忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)。
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Touch!してきた(ソフト編:2)

2004年10月17日 | 作品紹介(ゲーム)
前回に引き続きソフトを紹介していこう。
なお、
●開発途中のROMを使ってのプレイであること。
●数分のプレイによる第一印象であること。
を予め断っておく。

■DS:「大合奏!バンドブラザーズ」

もっと革新的なソフトかと密かに期待していたのだが、
ベースとなるモードは「ビートマニアGB」や「ポップンミュージックGB」
などと大差のない音ゲーであった。
お手軽に楽しめるというメリットも、携帯用機では操作性に難がある、
音質に問題があるなどのデメリットも同じなので、
携帯用機でどうしても音ゲーをしたいという人ならお勧め可能。
楽器を分担して行う演奏モードも「なるほどね」とは思うものの、
既存の音ゲーの二人同時プレイをアレンジした域からは出ていない。
鼻歌から譜面を起こしてくれるというコンストラクションモードに
技術の進歩は感じたが、このモードに魅力を感じる人が果たしてどれぐらいいるものだろうか。
コアな音ゲーファンに。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:大合奏!バンドブラザーズ
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:任天堂 
   発売日:2004年12月2日
    価格:4800円(税込)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

■:「直感ヒトフデ」

断言しよう。
(私を含む)生粋のパズル好きはこの1本だけでも充分DSは「買い」だ。
基本システムは簡単。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
☆■■■■■■■■■■☆
☆□□□□□□□□□□☆
☆■■■■■■■■■■☆
☆□□□□□□□□□□☆
☆■■■■■■■■■■☆
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

上の図のように白と黒(この場合は□と■)のブロックが並んでいるので、
タッチペンを使って白か黒かのどちらかを
一筆で辿りきり、横の列が全て同じ色になればクリア。それだけだ。
外周(☆の部分)は通って構わない。
ちなみに、この例題は既にクリアしたことになってしまっているが
分かり易さを優先して敢えてこの表示にしてある。

この場合は、黒を狙うならS字を描くように、
白を狙うなら片仮名の「コ」を描くように辿ればすんなりクリアだ。
最初こそ簡単だが、先に進むにつれどんどん複雑化していく。
解法がひとつではない柔軟さも良い。

モードは3種類あり、
上に挙げたような面を次々にクリアしていくチェックメイトモードと、
消したブロックを相手に送りつけるバーサスモード(未プレイ)、
上から降ってくるブロックを次々に一筆で消していくチャレンジモードがある。
チェックメイトモードは現在のところ100問ほど用意されているらしいが
これは明らかにボリューム不足だ。最低でも200問は欲しい。
しかし、チェックメイトモードのボリューム不足を補って余りあるのがチャレンジモードだ。
チャレンジモードのプレイ感覚を他のゲームで例えるなら、
システムの違いこそあるものの「クォース」に近いかも知れない。
一筆を駆使して巨大な四角形を完成させた時の快感は似ている。

このモードの最大の難点はそのバランスどりだ。
なぜこんなにも難しくしたのだろうか。
メジャー・マイナーを問わずパズルと聞けば取り敢えずプレイする私ですら難しい。
「ドクターマリオ」もレベル20からプレイする私ですら数分と持たない。
素人さんなら数秒でゲームオーバーだろう。
だが、アクションパズル好きな私はこの挑戦的とも言える難易度設定に燃えた。
ほとんど猿状態でしばらくプレイし続け、ようやく3分ぐらい持つようになったが、
他のソフトが触れなくなる身の危険を感じ、泣く泣くその場を離れた。
この仇は発売後にとるつもりだ。
任天堂の人にも直接言ったのだが、このバランスどりを修正して
馬鹿みたいに簡単なレベルから始められるようになれば間違いなくブレイクすると思う。
画面が地味なことも、WSと同発だった「GUNPEY」にハマれた人なら何の問題もない。
ただ、私のハートは強烈に射抜かれたものの、
売れるかと言われると怪しい。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:直感ヒトフデ
    機種:ニンテンドーDS
  メーカー:任天堂 
   発売日:2004年12月2日
    価格:3800円(税込)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
コメント (13)
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