 10月26日には本屋さんに並んでいると思います。

 この取材はアイルランド政府観光庁がバックアップしてくださったので、旅の充実度は高かったです。

 まず、宿。泊まってみたかったの!ダブリンの、NUMBER 31に連泊することができました。

 ダブリンで、朝食のおいしさ一番といわれているゲストハウス。隠れ家的な宿で、どこにあるかも知りませんでした。あ、詳しくは、地球の歩き方GEMストーンのアイルランド編を見てみてください。

 スティーブンズグリーンから、歩いて10分もかからないダブリン中心地にあるのに、隠れ家。

 マークに車で送ってもらったのですが「リーソンストリートなら、ここだよね?」と車を停めてみるものの、建物はそれっぽいのに、ドアにはなんの表示もありません。

 それもそのはず、正面玄関は裏通りに面したところにあるんです。
 詳しくは、いいません。

 ダブリンにお泊まりなる機会がありましたら、ぜひチョイスしてみてください。
 環境は、ロンドンかニューヨーク。居心地のよさは、カントリーサイドなみ。でもモダンなの。

 朝食は、賞をとったというだけのことはあります。
ダブリンの宿で、こんなに新鮮で、おいしいキッパー(にしんの燻製)が食べられるなんて、予想もしてなかったもの。

 贅沢なことに、こちらに3連泊させてもらいました。
ふつうなら、ちょいと飽きてくる朝食も、ずっと食べてたい~状態。
 
 最初の朝、仕事初日ということもあって、ちょっと軽めにしたいなと思って選んだのは、きのこのフリタッタ。フリタッタがメニューにあったことも、びっくりでしたけど、味もびっくりよ。

 マッシュルームの風味も豊かで、オムレツよりも軽く、朝食にフリタッタ!いいかも!!

 主が、おいしいから絶対食べてと勧めてくれたブラウンブレッドまで食べられなかったのが超残念。

 朝食のおいしい宿に泊まるときは、前日の夜に、夕食とっちゃいけないのよね~。

 わかってはいても、1日の流れとして、そうはいかないときもあり。
 「明日。明日は食べるから!今晩、ディナーを減らすから!」と、主に言い訳するわたし。

 おいしそうな、焼きたてのブラウンブレッドを食べない理由は、しっかり説明しないといけません。
 
 大きなテーブルを他のゲストたちとシェアするスタイルで、宿で知り合ったイスラエルの素敵なご夫婦と朝食を共にするのも、楽しいひとときでした。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです~

エコツーリズム協会が開催するイベント「エコツーカフェ」アイルランド編で、スライド上映&トークすることになりました。ぜひ、いらしてみてくださいませ。
10月27日(火)18時30分スタート・場所:目黒Asante Sana 食事代1000円。

詳細は、
http;//www.ecotourism.gr.jp
お問い合わせ・ご予約は、
ecojapan@alles.or.jp

当日は、アイルランドの伝統食の話を中心に、アイルランドのエコツーリズムのことや、季節がらハロウィンの様子まで、写真をお見せしつつお話したいと思います。

お待ちしています~
松井ゆみ子
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ニューブリッジ・シルバーウエア」

2009-10-12 00:44:15 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 わが町ニューブリッジが誇る産業のひとつが、ニューブリッジ・シルバーウエアです。

ニューブリッジ・シルバーウエアのカフェで食べたランチ。お肉満載のラサニアです。旨いよ~。
 銀製のナイフやフォーク。おイギリスのお屋敷でなくても、アイルランドの中流家庭では、必ずといっていいほど、食卓で使う銀製品は、家宝として存在します。

 もちろん、マークの実家でもそろっていました。銀のナイフやフォークとスプーン。

 ウォーターフォード・クリスタルのワイングラスやブランデーグラスとともに。
クリスタルの類は、特別な日のための食器でしたけど、銀のカトラー(cutlery・・あたしの耳には、カトラリーよりも、カッタリーに聞こえるんだけど。だって、cut。でしょ?)は、ふだんの食事にも使われる身近な贅沢品です。

 ケルティク・タイガー以降、ニューブリッジ・シルバーも、ぐぐっと観光スポット化が進んでいました。ニューブリッジで?驚くなかれ、大型観光バスが、がんがん来るような場所なのよ。

 数年前に大改装して、カフェ&レストランは、ぐんと21世紀的になりました。
いつも混んでいる印象で、行く機会がなかったのですが、ひょんなタイミングで行ってみて、すっかりファンになっちゃいました。

 カフェ&レストラン、けっこう、おいしい。
 ここもね、馬つながりです。女性シェフは、競走馬の調教師の娘で、ナショナル・スタッドのカフェも任されている凄腕。

 彼女の姉妹たちは、調教師だった父を継ぐ女性調教師。タフなファミリーです。

 気まぐれで訪れたニューブリッジ・シルバーのカフェでのランチ。
 つい頼んじゃうラサニアは、肉たっぷりで、ボリュームもすごかったけど、旨い旨い。

 デザートのチョイスも豊富で、ああ、また行きたい店が増えちゃった。

 馬の町キルデアでの大きな産業ですから、競馬界でもスポンサーとして有名です。

 品揃えのいいブックショップには、ギャラリーさながら、スポンサーした馬&ジョッキーたちのポートレートが展示してあって楽しいです。

 銀の食器の重みは、旨いものをしっかり食べるぞ。という意気込みが感じられて、わたしは大好き。

 不思議なことに、マークの姉のひとりは東洋の文化に興味があって、彼女は木でできた箸が好きなの。 

 銀製品より、口あたりがよくて、食べ物がおしいく感じられるって言うのね。
肉なら銀、魚は箸かな?とも思うのですが、そんな単純なことじゃないよね。

 口に運ぶものの素材。何を選ぶか。興味深い課題です。


* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです~

エコツーリズム協会が開催するイベント「エコツーカフェ」アイルランド編で、スライド上映&トークすることになりました。ぜひ、いらしてみてくださいませ。
10月27日(火)18時30分スタート・場所:目黒Asante Sana 食事代1000円。

詳細は、
http;//www.ecotourism.gr.jp
お問い合わせ・ご予約は、
ecojapan@alles.or.jp

当日は、アイルランドの伝統食の話を中心に、アイルランドのエコツーリズムのことや、季節がらハロウィンの様子まで、写真をお見せしつつお話したいと思います。

お待ちしています~
松井ゆみ子
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」

DUBLIN NOW「Vol.19/ダブリン・バイク」

2009-10-09 00:27:17 | DUBLIN NOW
 6月頃、街に突如として現れた黒い物体。

ナゾの黒い物体("?"はないです!)。
ダブリン・ブルーのママチャリ。
ロゴもかわいい。
ステーション。
 気がつけば、街のいたるところにありました。

 黒いベール(っていうかビニール)に包まれたナゾの姿を現したのは9/13。

 正体は“貸し自転車”でした!

 バイク(自転車)・シェアはパリなどではもうすでに導入されていますが、ついにダブリンにも導入されました。

 ダブリンのシティ内に40のステーションがあります。

 後輪の泥よけがダブリンカラーのブルーで、ちょっとぽてっとしたフォルムがかわいい。ロゴもかわいい。

 1年間のロングターム(Long Term)のメンバーシップが10ユーロ、3日券が2ユーロです。

 最初の30分はフリー。できるだけ多くの人が、気軽に自転車でシティセンター内をショートトリップできるよう配慮されています。30分を超えると使用料がかかります。

 ロングタームはオンラインで事前にメンバー登録が必要。その際、クレジットカード情報も必要です。

 旅行者など短期の滞在者には3日券が便利。40あるステーションのうち、14ステーションでクレジットカードが使えますが、そちらで3日券が購入できます。

 ダブリンはコンパクトな街なので、自転車があるとかなりいろんなところを周れると思います。

 いずれも盗難保険として、24時間以内にバイクの返却がない場合は、保険料(Guarantee)150ユーロがそれぞれカードにチャージされるので要注意!

 詳しくは以下、ダブリンバイクのWEBに載っています。ステーションのロケーション・マップもあります:

http://www.dublinbikes.ie/

 ダブリンのラッシュ時間の渋滞はかなりひどいです。

 ダブリンバイクのWEBによると、ダブリン市民の公害や渋滞に対する関心は年々高まっているとか。自転車で通勤する人の数が唯一増えているのは、アイルランドの中でもダブリンだけだそうです。

 エコ・フレンドリーで渋滞解決!の大きなステップになる可能性を、ダブリンバイクは持っています。

 でもねえ…この天気(苦笑) 雨がちなのはどうしても解決できません。

 ダブリンでは自転車は車道を走るのがルールです。(一方通行を逆送して、ガルダ(警察)に怒られたこともあります)

 サイクルレーンという自転車道があるときはまだいいけど、ない時は車と並走しないといけないので結構怖い。。

 ダブリンのドライバーも容赦ないので、サイクリストの私も結構怖い思いをしました。。

 ということで、自転車を利用する時はくれぐれも安全に気をつけてくださ!!!


★「DUBLIN NOW」ICTのプロフィールはコチラから★
☆「DUBLIN NOW」投稿一覧はコチラから☆

⇒アイルランドへの高校留学はアイルランド留学センターにおまかせ!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「アイルランドのFMラジオ」

2009-10-05 22:56:57 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 いや、びっくり!東京にいても、アイルランドのラジオ番組が聞けるんですね!
こういうことには、実にうといわたくし。

スライゴーのパブで、マークの従姉妹の結婚パーティがあった夜。セシューン大会と化したときに、マイペースでくつろいでいた猫です。一見おっとりした猫で、おお、よしよしと撫でていたら、突然?みつきやがった。こらっ!と、たたいたら、まわりにいた客が、はっ!っと引く感じがあったけども。痛かったのよ~
 この夏、アリゾナに住んでいるマークのいちばん上の姉さんがニューブリッジに遊びにきたときのこと。インターネットで、アイルランドのラジオ番組を聞けるようになったので、おすすめの番組を教えてというので、へぇ~そんなことができるんだ、と、ひどく感心いたしました。

 ユミコだって、できるでしょ?といわれ、いやいや、わたしのPCはシンプルだから音は出ないと思うよって、答えたのですが・・

 レッツノートなんですけど、CDやDVDなどのディスク関係は全部、外づけで、いちばんあっさりしたタイプを使ってるので。

 ある日、ん?と、ひらめくものがあって、パソコンあちこち、いじくってみると。

 あ~音が出た。画像も出るじゃん。買ってから1年もたつんですけどね。
 で、めでたく、東京にいる今も、ゲール語専門番組から伝統音楽が流れ続けています。

 そーんなの前からやってた。という方たちは、どうぞお笑いください。
 でも、アイルランドのラジオは聞いてみなかったな、という方たちへ。

 ネットで、RTEにアクセスすると、クラシック専門(ジャズやワールドミュージックなど幅広いです)LYRIC FM や、今聞いてるゲール語専門局 Raidio na Gaeletachta(R na G)など、RTE傘下のFM局がたくさん出てきます。R na Gは、プログラムもすべてゲール語で書かれているので、音楽番組を探すには、Ceoilを見つけてください。

 まずReal Player をダウンロードして、環境を整えれば、すぐに聞けます。って、ニュー・テクノロジーにうといわたしが、えらそーに言うことでもないんですが。

 それにしても、うちで、ジョン・ケリーの声が聞けるなんて、すごい。

 連休明けなのに、今回は短くて、ごめんなさい!!
 近々、東京でのフィドルレッスンの話や、長久手で開催する料理教室のことなど、報告いたしますね!

 10月20日すぎに出るアエライングリッシュでは、この夏に取材した、アイルランドの競馬界で活躍する日本人青年のレポートが特集記事で掲載されます。

 そんなことも、おいおい、また。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです~

エコツーリズム協会が開催するイベント「エコツーカフェ」アイルランド編で、スライド上映&トークすることになりました。ぜひ、いらしてみてくださいませ。
10月27日(火)18時30分スタート・場所:目黒Asante Sana 食事代1000円。

詳細は、
http;//www.ecotourism.gr.jp
お問い合わせ・ご予約は、
ecojapan@alles.or.jp

当日は、アイルランドの伝統食の話を中心に、アイルランドのエコツーリズムのことや、季節がらハロウィンの様子まで、写真をお見せしつつお話したいと思います。

お待ちしています~
松井ゆみ子
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」