ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。




一昨日あたりから体調不良のため
更新をしばらくお休みさせていただきたい。

なんとも吐き気が激しいのだ。
そう言えば知り合いも嘔吐を伴った風邪をひいていたような。
今年の流行なのだろうか。

皆様もお気をつけて。

【2月27日:追記】

と書いた後にメールを何通かいただいた。
体調を心配をしていただいたメールもあれば、
「閉鎖ですか?」「何かあったんですか?」といった
質問のメールもいただいた。
あちこちに散らばった書き込みをまとめたメールもいただき、
それらにも全て目を通させてもらった。

要するに、
もうここでは”ひっそり”は不可能ということなのだな。
精神衛生上良くないのであまり見ないようにしていたのだが、
相変わらず噂も嘘も大盤振る舞いのあちらでは
ネガティブな話ほどなぜか信憑性が高いと思われるらしい。

噂好きなのは私も同じなので
人のことをとやかく言えた義理ではないのだが、
とりあえず荒波にも負けずやっていくには私は歳をとり過ぎた。
「そこは違いますよ」といくら言葉を尽くして説明したところで、
ああいう手合いは納得はしないであろうし。
コメント欄では今年頭あたりから書いていたと思うが、
荒れる元になっているコーナーは終了させていただくことにする。
もう少し呑気なネタと映画の多いページにモデルチェンジすれば
ゲームの情報のみを目的とした多数の方は去るであろうし、
私としてはそれで構わないと思っている。


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■DVD:「あずみ2」


小山ゆうの「あずみ」が映画化されると聞いた時は、
はっきり言って喜びよりも不安の方が大きかった。
主人公・あずみの背負う使命の重さや、
刺客として生きる中で時折見せる微妙な感情の「揺れ」を
果たして実写(上戸彩)で出せるのだろうかと。

出来上がった映画は、北村龍平の腕前披露と言うか、
ストーリーよりもアクション重視に仕上げられていた。
美女丸を演じたオダギリジョーに救われている部分も大きいが、
コミック原作の映画化としては及第だろう。
少なくとも、日本中の映画ファンが揺れに揺れた
「デビルマン」よりは1000倍マシだったように思う。

さて、2年振りに届けられた続編だが、
これは「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」である。
と言っても、
あずみの武器が刀からヨーヨーに代わったわけではない。
一人称が「オレ」から「わて」になったわけでもない。
原作に対する制作者からの愛情表現が似ているのだ。
「スケバン刑事」の原作者である和田慎二は、
斉藤由貴が麻宮サキを演じたドラマ版「1」の出来が
かなり不満だったと文庫本の巻末に書いている。
一応原作通りのストーリーをなぞってはいるが、それだけだと。
しかし、主人公が学生刑事であり、武器がヨーヨーである、
という2点のみを必須条件に提示して
後は好き勝手にどうぞと任せた「2」は
和田本人も熱狂するほどのお気に入りだったらしい。
そこに居る麻宮サキは、顔に妙な鉄仮面はつけているし、
怪しげな土佐弁を使ってはいるが、間違いなく麻宮サキであったと。

同じことが本作にも言える。
監督を務めた金子修介は、
「女の子を可愛く撮るのが好き」と公言しているだけあり、
あずみの心の内にスポットを当て、ストーリーの流れの中で
あずみの心情がどう変化しているかにウエイトを置いている。
このアプローチを小山ゆうがどう思うのかは分からないが、
80年代に量産されたアイドル+戦隊モノのドラマや映画を
いくつも観て来た私にとっては、
何とも懐かしい香りの漂う映画であった。

アイドル映画に欠かせないほのかなラブストーリーも、
戦隊モノに欠かせない演出過多な悪役も、
必要な要素は一揃え入っている。
前作ほどアクションシーンでの見せ場はないが、
「バイオハザード」や「LOVERS」をチープにしたような
演出もチラホラと見えるので、元ネタ探しをするのも一興だ。
ただ、洋画から持ってくるのであれば、
栗山千明の武器はゴーゴーボールにして欲しかった。

今回の見所は「キルビルvol.1」で怪演を見せた栗山千明と、
ビジンダーかダイアナンAかと見まごう衣装に身を包み、
「極妻」ばりの啖呵を切る高島礼子だろう。
思い返してみれば、印象に残ったのは全て女性、
さすがは金子監督である。

安っぽいのは確かなので、その辺は覚悟しておくように。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:あずみ2 Death or Love
    配給:東宝
   公開日:2005年3月12日
    監督:金子修介(「平成ガメラシリーズ」)
   出演者:上戸彩、栗山千明、小栗旬、高島礼子他
 公式サイト:http://www.azumi2.jp/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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最近、数分触っただけの作品紹介など不要なのではないか、
というご意見をけっこう多くの方から頂いている。
少し前から、

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


と、お断りの部分にも少し修正を加えてみたのだが、
それでも指摘が来るということは、納得は得られていないのだろう。
言葉を紡ぐのは本当に難しいと、最近つくづく思う。

今回改めてお断りしておきたいのは、
当BLOGで行っている作品紹介は、文字通り「紹介」であり、
「批評」「評論」などと言う高尚なものではない。
作品の大まかな印象を掴んでもらえればそれでいいのだ。
雑誌やネットを活用して情報を収集しているヘビーユーザーには
到底納得していただける内容でないことも自覚している。

しかし、これは言い訳になるかも知れないが、
ソフトを購入するか・しないかを判断する時、
何時間もやり込んでから決めるという方は少ないのではないか。
店頭に置かれた試遊用ソフトも触りの部分しかプレイ出来ないし、
雑誌に付いて来る体験版でも大差はない。
CMを見て購入するライトユーザーもかなり多い。
ソフトを購入するというのは、ちょっとした博打なのだ。

ファミコン全盛期はまだ量販店もゲーム専門店も少なく、
町のおもちゃ屋で購入することが多かった。
私の近所にあったおもちゃ屋は駄菓子屋感覚というか、
とても砕けた商売をしており、
「おっちゃん、これ遊ばせて」と頼めば
店先に置いている本体を使っていくらでも遊ばせてくれた。
たっぷり遊んでから買うか・買わないかを決められたのだ。
YAHOO!オークションなどで
「新品未開封」と書かれたファミコンの出品を見かける度に、
ジジィな私は「実は散々遊び尽くされてたりして…」と思ってしまう。
(もちろん、実際には看板に偽りのない新品であろう)

すっかり話が逸れたが、当BLOGの作品紹介では、
個人の趣味嗜好が大きく関係する部分にはなるべく触れず、
数分触ったことで感じる「楽しい部分・気になった部分」を
可能な限り率直に書いているつもりだ。
「後半面白くなる」かも知れないし、
「慣れれば気にならなくなる」かも知れないが、
ちらっと触った段階ではこういう印象を受けましたよ、
と近所の名も知らぬおっちゃんが言っていた、
ぐらいの広い気持ちで読んでいただきたい。

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<以下、毎日新聞からの転載。>

マイクロソフト:Xboxでやけど 1410万台を交換

●電源コードの発火が報告されたマイクロソフトの家庭用ゲーム機「Xbox」

マイクロソフトは17日、家庭用ゲーム機「Xbox」の電源コードが発熱し、
7件がやけどを負ったと発表した。
03年10月23日以前に世界で製造された製品1410万台を対象にコードを無償交換する。
日本での被害報告はないが、推定出荷数45万台のうち9割が該当するとみられる。

同社によると、30台のトラブルを確認。
7件のやけどのほか、23件はカーペットを焦がすなどしたという。
同社のロビー・バックシニアバイスプレジデントは
「極めてまれな事例だが、予防的な措置として無償交換をすることにした」
としている。

交換用電源コードの申し込みは、同社のホームページ
0120-558-573まで。2~4週間でコードが届く。

<転載終わり>

燃えたの焦げたのと書かれてはいるが、
出荷数に対し報告された件数があまりにも少ないため、
おそらくかなり稀な条件が揃わない限り起こらない不具合と見られる。
たかだか電源コードとはいえ、
1400万本となれば送料も含めてどの程度の費用がかかるのだろう。
例え30/14000000の確率でも、可能性が0でないなら全交換、
さすがは訴訟大国仕込みのマイクロソフトである。

ちなみに、日本での推定出荷数が45万台という部分については
触れないでおこう、と最後に触れてみた。

*********************************

私も一応Xboxユーザーなので、
今回の件についてマイクロソフトからメールが届いた。

<以下は転載>

Xbox をご購入のお客様へ

拝啓
ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
また普段よりXboxをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

さて、このたび弊社は、
2003年10月23日よりも前に製造されたXbox本体の電源コードを
無償で交換させていただくことにいたしました。
弊社の記録では、お客様は該当する本体を所持されている可能性があります。

Xboxに関して、
ごくわずかな台数 (1万台につき1台の割合未満の台数)についてですが、
部品の故障によって、本体の内部が焦げたり、
電源コードの本体との接続部分が溶けたりする現象が発生したため、
弊社では、このような部品の故障および潜在的な発火のリスクから、
お客様とお客様のXbox本体を守るために、
交換用の電源コードをご用意いたしました。

お客様のXbox本体の底部に記載された製造年月日をご確認ください。
2003年10月23日およびそれ以降であれば、交換の必要はありません。
2003年10月23日よりも前に製造されている場合は、
専用ページから交換用電源コード(無償)をお申し込みください。
このWebサイトにアクセスできない場合は、
フリーダイヤル0120-558-573 までお電話ください。
(フリーダイヤルがご利用いただけない場合は、
  03-3570-8110 をご利用ください。)

新しい電源コードは、2~4週間以内にお届けします。
電源コードをお取替えになるまで、
Xbox をご使用されていない間は電源をお切りください。

本件についてご面倒をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。
今後ともXboxに変わらぬご愛顧を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

敬具

<転載終わり>

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■DS:「メテオス」



一般のゲームユーザーにはまだそれほどでもないのだが、
DSユーザーの間ではやけに前人気が高い「メテオス」がいよいよ発売される。
「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「星のカービィ」を手掛けた
桜井政博氏の作品である、ということが前人気に拍車をかけているようだ。

まずはルールを簡単に説明しよう。

■●■
●■▲
▲▲■
■●■

上記のようにメテオ(ブロックのこと)が積まれているとする。
これを縦か横に3つ以上並べると、
メテオがちゅどーん(高橋留美子風)と打ち上げられる。
メテオの入れ替えは縦に2ブロック単位でのみ可能なので、
この場合は■か▲のメテオを横3つで繋げるか、
右端の列の■を縦3つで繋げるかのいずれかになる。
任天堂から発売されていた「パネルでポン」は
横2ブロック単位での入れ替えだったので、
あれの変形利用だと思ってもらえると話が早い。

本当に基本の部分だけで言えば以上だ。
私も簡単な説明だけ聞いてプレイを始めたのだが・・・
1作目にして既に「3」のような印象を受けた。
何と言うか、いきなり「ぷよぷよSUN」からプレイしたような感じだ。
本作のターゲットがパズルゲームマニアなら何の問題もないのだが、
パズルゲームの新たな定番のポジションを目指しているのなら
思いきってもう少しシンプルにしても良かったと思う。
思い付く限りのアイディアを詰め込んだのだろうし、
それはクリエーターとして間違いなく「正解」ではあるのだが、
詰め込み過ぎた面白さは、時に贅肉に思えることがある。
「テトリス」や「ぷよぷよ」を未だにプレイしている
ライトユーザーにはこのシステムでは敷居が高いのではないか。
逆にパズルゲームに戦略性や高いアクション性を求める
バリバリのパズルゲーマーにとっては最適の仕上がりと言える。

ここからはプレイしていて気になった点をいくつか。
まず、打ち上げるメテオのスピードの違いが感覚的に判断しにくいこと。
多くのメテオを一気に打ち上げようとすれば重くなることと、
同色のメテオを多く繋げればそれだけ勢いがつくのであろうことは
何となく分かるのだが、脳内からドーパミンが分泌され、
いわゆる「ハイ」になった状態では咄嗟に判断しにくい。

次に色使いと操作方法について。
この作品は十字キーでもタッチペンでも
どちらでも操作出来るようになっているが、
ゲーム画面が派手派手な割にメテオを囲う枠の色使いが淡いので
十字キーでプレイしていると枠を見失ってしまうことが多かった。
タッチペンの場合は、枠をペンで追っていけば良いので見失うことはないが、
枠のサイズが小さいため肝心の枠内をペン先で隠してしまう。
これらの難点は全て慣れで克服出来るレベルだとは思うが、
アクション性の高いパズルでこういった視認性の悪さは辛い。

色々と難癖をつけてしまったが、
アクションパズル好きな私には充分「買い」の1本だ。
GCの「ニンテンドーパズルコレクション」を家宝にしている
パズル好きジジィなら是非一度試していただきたい。
ただし、腕前に自信のないライトユーザーは
店頭で体験してから判断されることをお勧めしておこう。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:メテオス
    機種:ニンテドーDS
  メーカー:バンダイ
   発売日:2005年3月10日
    価格:5040円(税込み)
発売元サイト:http://planetmeteos.com/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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■PS2:「GLADIATOR ROAD TO FREEDOM」


PSが発表された頃、これがPSのサードパーティですと発表された
リストの大半は知らないメーカーだった。
「100本に1本、名作が生まれれば良い」というSCEの言葉通り、
素人同然の作品も多数リリースされたが、
今までにない魅力を持つ作品が
名も知らぬメーカーから発売されることもあった。
その中の1社が「ボクサーズロード」を生んだNEW(ニュー)である。
ゲームジジィ的には「キャプテンコマンドー」のPSへの移植や、
PS史上に残る傑作アクションゲーム「ちっぽけラルフの大冒険」を
手掛けたメーカーと言った方が分かり易いかも知れない。

今週発売される「GLADIATOR」の発売元であるERTAIN(アーティン)は、
NEWの在籍スタッフが立ち上げたメーカーであり、
本作がPS2でのデビュー作になる。
開発を担当したのは娯匠。
スクウェアから発売された「エアガイツ」や「バウンサー」の
開発にも関わったスタッフで設立された制作会社だ。

さて、「GLADIATOR」だが、
ボクサー物を作り続けてきたERTAINの影響が
かなり色濃く出た作品になっている。
舞台がリングから闘技場に、
主人公の衣装がボクサーパンツから鎧に変わってはいるが、
基本的にやっていることは同じである。
食事による体調管理や日々の訓練など、「ボクサーズロード」や
「はじめの一歩2」のボクサーズロードモードと重なる部分は多い。

戦闘シーンでは、武器や防具に重さの概念を取り込み、
装備品の総重量によってキャラクターの動きに変化が出たり、
防具を武器としても使用出来たり(兜を持ってタコ殴り等)、
相手の体の部位を狙って攻撃出来たりと、
細部にまでこだわった堅実な作りなのだが、
いかんせん面白さが伝わってくるまでにかなり時間がかかる。
爽快感を求めてプレイするアクションゲーム好きは
なかなか勧め辛いというのが正直なところだ。
ただ、育成+アクションというのはそれほど多くリリースされていないので
「ボクサーズロード」も「はじめの一歩」もプレイしたことがない
アクションゲーム好きにとっては割と新鮮かも知れない。

ちなみに、来月カプコンから発売される「SHADOW OF ROME」も
「GLADIATOR」の異母兄弟のような作品なのだが、
急に何故古代ローマ帝国を扱ったソフトが続いたのだろう。
「トロイ」「キングアーサー」「アレキサンダー」などの映画が
立て続けに制作されていることも影響しているのだろうか。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:GLADIATOR
    機種:PS2
  メーカー:ERTAIN
   発売日:2005年2月17日
    価格:7140円(税込み)
発売元サイト:http://www.ertain.com/ja/products/gg/gladiator/index.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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■DS:「タイガー・ウッズPGA TOUR」


同じ携帯用機であり、発売時期が近かったことから
販売数やスペックで比較されやすいPSPとDSだが、
2機種で同じソフトが発売されたことはまだ少ない。
「麻雀大会」と「ぷよぷよフィーバー」ぐらいではないか。

そんな中、2月17日に2機種同時発売になるタイトルがある。
「タイガー・ウッズ PGAツアー」がそれだ。
以前どこかで書いたかも知れないが、
私はゴルフゲームがとにかく好きで、色々とプレイしている。
ただ、洋モノのゴルフゲームは危険度が高い上に
有名人を冠したソフトにも「アタリ」が少ないため、
同シリーズは今回が初体験であった。

EAとしては、せっかくPSPとDSで出すならということで
各機種ごとの特色を出したかったのだろうし、
その考えは決して間違ってはいないのだが、
PSP版はさておきDS版はかなり妙なことになっている。
PSP版は、有り体に言ってしまえば
「ちょっと出来の悪い『みんなのGOLF』」である。
タイガー・ウッズ公認の一点突破で勝負をかけたような作りで、
見た目もショット方法も従来のゴルフゲームを踏襲している。



しかしDS版は違う。
まともにゴルフが出来ると思ってはいけない。
今回使用している画像はDS版のものなのだが、
2画面の下の部分をよく見て欲しい。
右側に「BOOST」と書かれた怪しげなメーターが見えるだろうか。
DS版はまずこのメーターをタッチペンでこすりまくるのである。
ガシガシとこするうちにメーターが徐々に赤くなっていき、
真っ赤に燃え盛ったところで左側の通路をタッチペンで辿り、
途中通路からはみ出さなければショット成功なのだ。
どうだろう、この斬新さ。
PSP版も採用しているボタン3回押し打法は
ゴルフのリズム(ワンタンメン)を再現しているように思われたが、
このDS版のこすって辿って打法からはゴルフの香りがまるでしない。
しかもこの辿るという操作がやけに難しく、
ちょっとでも通路からはみ出せば即ミスショットになってしまう。
先端部分がやたらと狭い上に判定が厳しいため、
結局私は一度もまともなショットを打てなかった。

「アナザーコード」を紹介した時にも書いたが、
このソフトもまさに「タッチペンの呪縛」が生んだソフトと言えよう。
ただこの呪縛、妙に味わいがある。
ゴルフゲーム好きとは全く別のところで、
後々語り種になりそうな予感がする。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:タイガー・ウッズ PGAツアー
    機種:ニンテンドーDS/PSP
  メーカー:EA
   発売日:2005年2月17日
    価格:5040円(税込み)
発売元サイト:http://www.japan.ea.com/easports/index.phtml
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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■DVD:「THE JUON 呪怨」


海外で評価されると、もうそれだけで凄いと思い込む日本人は多い。
一部のファンから熱狂的な支持を受けつつも興行的には失敗した作品が、
海外で評価された途端に日本でも絶賛というやつだ。
昨年夏に公開され、公開当初は長蛇の列が出来ていた
「誰も知らない」などはその典型だろう。
(この作品の場合は公開前に海外で評価されたのだが)
あの作品が悪いわけでは決して無いが、
主演の柳楽優弥がカンヌを穫っていなければ
あれほどのロングランにもならなかったであろうし、
これほど多くの賞も受賞していなかったはずだ。

最近、同じ騒がれ方をしているように思えるのが「呪怨」である。
清水崇の手掛ける同シリーズを「学校の怪談G」内の短編作品
「4444444444」「片隅」の頃からずっと追い続けてきた私にとって、
今回のハリウッド進出は嬉しい反面、少し寂しかったりもする。
下手なサービス精神でアメリカンなホラーになっていないか不安であったが、
清水崇はハリウッドに行っても清水崇のままであった。

今回の「THE JUON」は劇場版の「1」をベースにしているので
主演のサラは奥菜恵だと思ってまず間違いない。
最初のうちは日本版との類似点や変更点ばかりが気になって
なかなか映画の中に入って行けなかったのだが、
清水監督の目指すところが見えてきたあたりから俄然面白くなった。
これは清水監督自らがセレクトした「呪怨」のベストアルバムなのだ。
よくあるではないか、アーティスト自らが選曲したベストアルバムというのが。
今回のハリウッド版には、
ビデオ版「1」「2」や劇場版の「2」に収録されていたエピソードや、
パンフレットに記載のあった裏設定など、
知っているとより楽しめる「呪怨」の小ネタを惜しげもなく詰め込んでいる。
日本版は劇場版の「1」しか観ていないというファンも、
このハリウッド版を観れば佐伯家にまつわる一連の事件を把握出来るはずだ。

伽ヤ子の恋愛をクローズアップしてみたり、
主人公が行動を共にするのが女友達から恋人に変わっていたりと、
ハリウッドらしい恋愛部分の強化はあるが、
原作のイメージを壊すことなくアレンジしてあるのも上手い。

日本版を全て観ているファンには食い足りない部分もあろうが、
これが「呪怨」のベストアルバムと思えばそれも合点がいくのではないか。
ベスト版から入ってオリジナルを聞き始めるファンも多いように、
このハリウッド版から日本版の「呪怨」に入っていくファンが増えれば良しとしよう。
今回が「呪怨」初体験という人なら恐さは保証出来る。
ちなみに、清水監督の粋なはからいにより、
日本公開版のみ恐怖シーンが追加されたディレクターズカット版らしい。
いわゆる「ボーナストラック入り」である。

最後に、ハリウッド版に素顔で出演できた藤貴子(伽ヤ子役)に
「良かったね」という言葉を贈りたい。
素顔を知らない人が大半だと思うが、実はけっこう可愛い人なのだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:THE JUON 呪怨
    配給:日本ヘラルド、クロックワークス
   公開日:2005年2月11日
    製作;サム・ライミ(「死霊のはらわた」「スパイダーマン」)
    監督:清水崇(「呪怨」「呪怨2」)
   出演者:サラ・ミッシェル・ゲラー(「スクリーム2」)他
 公式サイト:http://www.thejuon.com/flash.html
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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■DS:「アナザーコード 2つの記憶」


ニンテンドーDSの特徴はタッチパネルだけなのかと言うほどに
DSのソフトはタッチペンを使う物が多い。
タッチパネルの使用は絶対ではないはずなのだが、
そこにそれ(タッチパネル)がある以上、
使わなければならないのではないかという、
「タッチパネルの呪縛」に取り憑かれたクリエーターも多いのではないか。

一方、DSのもうひとつのウリであるはずの2画面だが、
こちらは逆にあまり魅力を感じていないのか、
革新的な利用法を思いつかないのか、
「一応上下の画面を使ってますけど」
という程度にしか使われていないソフトが多い気がする。
SFCにしろ64にしろ、新ハード発売時には
常にハードの機能を活かしたソフトを投入してきた任天堂ですら、
まだ2画面を使いこなしたソフトは見受けられない。

今月24日に発売予定の「アナザーコード」は、
現状では持て余し気味の2画面の可能性を垣間見ることが出来るソフトだ。
開発を担当したのはCING。
一般にはあまり馴染みのない名前かも知れないが、
PS2でカプコンから発売された「玻璃ノ薔薇」の開発も担当している。
ゲームジジィ向けに追加説明すると、このCINGという会社は
リバーヒルソフトにいたスタッフが集まって出来た会社なのだ。
リバーヒルソフトと言えば、「琥珀色の遺言」「殺人倶楽部」など、
硬派なアドベンチャーを多数リリースしていたメーカーで、
私のお気に入りのメーカーのひとつだった。
PSでリリースされた「ワールドネバーランド」が、
リバーヒルの残した最後のヒット作かも知れない。

前置きがやたらと長くなったが、
「アナザーコード」はアドベンチャーに関しては一日の長を持つ
CINGならではの作品に仕上がっている。
今作で特に目を引いたのが、2画面の利用法の上手さだ。
通常の探索画面では、
下画面ではトップビューのマップを主人公が歩いており、
上画面ではマップ上で秘密のある箇所を主観視点で表示するようになっている。
上画面に変化があればそこに何かあると直感的に分かるため、
従来のアドベンチャーのように無駄に歩き回る必要がないのは嬉しい。
また、下画面では主人公が眠っており、
上画面では主人公が見ている夢の風景が進行する、という風に、
DSの2画面をコミックのコマ割のように捉えた演出が随所に見られるのだが、
これが想像以上の効果を上げている。
「研修医・天堂独太」をプレイした時にはさほど感じなかったのだが、
DSとアドベンチャーというのは相性が良いのかも知れない。

気になった箇所もいくつかある。
まず、ゲームに入るまでの導入部分がやけに長いこと。
冒頭部分で惹き付けておきたいのも分かるが、
早く実際に触ってプレイしたいというプレーヤーは多いと思う。
時折挿入されるムービーシーンなどもそうなのだが、
全体的にかなりゆったりしたペースで進んでいくため、
短気な人はちょっとイライラしてしまうかも知れない。
また、私的にはこれが一番辛かったのだが、
同じメッセージに当たった時に途中キャンセル出来ないのは今時どうかと思う。
一応LRボタンで早送りすることは出来るのだが、
例え早送りをなくしてでもキャンセルを入れて欲しかった。

老舗ならではの味わいにDSらしさも加味したアドベンチャーなので
女性からジジィまで幅広くお勧め出来る。
ただし、短気な方はプレイ前にカルシウムをとっておくべし。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:アナザーコード 2つの記憶
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:任天堂
   発売日:2005年2月24日
    価格:4800円(税込み)
 公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ds/anoj/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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