日本で、ブラウンブレッドの素が手に入ると知ったときは、かなりびっくりしました。
アイルランドで、とっても有名な製粉会社オドラムスの商品です。このブラウンブレッド・ミックスのすごいとこは、水をまぜるだけであのパンがつくれちゃうこと。
アイルランドのブラウンブレッドは、アイルランドの小麦粉(全粒粉)を使わないと、あの風味、食感は出ないんです。さらに現地では、バターミルクを使いますが、これまた日本では、なかなか手に入らない材料なんですよね。
拙著「おいしい毎日」で、ブラウンブレッドのレシピを載せましたが、日本で入手できる小麦粉では、完璧な再現はできないのだけど・・・と、複雑な気持ちでした。
ブラウンブレッドは、アイリッシュシチューと同じくらい「つくり方を教えて!」のリクエストが高いので、どうしたら日本の材料でつくれるかな。と悩んだものです。しかし。
オドラムスのブラウンブレッド・ミックスを使えば、問題はすべて解決。現地そのままの味のパンが楽しめます。
輸入しているのは、川口貿易という会社で、とっても面白いラインアップの商品を扱っていて、ずっと気になっていました。
ずいぶん前に、暮しの手帖でポリッジ(オートミール)の特集記事を書いたときに、川口貿易で輸入している、同じくオドラムス社のオーツを紹介したことがあります。
そのときに、カタログを送っていただいて、クラシックなピンヘッド・オーツも輸入されていると知り、ずいぶん驚きました。
ふくらし粉入りの小麦粉セルフレイジング・フラワーという、お菓子づくりには欠かせない、スグレモノの粉も、ちゃーんと日本に来ているの。
川口貿易、ただものじゃないな。と、ずっと興味を持っていました。
おお、そうだ。アイルランドのサバの燻製や、伝統食キッパー(燻製ニシン)の缶詰も入れてるのよ。
そうしたらつい最近、観光庁の方を通して、川口貿易のIさんを紹介していただく機会に恵まれました。
Iさん、わたしと同じ西荻在住だし。バイオリンが弾ける!そうで、フィドルの話でも大盛り上がり。
パン・ブームの中で、なかなか脚光を浴びないブラウンブレッドをもっと広めよう!と、さらに盛り上がったのでした。
イーストを使わないブラウンブレッドは、簡単なので家でつくるのが基本です。
欧州では、つくりおきして、ちまちま長いことかけて食べるパンが多いですけれど、アイルランドのパンは、食べるときに焼く。焼いたら、なるべく早く食べきる。食べきれる量しかつくらない。
かたくなったパンを食べるためにスープが生まれたと聞きますが、アイルランドのブラウンブレッドは、せいぜいトーストするくらい。
トーストには、ハチミツをたらして食べると、すごくおいしいです。
スモークサーモンや、チーズにもよく合うし、海老やカニをマヨネーズでさっと和えたものをのせたオープンサンドは、家にゲストを招いたときに、大活躍します。
パンの素は、レーズン入りや、オーツ入りなどもあるので、まずはチェック!
川口貿易のHPは下記になります。
http://www.kawabo.com
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
お知らせです!
ラジオに出ちゃいます!!
放送日は、11月1日(日)19:00~19:45 J-WAVE 「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE」
ナビゲーターは宮本笑里さんと、ギタリストの村治佳織さん。
番組内の「La Promenade ~街と音楽と~」のコーナーで、アイルランドの街のお話をします。
どこの街を選んだかは、聴いてのお楽しみ!
http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/
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オドラムス社のブラウンブレッドミックス。1パックで、パン2台焼けます。細かいことだけど1台300円。アイルランドで買うのより安いです。 | |
お家で、こんなパンがつくれちゃいます。 |
アイルランドのブラウンブレッドは、アイルランドの小麦粉(全粒粉)を使わないと、あの風味、食感は出ないんです。さらに現地では、バターミルクを使いますが、これまた日本では、なかなか手に入らない材料なんですよね。
拙著「おいしい毎日」で、ブラウンブレッドのレシピを載せましたが、日本で入手できる小麦粉では、完璧な再現はできないのだけど・・・と、複雑な気持ちでした。
ブラウンブレッドは、アイリッシュシチューと同じくらい「つくり方を教えて!」のリクエストが高いので、どうしたら日本の材料でつくれるかな。と悩んだものです。しかし。
オドラムスのブラウンブレッド・ミックスを使えば、問題はすべて解決。現地そのままの味のパンが楽しめます。
輸入しているのは、川口貿易という会社で、とっても面白いラインアップの商品を扱っていて、ずっと気になっていました。
ずいぶん前に、暮しの手帖でポリッジ(オートミール)の特集記事を書いたときに、川口貿易で輸入している、同じくオドラムス社のオーツを紹介したことがあります。
そのときに、カタログを送っていただいて、クラシックなピンヘッド・オーツも輸入されていると知り、ずいぶん驚きました。
ふくらし粉入りの小麦粉セルフレイジング・フラワーという、お菓子づくりには欠かせない、スグレモノの粉も、ちゃーんと日本に来ているの。
川口貿易、ただものじゃないな。と、ずっと興味を持っていました。
おお、そうだ。アイルランドのサバの燻製や、伝統食キッパー(燻製ニシン)の缶詰も入れてるのよ。
そうしたらつい最近、観光庁の方を通して、川口貿易のIさんを紹介していただく機会に恵まれました。
Iさん、わたしと同じ西荻在住だし。バイオリンが弾ける!そうで、フィドルの話でも大盛り上がり。
パン・ブームの中で、なかなか脚光を浴びないブラウンブレッドをもっと広めよう!と、さらに盛り上がったのでした。
イーストを使わないブラウンブレッドは、簡単なので家でつくるのが基本です。
欧州では、つくりおきして、ちまちま長いことかけて食べるパンが多いですけれど、アイルランドのパンは、食べるときに焼く。焼いたら、なるべく早く食べきる。食べきれる量しかつくらない。
かたくなったパンを食べるためにスープが生まれたと聞きますが、アイルランドのブラウンブレッドは、せいぜいトーストするくらい。
トーストには、ハチミツをたらして食べると、すごくおいしいです。
スモークサーモンや、チーズにもよく合うし、海老やカニをマヨネーズでさっと和えたものをのせたオープンサンドは、家にゲストを招いたときに、大活躍します。
パンの素は、レーズン入りや、オーツ入りなどもあるので、まずはチェック!
川口貿易のHPは下記になります。
http://www.kawabo.com
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お知らせです!
ラジオに出ちゃいます!!
放送日は、11月1日(日)19:00~19:45 J-WAVE 「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE」
ナビゲーターは宮本笑里さんと、ギタリストの村治佳織さん。
番組内の「La Promenade ~街と音楽と~」のコーナーで、アイルランドの街のお話をします。
どこの街を選んだかは、聴いてのお楽しみ!
http://www.j-wave.co.jp/original/classycafe/
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