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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ポテト&アップルケーキ」

2008-11-03 09:59:12 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 なにも予定のない昼さがりに、ずっと気になっていたレシピでケーキを焼くことにしました。じゃがいも入りの焼き菓子です。

写真だと、けっこうおいしいそうでしょう?材料はいいんですよ!
 いも&りんごというからには、やっぱり秋のお菓子なのでしょう。
「クラシック・アイリッシュ」という、よくみやげもの屋さんに並んでいる料理本にあったレシピで、これって、ほんとに伝統料理?と少し首をかしげたくなる一品なのですが。だって、今まで見たことないよ。

 もしかしたら、ずっと昔、小麦粉がうんと高価だった頃のものか、それとも北西部あたりの伝統菓子だったのかもしれませんが。

 マッシュポテトを小麦粉にまぜ、タルト生地のかわりにした素朴そうな焼き菓子で、いったいどんな味になるのか、試してみることに。

 幸い材料もばっちり家にそろっています。ケーキをつくろう、と思ったときに、材料が全部、すでに家にあるというのは大事なポイント。わざわざ足りないものを買いに外出するのなら、町のベーカリーで焼き立てタルトを買っちゃうほうが、てっとり早くて安上がりだったりしますし。

 週末、ニューブリッジで新しく開催されるようになったファーマーズマーケットの、ニックのストールで買った地元カラのじゃがいもと、ウエックスフォード産のりんごの組み合わせです。

 材料:20cmくらいのパイ皿1個分。

 マッシュポテト 2カップ/小麦粉 1カップ/さとう 半カップ/ヨーグルト 大さじ2/重曹 小さじ 3分の1/塩ひとつまみ/りんご 小さいの2個/好みでレーズン少々/サーブするときにかけるハチミツ適量。

 つくりかた

1.マッシュポテトに小麦粉、さとう、重曹をまぜ、ヨーグルトで生地をととのえる
2.半分にわけて生地をのばし、1枚はパイ皿にひき、スライスしたりんごとレーズンをのせる。
3.あと半分で、ふたをする。焼き色をよくするのに、たまごをぬるのもよし。わたしは牛乳をぬりました。180度のオーブンで30分ほど焼けばできあがり。

 しかしね。実は、これ、おいしいのか、そうでないのか、よくわからないんです。
できたては、それなりに、やさしいお味で「お、けっこうイケるかも」って、ぱくぱく食べられるのですが。

 バターを使わないので、カロリーは控えめって言えるのかな。
お伝えしておきながら、なんですが、これはまだ改良の余地がある気がするので「宿題」って、ことで。

 マッシュポテトをつくりすぎたなんていうときには便利なレシピかも。
あ、もしかしたら、ハムとかベーコン入れて、Savory系にする手はありそうだ。また試してみよっと。

 ★コメントありがとう!
 Elimさんが、わたしが失敗したバノフィ用のタフィーのつくり方を教えてくださいました。感謝!そっか、別々につくればいいのね。

 その、わたしが試したレシピでは、むずかしいことに、先に焼いておいたタルト生地のなかで、コンデンスミルクをキャラメル状に焼きあげていくやりかたでした。

 なので、コンデンスミルクはなかなか固まらないし、タルト生地は、ずぶずぶしてくるしで、どーにもならなかったのー。
 よし、今度は家でも試してみます!

 リクエストいただいた「トライプのシチューのつくりかた」ですが、むむむ。わたしもまだ家でつくったことないなー。

 まず、ニューブリッジあたりでは、トライプ買うのがむずかしい。コークではフツーに売られているのですが。これもまた「宿題」ということで、お待ちくだされませ。

 ・・・と逃げることもありますが、「この料理のつくりかたが知りたい」とか「この野菜はどうやって使うの?」などなど、ご質問やリクエスト、お寄せくださいね!

 極力、お伝えできるよう努力いたします!!


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