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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「コールラビ」

2006-05-29 00:10:56 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 KOHLRABI(コールラビ)ってご存知でした?私は最近初めて知りました。
コールラビ(右)とルバーブ。
コールラビのサラダ(白い部分)とフィッシュケーキ。
 オーガニック・マーケットで見つけ、オランダ人ファーマーのグァーダに「これ、なあに?」と聞くと、キャベツの仲間らしくホーランド(オランダ)では一般的な野菜で「うすくスライスして、ガーリックをまぜたマヨネーズで和えるとおいしいよ」と教えてもらいました。さっそく試してみると、甘みがあってすごくおいしいの。ちなみに今年2月に島根県の出雲市に行ったときに大きなスーパーマーケットで見つけ、日本でも買えるんだーと驚きました。我がタウン吉祥寺では見かけたことないなー。探し方が悪いのか、時期をはずして見つけられないのかな。なににせよ、新しい食べ物に出会うのは楽しいことです。

 そろそろニューポテトのシーズンなので、フラワリー(ほっくり系)を買ってきてマッシュポテトにします。多めにつくっても大丈夫。残ったら翌日、炒めたたまねぎなどをまぜこんで、フライパンで焼くと衣なしのコロッケ状態の一品に。やはり残っちゃった魚料理(サケやマスなど、ツナでもいいし。焼き魚でも、ポーチしたもの、蒸したもの何でもオッケー)の身をほぐして、小ネギやチャイブ、ディルなどをみじん切りにしたものをまぜこんで、手ごろな大きさに丸め、軽く小麦粉をはたいてオリーブオイルかバターで焼きます。中身は調理済みですから、表面がキツネ色になればできあがり。ティータイム(5時頃)やブランチにぴったりのスナックです。

 先日、ウィックロウのラウンドウッドという小さなヴレッジにある「ラウンドウッド・イン」というバー&レストランに行きました。前から、料理がおいしいよと聞いていたのですが、なかなか行く機会がなくて。5時近くというハンパな時間にもかかわらずバーに隣接したビストロ・パートはほぼ満席。バンクホリデー明けの火曜日で、レストラン・パートは閉まっており、軽食のみのサービスでしたが、メニューは充実。冷製シーフードの盛り合わせ大皿をマークとふたりでシェアし、白ワインを楽しみました。

 この日、こんな時間が大盛況だったのは、近くの邸宅で家具のオークションがあったからで、ダブリンにあるヒューレーン・ギャラリーのキュレーターや、お金持ちのご婦人方がカタログを手に熱い会話が続いていました。

 翌日の新聞を開くと、そのオークションの話題が大きくとりあげられ「史上に残るセールス」とあり、2.6ミリオン・ユーロ(すごすぎて計算できません!?)もの売り上げがあったのだそうです。思いがけず、歴史的なイベントの熱気をちょこっとだけ味わうことができて得した気分。


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