![](http://ec1.images-amazon.com/images/P/B0007L8SKQ.09._SCMZZZZZZZ_.jpg)
■DS:「タイガー・ウッズPGA TOUR」
同じ携帯用機であり、発売時期が近かったことから
販売数やスペックで比較されやすいPSPとDSだが、
2機種で同じソフトが発売されたことはまだ少ない。
「麻雀大会」と「ぷよぷよフィーバー」ぐらいではないか。
そんな中、2月17日に2機種同時発売になるタイトルがある。
「タイガー・ウッズ PGAツアー」がそれだ。
以前どこかで書いたかも知れないが、
私はゴルフゲームがとにかく好きで、色々とプレイしている。
ただ、洋モノのゴルフゲームは危険度が高い上に
有名人を冠したソフトにも「アタリ」が少ないため、
同シリーズは今回が初体験であった。
EAとしては、せっかくPSPとDSで出すならということで
各機種ごとの特色を出したかったのだろうし、
その考えは決して間違ってはいないのだが、
PSP版はさておきDS版はかなり妙なことになっている。
PSP版は、有り体に言ってしまえば
「ちょっと出来の悪い『みんなのGOLF』」である。
タイガー・ウッズ公認の一点突破で勝負をかけたような作りで、
見た目もショット方法も従来のゴルフゲームを踏襲している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/49/254057e87f5f62b911be580621e45ae4.jpg)
しかしDS版は違う。
まともにゴルフが出来ると思ってはいけない。
今回使用している画像はDS版のものなのだが、
2画面の下の部分をよく見て欲しい。
右側に「BOOST」と書かれた怪しげなメーターが見えるだろうか。
DS版はまずこのメーターをタッチペンでこすりまくるのである。
ガシガシとこするうちにメーターが徐々に赤くなっていき、
真っ赤に燃え盛ったところで左側の通路をタッチペンで辿り、
途中通路からはみ出さなければショット成功なのだ。
どうだろう、この斬新さ。
PSP版も採用しているボタン3回押し打法は
ゴルフのリズム(ワンタンメン)を再現しているように思われたが、
このDS版のこすって辿って打法からはゴルフの香りがまるでしない。
しかもこの辿るという操作がやけに難しく、
ちょっとでも通路からはみ出せば即ミスショットになってしまう。
先端部分がやたらと狭い上に判定が厳しいため、
結局私は一度もまともなショットを打てなかった。
「アナザーコード」を紹介した時にも書いたが、
このソフトもまさに「タッチペンの呪縛」が生んだソフトと言えよう。
ただこの呪縛、妙に味わいがある。
ゴルフゲーム好きとは全く別のところで、
後々語り種になりそうな予感がする。
*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
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タイトル:タイガー・ウッズ PGAツアー
機種:ニンテンドーDS/PSP
メーカー:EA
発売日:2005年2月17日
価格:5040円(税込み)
発売元サイト:http://www.japan.ea.com/easports/index.phtml
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