滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/128:人権啓発】滋賀県人権センター発刊、人権ワークショップ教材集

2009-05-17 16:25:16 | Weblog

 財団法人滋賀県人権センター(西堀末治理事長)は、人権ワークショップ教材集「わたしたちの人権物語」(定価300円)を発刊した。

 A4判で31ページ。身の回りの出来事に関心を持ち、人権課題を自分の問題として、同時に社会の解決課題として考え、話し合い、関係をつくりながら解決の道を探るもの。

 内容は、▽人権感覚▽人権課題▽同和問題▽男女共同参画▽子どもの人権▽人権と福祉のまちづくりーのテーマごとに疑似体験や役割分担劇、事例研究、フィールドワークを通して学ぶ。
 
 購入の申し込みは同センター(TEL077―522―8243)まで。

(5月17日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0001442





【0905/127:県内経済状況】1月~3月の景況調査:全指数はマイナス幅拡大

2009-05-17 16:22:04 | Weblog

■とくに製造業で大幅悪化 

 県商工政策課はこのほど、1月~3月の景況調査をまとめた。

 それによると、今期(1~3月)の滋賀県内企業の景況全体をみると、生産、売上、経常利益、業況の各景況指数(DI)はマイナス幅が拡大している。

 とくに生産DIのマイナス幅は大幅に拡大している。雇用の水準は、今期よりプラスに転じており、過剰感の高まりが見られる。全体の景況についてはマイナス幅が拡大しており、急速に悪化している。

 規模別に見ると、大企業では、前期に引き続き生産DIのマイナス幅が拡大しており、売上、生産、業況、経常利益の各DIのマイナス幅も拡大している。雇用DIについてはプラスに転じており、大企業でも人員の過剰感が増している。中小企業では、生産DIのマイナス幅が大幅に拡大しており、売上、経常利益、業況の全てのDIについてもマイナス幅が拡大している。雇用DIはプラス幅が大幅に拡大しており、雇用面の悪化が鮮明になっている。

 業種別に見ると、製造業では、大企業、中小企業ともに生産、売上のDIが大幅に悪化し、経常利益、業況の各DIでもマイナス幅が拡大している。さらに、雇用DIはプラス幅が大幅に拡大し、雇用の過剰感が鮮明である。建設業では、売上DIは若干悪化したが、経常利益、業況の各DIはマイナス幅がわずかながら縮小している。雇用DIはプラス幅が拡大した。卸売業では売上、経常利益、業況の各DIのマイナス幅が拡大し、雇用DIはプラスに転じ過剰感が表れている。小売業およびサービス業では、売上、業況ともにマイナス幅が拡大している。

 来期(4月~6月)については、生産、売上、経常利益、業況の全てのDIについてのマイナス幅が拡大する見通しであり、全体として景況のさらなる悪化が続くと予想される。

(5月17日付け滋賀報知新聞・電子版)

http://www.shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0001440

【0905/126:新型インフルエンザ】県休校、催し自粛せず

2009-05-17 16:12:53 | Weblog

 海外渡航歴のない神戸市の高校生が新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の陽性と確定し、水際の検疫以外では初の国内感染が確認された5月16日、県は「対策本部会議」を県庁で開いた。海外渡航の有無にかかわらず、インフルエンザの症状が現れたすべての患者を、現在7病院で開設している発熱外来で診断することを決定。一方で、現段階では県内の学校を休校したり、イベントの自粛を求めたりする必要はないとした。

 発熱外来はこれまで、国の定義に従い、新型インフルエンザの患者発生国への渡航歴があったり、感染が疑われる人と濃厚接触したりした患者を対象に受け入れていた。

 しかし、渡航歴の無い高校生の感染を受け、高熱に加えて咳(せき)や鼻水、のどの痛みなど通常のインフルエンザ症状の患者にまで診察範囲を広げることを決定。これを受け、同様の症状が現れた患者の診断は今後、一般病院などでは行わなくなるため、県は他の15病院へも発熱外来の早期開設を依頼する。

 会議には、同会議本部長の嘉田知事や各部局の担当者ら約20人が出席した。滋賀から近い地点で感染が確認されたことに、「県内発生も十分に予測でき、油断できない」と警戒。一方、イベントなどの自粛については「感染者は限定され、(自粛を)行う段階ではない」と判断した。

 県教委は「神戸へ練習試合などに行っている学校がないか、早急に把握する」と説明。知事は各部局の担当者に「防護服の購入など、必要な予算措置を講じるので報告してほしい」と述べた。

 また、知事は県民向けに「重症度は低く、冷静な対応を。感染が疑われる人は絶対に病院へ直接行かず、発熱相談センターへ電話してほしい」などとするメッセージを発表した。

 大津市は16日、市役所で対策本部(本部長・目片信市長)の会議を開いた。

 部長級の職員ら約20人が出席。市内で発生した際の当面の対応方針として、〈1〉発熱外来を18日から社会保険滋賀、大津赤十字志賀の2病院に追加する〈2〉渡航歴がない発熱者にも発熱外来を紹介する――などを確認。市内や隣接する市で新型インフルエンザ患者が現れた場合は、市内の学校を休校にする方針を決めた。

【関連ニュース番号:0905/122、5月17日など】

(5月17日付け読売新聞・電子版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090516-OYT8T00914.htm

【0905/125:県内政党動向】「民主党に明るさ、これで互角」:武村正義元大蔵相に聞く 

2009-05-17 16:07:56 | Weblog

 民主党の新代表となった鳩山由紀夫氏と共に新党さきがけを結成、小沢一郎前代表と細川内閣を樹立し官房長官を務めた武村正義元大蔵相に、今回の代表選をどう見るか聞いた。(小西数紀)

 -鳩山さんが民主党の代表になった。どのような人か

 政策よりも調整の得意なタイプで、小沢さんの後の党の取りまとめ役として適任。小沢さんの時は重い雰囲気が漂っていたが、鳩山さんに変わって、やや明るくフレッシュになるだろう。

 -小沢さんの影響が党内に残るのでは、という声もある

 それほど残らないと思う。鳩山さんは“宇宙人”とも言われた自由な発想をする人物。いつまでも小沢さんにこだわることはない。半年もすれば、小沢さんのことを忘れるだろう。

 -小沢さんの辞任をどう見るか

 やむを得なかったと思う。小沢さんは「法に触れることは一切していない」と言っているが、国民の多くは法に触れるかどうかではなく、今の時代でも特定の会社から多額の献金を受けていることに違和感を覚えている。企業は期待をしなければ献金をしないのだから。

 -鳩山さんはどのようなリーダーシップを取るか

 民主党にとって野党から政権党になれるかという大きな曲がり角。鳩山さんにとっても重い責任を背負った。

 まずは、目前の総選挙に勝たないといけない。おそらく議席を伸ばすだろうが、過半数を取るのは容易ではない。選挙後も複雑な政局に突入する。これまでの民主党の教科書にない世界だ。

 -小沢さんから鳩山さんに変わったことで、どのような選挙情勢になるか

 党に明るさが出てきた。これで互角になると思う。余談だが、総理候補としては岡田さんが良かった。演説に迫力があった。今回は敗れたが、素晴らしいリーダーが民主党にいるのはうれしい。近々リーダーになるべき人だ。

【関連ニュース番号:0905/117、5月16日など】

(5月17日付け中日新聞・電子版)

http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20090517/CK2009051702000004.html


【0905/124:ダム問題】水源地フォーラム:きょう(5月17日)、ピアザ淡海で/大津 

2009-05-17 16:01:48 | Weblog

 大津市に建設が予定されていた大戸川ダムをはじめ、県内の水源地が抱える課題や解決法を模索する「水源地フォーラム」(実行委主催、県市長会など後援)が17日、大津市におの浜1の「ピアザ淡海」で開かれる。

 大戸川ダムを巡っては、滋賀・大阪・京都などの4府県知事の意見を受け、国交省が今年、建設凍結を表明した。フォーラムでは、ダム建設の賛否にとどまらず、水源地における防災や地域振興のあり方、大規模公共事業を中止した場合の影響について、京都大防災研究所の寶馨(たからかおる)副所長や永田信・東京大教授らが講演する。

 また、大戸川ダム建設予定地から集団移転した同市大鳥居地区の小林茂宜・地域開発協議会長をはじめ、北川ダム(高島市)や芹谷ダム(多賀町)、丹生ダム(余呉町)の流域住民らが当事者としての思いを訴える。出席者同士による意見交換も行われる予定。

 フォーラムは午前10時~午後5時。事前申し込みは不要。無料。【豊田将志】

(5月17日付け毎日新聞・電子版)

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20090517ddlk25040376000c.html