ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。




東芝・マイクロソフト、次世代DVDで提携(読売新聞)

>今回の提携強化で、両社が強く意識しているのはソニーと見られている。
>東芝は、ソニーなどが主導する「ブルーレイディスク(BC)」陣営と
>規格統一交渉を続けつつ、独自規格の開発も進めていた。
(中略)
>マイクロソフトは家庭用ゲーム機市場ではソニーと競合しており
>「BDを搭載するソニーの次世代ゲーム機
>『プレイステーション3』を牽制するため、
>HD陣営の東芝と組む方が得策だった」(業界関係者)とみられる。

Microsoftと東芝、HD DVDプレーヤーの共同開発を検討(AV Watch)

>両社が合意に達した具体的な事柄は、Windows CEの技術を使用した
>HD DVDプレーヤーの開発の検討と、DVDフォーラムの
>インタラクティブ機能仕様である「iHD」に関する協調を進めることの2点
(中略)
>XboxへのHD DVDドライブ採用に関しては、
>将来開発される製品については搭載する可能性もあることを明らかにした。

MS&東芝、タッグを組んでBDに揺さぶり!?(ITmedia)

***********************************

マイクロソフトがBD陣営に加担することは考えにくいというのが
大方の予想だったので、ニュース的な取り扱いは大きいが、
驚きは少ないという方が多いのではないか。
上記の読売新聞の記事にもあるように、
マイクロソフトがBD陣営に組すれば、
現行のDVDを採用しているXbox360にとってマイナスなだけでなく、
BDを採用しているPS3の大きな後押しにもなるという、
悪い意味で効果倍増になってしまうからだ。

ソニーとの覇権争いに強力な援軍を得たりという東芝に対し、
次世代DVD規格に関してはあくまでも中立の立場であることを
強調するマイクロソフトの間に微妙な温度差は感じるが、
28日付の日経新聞に掲載されたインタビュー記事でビル・ゲイツ氏は
「ソニーとは既に協力と競争の入り交じった複雑な関係にある」と、
BD陣営への参加の可能性が低いことを匂わせている。

ところで、AV Watchから引用した

>XboxへのHD DVDドライブ採用に関しては、
>将来開発される製品については搭載する可能性もあることを明らかにした。

とは一体どういうことなのであろうか。
Xbox360は現行のDVDを採用している。
では「将来開発されるXbox」とは何なのだろう。
年内発売と言われているXbox360は、
2002年の2月の発売(海外は2001年11月)から4年弱での発売となるが、
Xbox360の次の世代が同じスパンで発売されるとしても、
4年後の採用では遅過ぎであろう。
もしかすると、Xbox360の仕様が
発売後1、2年で大きく変わる可能性もあるのだろうか。

***********************************

映画会社(ハリウッドメジャー)に勤める知人は
「原価の安いHD DVDがウチらにとっては有利」と言っていた。
年間何億枚ものDVDを販売する映画会社からすれば、
例え数円の差でも膨大な金額に膨れ上がるらしい。
2枚で1980円だの1枚買ったらもう1枚などの薄利多売商法は
原価が1円でも安い方が良いに決まっているわけで、
年間相当な数のDVDを購入する私としても
ソフトの価格は気になるところではある。

が、私が本当に気にしているのはそんな些細なことではない。
私は年間100本ほどの映画を劇場で観るのだが、
ソニーピクチャーズにも東芝エンターテイメントにも
同じぐらいお世話になっており、同じぐらい心に残る作品もある。
これらの作品を、
「この映画を観るにはこっち、あの映画を観るにはあっち」と
使い分けなければならなくなる事態だけは勘弁して欲しいのだ。

標準規格の座をかけてメーカーが綱引きを繰り広げるのは
よくあることであり、自分が不利益さえ被らなければ
私も街頭でマラソンランナーに旗を振る見物人のように
「ガンバレー」とお祭り気分で見てもいられるが、
今回はどう見ても私にも火の粉がかかりそうである。

私の願いはただひとつ。

早く決めてくれ。

それだけだ。

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ポニーキャニオン
ミリオンダラー・ベイビー 3-Disc アワード・エディション



ポニーキャニオン
ミリオンダラー・ベイビー

「多くの人間は、
 皿洗いや床掃除をしながら、人生を悔いながら死んでいく」

当BLOGで紹介した「サイドウェイ」もそうなのだが、
私はこういう台詞を吐く人間の出てくる映画にやたらガツンとくる。
あの時こうしていれば、
自分の人生は180度変わっていたかも知れない、と、
戻れるはずのない時間を思い返しては、
「あったかも知れない幸せ」を夢見る。
夢の期限を悟ったら、今度は自分の置かれた環境から
「満足」と思える妥協点を見つけ出し、
そこを拠り所として日々を過ごしていく。

街頭インタビューで
「今の生活に特に不満はない」と答える人の大半も、
どこかに置き去りにしてきた「悔い」の一つや二つは
絶対にあるはずなのだ。
この映画は、そういう「忘れたふり」や
「気付かぬふり」をする人間の頭を掴み、
力ずくで正面を向かせるような、そんな映画である。

年老いたトレーナーと、
三十路を過ぎてなお夢を見続ける女性ボクサーが
ありきたりな師弟関係でもなく、
親子でもなく、友情でもなく、恋愛でもなく、
ただ、お互いがお互いを強く必要としている姿は
とてもシンプルでわかりやすい。

監督という、映画全体を俯瞰する立場にいながら、
自らも役者として出演したクリント・イーストウッドと、
落ちぶれた老ボクサーを演じるモーガン・フリーマンの二人は
ますます円熟味を増してさすがの上手さなのだが、
今回は何と言ってもヒラリー・スワンクだ。
「ボーイズ・ドント・クライ」以来、二度目のオスカー受賞も頷ける。
「モンスター」のシャーリーズ・セロンといい、
「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマンといい
オスカーを手にする女優達は何故こうも力強いのだろう。
ここまでやられては男優の立つ瀬がないではないか。

観賞後、簡単に「面白かった」と口に出せない映画ではあるが、
観ておいて損はない。
金を払って痛い思いをするのも、たまにはいい。
「女性版ロッキー」だと思って観に行くと
強烈な竹篦返しを喰らうので要注意。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ミリオンダラー・ベイビー
    配給:松竹
   公開日:2005年5月28日
    監督:クリント・イーストウッド
    出演:ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン、他
 公式サイト:http://www.md-baby.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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アミューズソフトエンタテインメント
マラソン

貴方の「好きなこと」は何ですか?
それは「いつから好き」ですか?
それは「本当に好き」ですか?
それは「誰かが喜ぶから好き」なのですか?
それは「貴方自身が楽しいから好き」なのですか?

貴方は誰かを大事に思っていますか?
その人を守りたいからですか?
その人を縛りたいからですか?
その人を幸せにしたいですか?
その気持ちは、本当にその人の為ですか?
その気持ちは、あなたのエゴではありませんか?

本作に登場する母親も、懸命に息子の幸せを探している。
ハンディキャップを背負う息子の「幸せ」とは何なのかと、
家族の協力も得られぬまま、独り世間と闘い続ける中で、
ふとした瞬間に思い知らされる自分の中のエゴイズムと、
息子への愛情とも憎悪とも取れる思い。

愛情に比例しない己の力不足を呪い、
愛情に応えない息子に苛立ち、
やがて疲弊していく親の姿というのは
ハンディキャップの有無に関わらず
子を持つ全ての親に共感できることではないか。

主人公の家族とマラソンのコーチという
非常に限られた人間関係の中には、
「人が、人の中で生きていく」
ということの意味が、ぎっしりと詰め込まれている。

20歳の体に5歳児の知能を持つ自閉症のユン・チョウォンを
演じたのは「ラブストーリー」「H」のチョ・スンウ。
「レインマン」のダスティン・ホフマン、
「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクス、
「アイ・アム・サム」のショーン・ペン、
「僕はラジオ」のキューバ・グッディング・Jr.等と比較しても
決して引けを取らない名演を見せており、
本作が彼の代表作になることは間違いない。
チョウォンの数々の粗相がたまらなく愛しく見えるのは、
彼の演技が「上手い」を通り越した本物である証だ。

母親を演じたキム・ミスクは実に23年振りの
スクリーン復帰ということだが、とてもそうは思えない。
自閉症を持つ息子を20年育て上げた母親の
「これまで」と「現在」と「これから」が滲み出た演技は絶品だ。
チョ・スンウとキム・ミスクの二人がいなければ、
本作もありきたりなお涙頂戴映画になっていたかも知れない。

日本でも「光とともに・・・」という、自閉症児を持つ母親を
描いたドラマ(原作はコミックらしいが未読)があったが、
本作は言ってみればあの親子の15年後の姿でもある。
ドラマにはいつか「終わり」があり、
映画にもやはり「エンドロール」がある。
束の間、感心したり同情したりすれば良い私達と違い、
彼等にとっての「当たり前の生活」は、
命の灯が消えるその瞬間まで休みなく続くのだ。

「スターウォーズ・エピソード3」や「宇宙戦争」に挟まれて
今夏公開の小規模作品は根こそぎ吹き飛ばされてしまうと思うが、
少しでも興味を持っていただけたなら是非劇場へ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:マラソン
    配給:シネカノン
   公開日:2005年7月2日
    監督:チョン・ユンチョル
    出演:チョ・スンウ、キム・ミスク、他
 公式サイト:http://www.marathon-movie.com/index.php
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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「駄LOG@須田N」のsudan殿より
現在急速に浸透している「バトン」が回ってきた。
「バトン」を御存知のない方に説明しておくと、
「Musical Baton」という、音楽の趣味を語らせることを目的とした
チェーントラバが元になっており、
現在はお題を映画に置き換えた「Movie Baton」や
今回当方に回ってきた「Videogame Baton」などが確認されている。

やっていることはチェーンメールと何ら変わりは無く、
「鉄腕DASH」の国分チーム(もちろん嘘)から
メールが回ってきた過去を思い出したりしたわけだが、
私的に「乗せられてみようか」と思うお題だったので
まんまと乗せられてみる。
が、トラックバックシステムの悪用であることは間違いないので、
バトンはここで止めさせていただくこととする。
その代わり、以下の5つの質問に対する回答は熱烈大募集。
トラバなりコメント欄なりを使用して是非教えていただきたい。

1.Total volume of game files on my computer
(コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)


正真正銘「0」。

2.Game playing right now
(現在プレイ中のゲーム)


●PS2「喧嘩番長」
●GC「ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡」
●DS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」
●GBA「パルテナの鏡」

3.The last video game I bought
(最後に買ったゲーム)


●PS2「喧嘩番長」

4.Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me
(よくプレイする、または特別な思い入れのあるゲーム5本)


さすがに20年以上のゲーム歴から5本に絞り込むのは不可能なので
今現在もたまに引っ張り出してはプレイし、
「面白い」と思えるファミコンソフト5本にさせていただいた。

●「火の鳥 鳳凰編 我王の冒険」
 横スクロールアクションの最高峰のひとつ。
 当時流行の隠し要素も満載で、バランスも非常に良い。
 テクニックを駆使すれば魅せるプレイも可能だ。
 パネルを完成させた時に流れた
 劇場映画と同じエンディングにはいたく感動。
 ファミコンミニは「ゴエモン」よりこちらにして欲しかった。

●「迷宮寺院ダババ」
 ナムコが参入しなかったこともあってか、
 ファミコンディスク時代はコナミの黄金期でもあった。
 「謎の壁」「アルマナの奇跡」「グリーンベレー」
 「エキサイティングビリヤード」「ファイナルコマンド」
 「愛戦士ニコル」など、粒ぞろいな上に
 価格もロムの約半値であったのでとにかく世話になった。
 中でも「ダババ」は独特の操作性と耳に残るBGM、
 パズル要素を含んだフィールドなど、
 非常にオリジナリティの高い傑作。

●「きね子」
 ジクソーパズルの絵柄を動画にしたパズル。
 一ジャンルとして定着しても不思議ではないほどに
 秀逸なシステムでありながら、
 何故か後続の作品がSFC「オリビアのミステリー」や「アリョール」、
 PS「動画でパズルだ!プップクプー」ぐらいしかないという、
 しかもどれも売れていないという、不遇の名作。
 GGに移植されたことはあるが、GGでは・・・
 任天堂あたりが手掛けていれば「ピクロス」にも匹敵する
 メジャーパズルに昇格していたはずだ。
 非常にDS向けな題材だと思うのだが、アイレム様如何か。

●「いただきストリート~私のお店によってって」
 現在も続くボードゲームの傑作シリーズ。
 「モノポリー」の模倣から始まっていることは事実だが、
 オリジナル要素もふんだんに盛り込まれた作品。
 SFC版以降キャラクターデザインが万人向けになってしまったため
 私的には魅力激減。荒木画伯復活希望。

●「ジョイメカファイト」
 世間的には既にSFC全盛であり、「ファイナルファイト」も
 「マイティ」になることを余儀なくされていた1993年。
 「関節まで描けないなら描かなければ良い」という逆転の発想で
 関節そのものを描かなかった2D格闘ゲーム。
 しかし、この「描かない」ことに違和感がまるでない。
 むしろ、非常に滑らかに動いているかのように思えてくる。
 ハード末期に出る任天堂のソフトは名作が多い、と言われ始めたのは
 この「ジョイメカ」とディスクの「タイムツイスト」あたりからではないか。

5.Five people to whom I'm passing the baton
(バトンを渡す5名)


ということで、私からはバトンは回さないこととするが、
皆様よりコメント欄やトラックバックを使って多数のバトンが投げ込まれた。
参加していただいた方々、感謝。

1本目:ティディウム・ダイアリー
2本目:芸魔の館・出張ブログ版
3本目:COMU
4本目:テトラポット
5本目:めろんこめろん
6本目:駆り立てるのは野心と欲望、横たわるのは犬と豚


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PSPに成人向けソフト ソニー困惑

>SCEは「望ましいことではないが、発売を止める権限はない」と困惑している。

私が興味あるのは、何故「急に困惑し始めたのか」である。
(ちなみに日経ではSCEのコメントのみを伝えている。)
コメント欄で指摘していただいたように
この「困惑」という表現は引用元である毎日新聞独自の判断かとも思うが
いずれにせよ「望ましいことではない」と言ったことに変わりはなく、
参入メーカーに失礼ではないかという考えも変わらない。

アダルト投入を揶揄した記事を載せておいて
今度は「ソニー困惑」の記事を引っ張ってくる
YAHOO!のやり方もどうかと思うが、
暴力的なゲームソフトに対する風当たりが強まる中、
猥褻まで追加されては印象真っ黒である。
本心はどうあれ、
SCEとしてはこう言わざるを得なかったのかも知れない。

私はアダルトソフトのリリースは賛でも否でもない、
「どっちでもどうぞ、私は買いませんけど」という考えであり、
PSPのアダルトソフト投入自体に問題があるとは思っていない。
PCは持っていてもエロゲーは買わないという人が
世間的には圧倒多数であるのと同じである。
そもそも、PSPは「ゲーム機ではない」のではなかったのか。
SCEがPSPやPS3で「脱・ゲーム機」を目指しているのなら、
これぐらいのことで怯んでいては埒が明かないと思うが。

「ええ、出ますよ。マルチメディアマシンですから当然です」
ぐらい言ってみろ。

と、上の部分の言葉がどうもお気に召さない方もいたようだが、
「喧嘩番長」プレイ中の私としては
嶋大輔や山下真司のような雰囲気で読んで欲しかったのだが
字面通りにしか受け取られなかったようで残念だ。

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角川エンタテインメント
ザ・リング2 完全版 DTSスペシャル・エディション

アジアンホラーブームの礎となった
「リング」がハリウッドデビューを果たしたのが今から3年前。
本作は日本版の監督でもある中田秀夫を起用し、
前作も手掛けたアーレン・クルーガーが
日本版とは全く異なるシナリオを書き下ろして制作された、
ハリウッドオリジナルの「リング2」である。

時代的にビデオを使うわけにもいかなかったのか、
本作では呪いのビデオは冒頭に少し出てくるだけで
本編には全く絡んでこない。
サマラ(ハリウッド版の貞子)の性格もずいぶんと変わってしまった。
「母親を慕う娘」の部分に集中的にスポットを当てたせいか、
本作は「怖い」というよりむしろ
「可哀相」なキャラクターとしてサマラが描かれている。
「13日の金曜日」のジェイソンも
作品によっては同情の余地を与えたりしていたので
まぁこんなアプローチもたまにはいいかと思うのだが、
ひとつだけ気になる点が。

本作では水が大量に使用されている。
本作のキーワードは「ビデオ」ではなく「水」なのだ。
そこに母親を探す娘(幽霊)と、
我が子を守ろうとする母親との対立という図式・・・
これは完全に「仄暗い水の底から」ではないか。
確か「仄暗」も「ダークウォーター」というタイトルで
ハリウッドリメークが決定しているはずなのだが、
「リング2」がこうなってしまうと、「仄暗」の立場がない気がするのだが。

これは勝手な想像なのだが、
中田氏は「JUON」を手掛けた清水崇とは
ハリウッドという市場に対する認識がかなり異なるような気がする。
清水氏の場合は、「自分のどこを買われたのか」をまず考え、
「自分に出来る範囲のことを最大限やろう」という意図が見えたのだが、
中田氏の場合は、「自分のウリとハリウッドのニーズ」をまず考え、
「ハリウッドでウケるように撮ろう」という意図が見える。
「JUON」の物足らなさは、日本人から見れば
馴染みの清水節であることが原因であったが、
「リング2」の物足らなさは、日本人が撮ったにも関わらず
ジャパニーズホラー特有の湿気が足らないことが原因なのだ。

もちろん、中田氏ならではの驚かせ方もあるにはあるが、
細かく突っ込み始めたらキリがない、
まさにザル状態の脚本と相まって、正直あまり楽しめなかった。
あまりにも拍子抜けなラストにも愕然とした。
●を●●れば解決はないだろう。

ハリウッド版の前作も別物として楽しめたというのが最低条件、
さらにオリジナルストーリーの「リング」という点に
1800円の価値を見出せる人なら、か。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:リング2
    配給:アスミック・エース
   公開日:2005年6月18日
    監督:中田秀夫
    出演:ナオミ・ワッツ、
 公式サイト:http://www.thering2.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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任天堂
DS楽引辞典

「nintendogs」「脳を鍛える大人のDSトレーニング」と
立て続けに新機軸のソフトを打ち出し、
しかも一定の成功を収めている任天堂の「Touch! Generations」。
その流れを汲む新たなソフトが「DS楽引辞典」である。
30日発売予定の「やわらかあたま塾」が
どちらかと言えば「脳を鍛える~」に近いのに対し、
本作はもっとツール然としている。
もっとも、辞書なので当たり前と言えば当たり前なのだが。

三省堂から発売されている
「デイリーコンサイス国語辞典(第3版)」
「デイリーコンサイス和英辞典(第5版)」
「新グローバル英和辞典」
の3種類の辞書データにDSらしいお遊び機能を追加し、
「手に取りやすい辞書」を目指している(と思われる)。
価格が「脳を鍛える~」や「やわらか~」に比べて
少々高め(4800円)なのは、辞書3冊分というボリュームと
三省堂の取り分と思われるので致し方あるまい。
これでも他社の電子辞書と比較すればかなり安い。

DSらしい点と言えば、タッチペンを使った文字入力による検索、
まずはこれであろうか。
従来の電子辞書よりも遥かに操作し易く、
入力する作業自体が楽しい、まさに「楽引」だ。
画面には入力用スペースとして2文字分しか表示されていないが、
2文字目を書き終えた時点で
1文字目のスペースが再び書き込み可能になるので
3文字、4文字・・・と、どんどん続けて入力することが出来る。
文字数を増やすごとに画面上部の該当リストが減っていくので
より早く目的のワードを見つることが出来るというわけだ。
タッチペンで「ページをめくる感じ」を再現しているのだが、
効果音と相まって非常にそれっぽくて楽しい。
(ちなみに高速でめくる機能もちゃんと用意されている)

DS本体に内臓されているピクトチャット機能と連動して、
説明文の一部を消してクイズのように出題したり、
何故かパラパラマンガを作成する機能があったりと
それなりにお遊びも用意されているが、
正直、ハマるというほどの代物ではない。
出来上がったパラパラマンガを動画にして
ピクトチャットで送れたりすると楽しかったとは思うが、
ピクトチャットで送った場合、
1コマずつ連投される形で表示されるらしい。
これではほとんど「荒らし」である。
(ちなみにパラパラマンガの上限は50コマほどらしい)

肝心の辞書機能の部分だが、文字入力スペースに比べ
上部に表示される文字のサイズが小さいと前回指摘したのだが
これについてはきちんと改善されたようだ。
また、国語が赤文字で和英が赤紫という配色も
きちんと改善されている。

これで問題点は語彙の少なさぐらいか。
「お手軽な電子辞書」の最高峰としてお勧めしておこう。
ただ、「辞書を使ってここまでやるとは」までは期待しない方がいい。
あくまでも辞書であることをお忘れなく。



任天堂
漢字そのまま DS楽引辞典

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:DS楽引辞典
   機種:ニンテンドーDS
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年6月16日
   価格:4800円(税込み)
公式サイト:
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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タイトー
タイトーメモリーズ 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ 下巻

収録作品は以下の通り。

1978年「スペースインベーダー・カラー」
1980年「ルナレスキュー」
1982年「アルペンスキー」
1985年「フェアリーランドストーリー」
1986年「奇々怪界」
1986年「バブルボブル」
1987年「ラスタンサーガ」
1988年「功里金団」
1988年「サイバリオン」
1988年「地獄めぐり」
1989年「キャメルトライ」
1989年「ドンドコドン」
1989年「フリップル」
1990年「嗚呼栄光の甲子園」
1990年「マジェスティックトゥエルブ」
1990年「ルナーク」
1991年「プリルラ」
1991年「メタルブラック」
1992年「グリッドシーカー」
1994年「スペースインベーダーDX」
1994年「ダライアス外伝」
1994年「ライトブリンガー」
1995年「エレベーターアクション・リターンズ」
1996年「クレオパトラフォーチュン」
1997年「プチカラット」

太字は特に思い入れの強いタイトルなのだが、
ほとんどの作品をプレイした私は生粋のタイトーっ子であろうか。
「スペイン」「マジェスティック」「スペインDX」と、
「インベーダー」関連だけで3本収録しているあたりに
「●●in1」的な頭数稼ぎの匂いもチラリとするが、
基本的にはダブりなし、正真正銘25本入りだ。
アーケード基板を1から移植したわけではなく、
PC向けにエミュレートされた物をパッケージしたらしく
「ある意味、バグ技までそのままの”完全移植”です」との事。

このソフトが何よりも良いのは、
「アーケード作品ばかり」という点である。
アーケード作品は説明書を必要としない。
インストカードをざっと眺めて操作方法さえ掴んでおけば
取り敢えず遊ぶことは出来る。
本作でも作品選択時に操作説明が表示されるのだが、
実際、これだけで何の問題もなく遊ぶことが出来る。

画面固定型のアクションは80年代に全盛を極めたジャンルだが、
「フェアリーランドストーリー」はその中でも
かなり評価が高かった部類ではないか。
本作に収録されている「バブルボブル」や「ドンドコドン」などは
「フェアリーランドストーリー」の子孫とも言える。
画面固定なら「レインボーアイランド」を是非入れて欲しかったが、
下巻に収録されることを期待しておこう。
ちなみに、タイトーの画面固定アクションの最高峰は
誰が何と言おうと「パラソルスター」だ。

「キャメルトライ」や「サイバリオン」などの
特殊操作系の作品はアナログスティックを使ってプレイするらしい。

妖怪退治を続けて来年で20年、
いつまでも少女のままで今や自分が妖怪状態の
小夜ちゃんが主人公の「奇々怪界」や、
ベーシックな横スクロールアクションながら
個人的には非常にハマった「地獄めぐり」、
「ファイナルファイト」の登場で市場にストリートアクションが
溢れかえった時期の作品である「ルナーク」など、
ファミコン~PCエンジン~メガドライブ時代に
各機種に不完全移植された作品も収録されている。

あまり評判の良くなかった「フリップル」を入れるぐらいなら
「パズニック」の方が・・・
「外伝」はSSで満足のいく移植がされているので
どうせなら「ダライアス2」を・・・
何故そこまで「ラスタンサーガ」にこだわるのか・・・
「ライトブリンガー」も好きだが、
同タイプなら私はやはり「ダークシール」(DECO)派だ・・・
とジジィ故の気になる部分もあるが、
何せ1本あたりの単価は200円である。今回は全て大目にみたい。

最後に「下巻」への私からの希望。

●東亜プラン制作の縦STGは全部入れて欲しい。
●「忍者ウォーリアーズ」を入れて欲しい。
●「芸者ウォーリアーズ」も入れて欲しい。
●「中華大仙」を入れて欲しい。
●「レインボーアイランド」を入れて欲しい。
●「ミズバク大冒険」を入れて欲しい。
●「Dr.トッペル探検隊」を入れて欲しい。

×「レイ」シリーズは(満足いく移植があるので)要らない。
×「ハレーズコメット」は(死ぬほどやったので)要らない。
×「パズルボブル」は(辟易しているので)要らない。
×「アルカノイド」は(さすがにもういい加減)要らない。
×「森口博子のクイズでヒューヒュー」は絶対に要らない。

以上だ。

と書いた直後に下巻のラインナップが発表になった。

「スペースインベーダー」
「スペースインベーダーPart2」
「クレイジーバルーン」
「バルーンボンバー」
「クイックス」
「ワイルドウエスタン」
「エレベーターアクション」
「ちゃっくんぽっぷ」
「フロントライン」
「影の伝説」
「ニュージーランドストーリー」
「ラスタンサーガ2」
「レイメイズ」
「インセクターX」
「カダッシュ」
「バイオレンスファイト」
「ガンフロンティア」
「ハットトリックヒーロー」
「ミズバク大冒険」
「アラビアンマジック」
「あっかんべぇだぁ~」
「逆鱗弾」
「パズルボブル2」
「レイストーム」
「Gダライアス」

・・・願いがかなったのは「ミズバク」だけであったか。
「カダッシュ」が少し嬉しい以外は
正直「上巻」より魅力減な気がするのは私だけであろうか。
相変わらず「インベーダー」が複数にやはり出て来た「パズルボブル」。
あまりにも予想通りな展開ではないか。
特製ゴーグル付きで「コンチネンタルサーカス」を出すぐらいの
サービスをして欲しかった。
それが無理ならせめて「チェイスH.Q.」を。
LDゲームの復活も密かに期待していたのだがこれも叶わず。
このツボの外し具合、さすがはタイトーだ。
ちなみに下巻は8月25日発売予定。



タイトー
タイトーメモリーズ ポケット



タイトー
タイトーメモリーズ2 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ2 下巻(初回生産仕様:「タイトーメモリーズブック2 下巻」同梱)

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:タイトーメモリーズ
   機種:PS2
 メーカー:タイトー
  発売日:2005年7月28日
   価格:5040円(税込み)
公式サイト:http://www.taito.co.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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タイトー
タイトーメモリーズ 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ 下巻


今年で創立52周年を迎えるタイトーは
ゲーム業界にとっては曾祖父のような存在である。
昔のタイトーは『「スペースインベーダー」を作ったところ」
などと言わなくとも、バリバリの現役でやっていけるだけの
名作を次々に生み出していた人気メーカーのひとつだったのだが、
ここ十年ほどは「パズルボブル」と「インベーダー」と
「電車でGO」を使い回すだけで食い繋いでいるという印象が強い。
ファルコムと組んで「イース」シリーズを出したり
クロスノーツと組んで「戦国エース」を移植させたり
Gacktを主人公にして「武刃街」を出したりしているが
どれもこれも微妙にピントがズレているというか、
目の付けどころが「御上の仕事」という気がする。
現在のタイトーは、儲からない事業にせっせと金を注ぎ込みながらも
責任を問われない三セクのお偉いさんと同じ匂いがする。
タイトーの企画室からは加齢臭が漂ってきそうだ。

さて、若返りを断念した年寄りに出来ることはと言えば、
ズバリ「想い出の反芻」である。
後ろ向きな企画でありながら、ゲームの場合はかなり有効な手段であり、
「ファミコンミニ」シリーズがノスタルジックな想いに耽るジジィを
多数取り込んで大ヒットとなったのは記憶に新しい。
歴史の長さで言えばタイトーの右に出る者はいないわけで、
今こそその無駄に長い歴史を活用する時が来たというわけだ。

7月28日に発売予定の「タイトーメモリーズ・上巻」は、
「上巻」と付いているように、「下巻」の発売も予定されている。
タイトーが今までにリリースしたアーケードゲームを各巻に25本ずつ、
合計50本を収録しようというこの上なく太っ腹な企画である。
既発ソフトの抱き合わせは大体4~5本が相場であったが、
本作は25本収録でありながら定価は5040円(税込み)と
先に挙げた「ファミコンミニ」シリーズや、
7月21日発売の「ナムコレクション」などと比較しても割安感はかなり高い。
このソフトが発表されたことにより
今後の「コレクション」系ソフトはかなりやり辛くなるのではないかと
要らぬ心配をしてしまうほどだ。

長くなったので久々に続く。
次回はシステムや収録作品について紹介する予定だ。



タイトー
タイトーメモリーズ ポケット



タイトー
タイトーメモリーズ2 上巻



タイトー
タイトーメモリーズ2 下巻(初回生産仕様:「タイトーメモリーズブック2 下巻」同梱)

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:タイトーメモリーズ
   機種:PS2
 メーカー:タイトー
  発売日:2005年7月28日
   価格:5040円(税込み)
公式サイト:http://www.taito.co.jp/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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フロム・ソフトウェア
ADVENTURE PLAYER

最近のフロムソフトウェアはどうもピンと来ないという方、
かなり多いのではないか。
看板タイトルの「アーマードコア」の売り上げに
翳りが見え始めた辺りから現在に至るまで、
どうもご乱心が続いているような気がしてならない。
ただ、「何か」を生み出すべくジタバタしてる感じがするので
私としては密かに応援していたりもするのだが。

さて、そんなフロムからまたジタバタしたソフトが出る。
タイトルは「アドベンチャープレイヤー」。
ハードはPSP。
先日お会いした某氏は
「『コンストラクションも出来るアドベンチャーゲーム』
 とアナウンスしたところ、情報サイトや雑誌では
 コンストラクション部分ばかりがクローズアップされてしまい、
 まるでコンストラクション部分が本編で
 アドベンチャー部分がおまけのように扱われてしまった。
 あれでかえってとっつきにくそうという印象を与えたのではないか」
と懸念されておった。
「コンストラクション要素あり」はかなり業界ウケが良いらしく、
大きく取り上げてもらえる反面、ライトユーザーから敬遠されてしまう
痛し痒しなところがあるらしい。
ということで、当BLOGでは
コンストラクション部分以外を先に紹介してみたい。

システム関連を大まかに紹介しよう。
まず、最初からアドベンチャーが3本収録されている。
「怪奇圏」
割とベーシックなサウンドノベル。かなり短いらしい。
「ECHO NIGHT #1」
PS、PS2でもリリースされたシリーズの流れを汲む
テキストアドベンチャー。総プレイ時間は4時間程度とのこと。
「ハコノナカ」
線画だけで描かれた洋館を舞台にしたホラーアドベンチャー。
総プレイ時間は10時間程度。

と、これだけでも既に十数時間は遊べる内容になっているのだが、
フロムの公式サイトでは6月30日の発売日を皮切りに、
毎月1日にインディーズコンテンツ、
毎月2週目に文学の扉シリーズ、
毎月3週目に「if」もしもシリーズなど、
10月末日までに合計30本の新作を
無料でダウンロード出来るサービスを予定している。
(一部には有料コンテンツもあるらしい)
他社の有名アドベンチャータイトルのコンテンツや
スターダストプロモーションとの協力によって制作された
実在のアイドルとのデートシミュレーションなど、
コラボレーションも企画されており、
様々なジャンルの作品が配信される予定だ。
ちなみに、各作品の容量はだいたい10M前後ということなので、
32Mのメモリースティックなら
同時に収録出来るのは2~3本ほどということになろうか。
システムのセーブで5M(だったと思うがうろ覚え)ほど使うらしいので
3本は厳しいかも知れない。

そして既に話題になっているコンストラクションモードについて。
コンストラクションモードを楽しむには、
まず「ADVPスタジオ」というソフトを
公式サイトからダウンロード(無料)してくる必要がある。
無料CD-ROMの配布や
ROM付き専門誌などへの収録も予定されているとのこと。
*Macには未対応。

このソフトを使い、PC上で作成したデータを
PSP本体に転送して楽しむというのが基本だ。
出来上がった作品はメールに添付して友人に送ったり、
メモリースティックで交換したりも出来る。
いっそのこと公式サイトに専用のアップローダーでも置いて
自由にダウンロード出来るようにしてはどうかと尋ねたのだが、
エロ画像やグロ画像を使った作品が多数投稿されて、
荒らされてしまうのではないかとの理由で断念されたようだ。
情けない話だが、確かに一理ある。

これだけ詰め込んで定価は3800円。
PS版のベタ移植である「やるドラ」シリーズと同じと考えると
かなりのサービスプライスに思えるが、
それでも目標は3万本と慎ましい。

ちなみに私は、「ツクール」シリーズには
過去に何本か手を出した経験があるが、
結局完成までこぎ着けたのは1本もないという忍耐力ゼロの人間なので
3本の収録作とダウンロードだけでもきっちり楽しめそうな
本作にはかなり期待している。
DSで「nintendogs」や「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が
ヒットしたように、PSPも移植ばかりではなく
こういった遊び心のあるソフトが売れる土壌が育って欲しい。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
 タイトル:アドベンチャープレイヤー
   機種:PSP
 メーカー:フロム・ソフトウェア
  発売日:2005年6月30日
   価格:3990円(税込み)
公式サイト:http://www.adventureplayer.net/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


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