滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/134:新型インフルエンザ】インフル相談受付時間拡大 /滋賀県内発熱センター

2009-05-18 23:50:18 | Weblog

 滋賀県は、新型インフルエンザの窓口として県内6保健所に設置している発熱相談センターの相談受付時間を午前8時半から午後10時までに拡大し、土日祝日も含めて毎日開設する。大津市の発熱相談センターも番号を変更したうえ、24時間対応となる。

 国内での感染が確認されたのを受けて相談が増加しているため、体制を強化した。

【関連ニュース番号:0905/129、5月18日など】

(5月18日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051800185&genre=C4&area=S00

【0905/133:県防災会議】「福祉避難所」を拡充へ :滋賀県防災会議、地域計画の修正承認

2009-05-18 23:44:15 | Weblog

【写真:災害時の外国籍住民への対応などを決めた滋賀県防災会議(大津市・県庁)】

 滋賀県や市町、インフラ関係の企業などでつくる県防災会議が5月18日、大津市の県庁で開かれ、外国籍住民向けに避難誘導標識の多言語化や、移動困難者らに配慮した「福祉避難所」の拡大など、県地域防災計画の修正を了承した。

 会議には約40人が出席した。了承された修正項目のうち、全国的にも居住者の多い外国籍住民への対応としては、避難場所や避難経路を伝える標識を多言語化し、防災訓練への参加も県国際協会など外国人向け窓口を通じて促す。「福祉避難所」も福祉施設やスロープのある公民館などを中心に拡大する。

 天井川に挟まれた地域など水害時に高台の避難場所が確保しにくい地域を念頭に、高速道路のパーキングエリア、サービスエリアも避難場所として活用を検討することも決めた。

 知事の代理で議長を務めた澤田史朗副知事はあいさつで、同計画への協力を求めたほか、新型インフルエンザについても「感染が幅広く拡大することが予想され、被害を最小限にするために迅速な対応を図りたい」と述べた。

(5月18日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051800184&genre=A2&area=S00

【0905/132:裁判員制度】ゆるキャラと一緒に :大津地裁で理解深めるイベント

2009-05-18 23:35:38 | Weblog

 5月21日から始まる裁判員制度を前に、イベント「ゆるキャラと一緒に、裁判員制度を知ろう!」が17日、大津市の大津地裁であった。ひこにゃんらも応援に駆けつけ、参加者は映画やクイズで制度への理解を深めた。

 地裁や大津地検、滋賀弁護士会が開き、約50人が参加した。

 正当防衛が成立するかを問う殺人事件の裁判を題材にした映画の上映の後、坪井祐子裁判官が裁判員の選任手続きや評議の流れについて説明。参加者から「職業など自分の素性を表す必要はあるか」「自分で判例を学んで評議に臨んでいいか」などの質問があった。

 この後、地裁内の法廷を見学、ゆるキャラのひこにゃんやキャッフィー、おおつ光ルくんと「大津と彦根では裁判員候補者はどちらが多い」などクイズ大会を楽しんだ。大津市の公務員前田忍さん(40)は「親しみやすい雰囲気で裁判の進め方について学べて良かった」と話した。

【関連ニュース番号:0904/143、4月18日;0901/30、1月7日など】

(5月18日付け京都新聞:同日付け読売・朝日の電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051800048&genre=C4&area=S10
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090517-OYT8T00791.htm

【0905/131:駅施設バリアフリー化】JR膳所駅周辺整備構想:大津市 南側に入り口を新設

2009-05-18 23:24:15 | Weblog

【写真:大津市が橋上駅舎化計画とあわせ、周辺の整備構想をまとめたJR膳所駅(同市馬場2丁目)】

 大津市はこのほど、JR膳所駅(同市馬場2丁目)周辺の整備基本構想をまとめた。2012年度に着手を目指す橋上駅舎化計画に合わせ、駅と周辺のバリアフリー化推進を柱に、駅南側に新たな入口の新設、北側広場の再整備などを盛り込んだ。今後、具体化に向けた調査や計画策定に取り組む。

 周辺整備は、駅の半径1キロ圏内が対象。現駅舎の西側にJR東海道線をまたぐかたちで、橋上駅舎を建設し、線路で遮られた駅南側と往来できるようにしたうえで、新たに駅前広場を設ける。

 さらに、駅北側にある現在の駅前広場も拡張し、現駅舎跡地を含めた周辺の土地利用を検討。あわせて、湖岸の商業地域とを結ぶ「ときめき坂」の歩行者優先化など、駅利用者らが歩きやすい環境作りにも取り組む。

 同駅の1日の乗降客は約2万5000人。ホームとは地下通路でつながっているが、階段しかなく、早急なバリアフリー化が求められている。また、駅周辺の道路幅も狭く、スムーズな交通の確保も課題となっている。

 市は昨年8月に地元住民や学識経験者による策定委員会を設け、構想の内容を協議してきた。

【関連ニュース番号:0901/66、1月11日、0811/24、08年11月5日】

(5月17日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051700117&genre=A2&area=S00

【0905/130:ダム問題】ダム問題「振り回された」 /大津でフォーラム、上流住民ら訴え

2009-05-18 23:18:01 | Weblog

【写真:ダム建設地の住民の意見などが披露された水源地フォーラム(大津市内)】

 滋賀県内のダム建設について、関係者の体験や専門家の意見を聞く「水源地フォーラム」が5月17日、大津市で開かれた。参加した約330人は大戸川、丹生川、北川、芹谷川の上流域の住民の複雑な思いに耳を傾けた。

 県内の5つの治水対策促進協議会とダム・発電関係市町滋賀県連絡協議会などで作る実行委員会が主催した。

 パネル討論で、座長の高橋裕東京大名誉教授が、環境保護と治水が両立しにくいことや、水源地の人たちが社会、政治情勢に大きく影響されてきたことを説明し、「青春時代からずっと問題に振り回された人がたくさんいることを理解してほしい」と訴えた。

 パネリストの今井恵之助・元信楽町長は「ダム上流もこんなに栄えるんだ、というモデルにしたいと思っていた」と、建設凍結となった大戸川ダムにかかわる数10年間の経験を語り、「政治の立場からどう救済するのかを考えないと問題は解決しない」と話した。

 このほか、芹谷ダム建設予定地周辺の住民から、ダム建設まで家屋の改修を控えていたのに、ダム建設中止で、家屋が傷んで問題になっていることなどが報告された。

 会場には、嘉田由紀子県知事も姿を見せた。

【関連ニュース番号:0905/124、5月17日】

(5月17日付け京都新聞・電子版:18日付け中日・電子版も報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009051700125&genre=C4&area=S00
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090518/CK2009051802000008.html