滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

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【0905/21:税滞納対策】滞納地方税徴収・整理 8割達成/滋賀県・市町合同チーム

2009-05-03 00:06:41 | Weblog

 滋賀県と県内市町で構成する「滋賀地方税滞納整理機構」はこのほど、2008年度に県と市町職員の合同チームで滞納市町税の共同徴収に初めて取り組んだ結果、金額ベースでは約8割で徴収や差し押さえなどの整理が済んだことを明らかにした。

 地方財政が厳しさを増す中、同機構は滞納者への徴収を強化するため08年4月に発足した。共同徴収は県2人、市町2人の計4人のチームを4つ結成し、8市町で半年ずつ徴収にあたった。

 共同徴収の対象になったのは、草津市や近江八幡市、豊郷町、虎姫町など8市町の住民税や固定資産税など約7億2000万円。うち79%の約5億7000万円について、徴収や分割納付が決まったり、差し押さえを行って整理した。

 同機構事務局の県滞納整理特別対策室によると、市町に比べて住民と距離がある県は思い切った滞納整理ができ、市町は具体的な情報を持っている。共同徴収によってそれぞれの特徴が生かされる利点があるという。

 同対策室は「徴収の難しい案件を市町から機構が引き継いだ。8割の整理ができればと思っていたので目標は達成できたと思う」と話している。

【関連ニュース番号:0803/25、08年3月5日;0810/40、08年10月5日】

(5月2日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009050200186&genre=A2&area=S00