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Yukko’s Life In Dublin「Vol.7/留学に向けて」

2006-03-30 04:27:57 | Yukko’s LifeInDublin
 正直、いつ留学をしよう! と心に決めたのは覚えていないのですが、3年前にダブリンに旅行で4日間訪れたときに、漠然と「ここに住んでみたいなぁ」と感じたのを覚えています。

 そうです、私の留学の目的はそもそも英語を学びたいということではなかったのです。アイルランドそのものに興味をもち、人々とコミュニケーションできるようになりたい、という心から英語を学ぶ情熱へつながっていきました。

 小学生のときから大学生まで英語は常に学んでいましたが、決して密接なものではありませんでした。普段の生活で使う必要のない英語に対して、ただ「勉強」する意識しかなく、英語力を身につけることへの強い願望や楽しみはありませんでした。

 しかし、姉の影響で中学生時代から洋楽に興味をもち、洋画鑑賞を楽しむようになり、学生ではなくなったあとになってから特に、英語を理解できたらどれだけ今よりそれらを楽しむことができるだろうか、と思うようになってから、改めて英語を学ぶことへ気持ちが向けられたわけです。

 つまり、語学留学をするのに明確な理由が必要とは限らないのです。もちろん明確な理由があれば、なおさら留学が意味のあるものになります。

 たとえば大学在学中に交換留学などではなく、1年休学して世界へ飛び出してみるのもいいですし、社会に出てから転職を考えて、次の仕事を始める前に休暇の気持ちで留学するのも良いかもしれません。

 必要なのは留学先でその文化に触れながらどう楽しむか、英語の会話力を上達させたければどのように英語を話す機会を作るか、という留学前よりもその後の生活態度が最も大事なのではないでしょうか。

 1年間留学するとなると、留学費用もかなりかかります。人によって支払う金額は異なりますが、私の場合は総額で300万円程かかったのではないかと思います。

 確かな決意がなければ貯められる金額ではありませんので、留学を決めた時から資金を貯めるまでに、自然と一人で留学することへの心の準備もできました。

 留学する1年前になり、いよいよ具体的に語学学校を選びはじめました。英語がほとんど話せず、学校の申込みすら自分でできなかったので、アイルランド留学センターで何度かカウンセリングを受けさせていただいたあと、学校への申込みも依頼しました。

 最後にアイルランドでの留学を終え、持っていくと便利だと感じたものをあげてみます。

・防水のフード付きジャケット
(傘を差すほどではない通り雨が多いため)
・カイロ
(海外では手に入りにくく、アイルランド内だけではなく、より寒い国へ行く機会があった場合に重宝します)
・マスク
(これも海外で見かけず、風邪の予防や風邪を引いたあとに利用すると治りやすいため)
・日本からの小さなおみやげ
(ホストファミリー以外にも仲良くなった友人にあげるととても喜ばれます、20個程度あると良いかも)
・日本文化や歴史に関する本
(日本についての知識があまりない、という方には説明する際に便利かもしれません。よく授業で各国の歴史や文化について触れる機会が多く、歴史に弱い私は詳しい説明ができなかったので…)
・シャープペンシルの芯
(ペンよりもシャーペンを多く利用する方はたくさん持っていってください。アイルランドで買うととても高いです!)
・電子辞書
(覚えたい言葉に対しては本の辞書を引く方が忘れにくいですが、外出時常に持ち<歩け、会話中にさっと引けるのでやっぱり便利です)
・携帯ラジオ
(毎朝ラジオで流れるニュースを決まった時間集中して聞くと、リスニング力の向上につながります! ※ワールドバンドに対応したものを購入してください)
・耳を隠せる帽子と手袋
(風の冷たい冬のアイルランドではこれを身に着けているのといないのとでは段違いです)
・斜めがけのできるショルダーバッグ
(安全な国とは言われていますが、人の混み合う場所でのスリによる被害の防止や、学校へ行く際のかばんとしてもあると安心)
・ルームシューズ
(スリッパ式のもの何でも良いと思います)

 実際に、もうすぐ留学を控えている方にもぜひ参考にしていただけたらうれしいです♪


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
留学に備えて (さくら)
2006-04-16 21:33:25
勉強に集中するために

パブや クラスメートのお誘いなど

断ることはありましたか?



お誘いなど断ると 孤立しちゃうのでしょうか?

周りとの お付き合いの仕方で アドバイスありますか?

返信する
Re:留学に備えて (Yukko)
2006-04-19 11:30:39
アイルランドではパブは最高の交流の場ですが、すべてのクラスメイトが毎週パブに行くわけではありませんし、孤立するようなことは一切ありません!



クラスに参加したばかりの時期は、お互いのことを知るうえで1度はみんなで出かければ、あとは授業中も良い関係を築けるのではないでしょうか。



私の場合、クラスで一緒になった人々と仲良くなるために、休憩時間や昼休みを大いに利用して、積極的に彼らに話しかけたり、ランチを共にしてました。

それだけでどんなに短い滞在期間のクラスメイトとも十分仲良くなることができましたから。

放課後必ずどこかに遊びに行く生徒もいれば、学校で勉強する生徒もいますので、私はよく友人と勉強していました。



留学の目的はそれぞれ異なりますが、英会話力を磨くための勉強の一環として、周囲の人々とのコミュニケーションは語学留学のなかで最も大切なことのひとつだと思います。



充実した留学生活になりますよう応援しています!
返信する
留学にむけて (とみ)
2006-05-06 12:04:12
いつも興味深く読ませてもらっています。

私もYUKKOさんが通っていた学校での語学留学を考えています。

色々質問したいのですが

学校では 通う生徒の年齢はさまざまですか?

年齢層は幅が広いですか?

若い世代しか いないのかなーと思ってみたり・・。



あと留学を前に やはり英語を勉強していますが

しょうじき初心者で自信もないです。

これだけは 勉強しておいたほうがと思うものとは

何かアドバイスありましたら教えて下さ~い。





返信する
Re:留学に向けて (Yukko)
2006-05-11 01:48:55
とみさん、こんにちは。

いつも私のブログを読んでいただき、またご質問いただきありがとうございます!



まず生徒の年齢層についてですが、さまざまな国から年齢もさまざまな人々がやってきます。

割合で言えば現役の学生は半分はいると思いますが、一方で社会人になってから転職を目的として留学してきている方々(特に20代半ば~30代後半まで)も多いという印象でした。

私の経験として、一緒に学んだ人々は18歳から上は40代の方々までいらっしゃいましたので年齢層の幅は広いといえるでしょう。



語学を学ぶことは、あくまで何かをするためのひとつのツールですので、たくさんの異なった目的を持った人々が語学学校で学んでいます。

その点ではみなさんそれぞれの国が異なっていても、年齢が違っていても、「英語を上達させたい」という、同じ目標を持った同志だと思っていただきたいです。



もちろん英語を事前に勉強していれば海外に行った当初から、言葉の壁から感じる不快感は少ないかもしれませんが、

たとえば日本にいるうちからできることとして、会話量を意識して増やしてみたり、自分の意見を主張することを実行してみてはいかがでしょうか?

それは日本語でもまったくかまいません。



もともと母国語で口数が少なく、意見を持っていない場合、英語でも授業中に積極的に参加し、話す機会を得ることは非常に難しい、と自分の経験から感じました。



まずはいろんなものに興味を持ち、たくさん質問する姿勢など、いかにより話す機会を作るか、ということから考えると留学前の良い準備になるのではないでしょうか!



具体的に英語を何か学んでおきたいということであれば、とみさんがどの点が特に苦手でいらっしゃるかにもよりますが、

リスニングを中心として、好きな洋楽、ラジオ番組、または何かお気に入りの海外のTV番組やドラマ、映画などなど、話している内容に興味を示しやすいものに今までよりも少し集中して耳をかたむけてみてください。

耳から得る英語はリスニングだけではなく会話に大きく影響します!

これも私の経験です。



耳が慣れてくれば、留学中はニュースを毎日聞き、ボキャブラリーの知識の幅も同時に広がります。





長くなりましたが、参考にしていただければ幸いです♪
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