滋賀市民運動ニュース&ダイジェスト

編集:市民運動ネットワーク滋賀・事務局(TEL:FAX077-522-5415)

【0905/161:裁判員制度】裁判員の安全など配慮を:大津地・家裁所長ら県に要請

2009-05-20 23:53:58 | Weblog

【写真:裁判員制度開始にあたり、参加しやすい体制づくりを嘉田知事に要請する飯田所長=左から二人目=ら(大津市・県庁)】

 5月21日に始まる裁判員制度を前に、大津地・家裁の飯田喜信所長と大津地検の松井巖検事正、滋賀弁護士会の平井建志会長が20日、滋賀県庁を訪れ、嘉田由紀子知事に制度への理解と協力を求めた。

 飯田所長は、毎年の候補者への通知書の発送での協力や、裁判期間中や判決後の裁判員の安全確保への配慮を求め、「広報や公教育を通じて参加しやすい体制づくりをお願いしたい」と話した。

 嘉田知事は「市民に開かれた裁判の重要性を認識し、公教育の場では裁判の手続きだけでなく、哲学的な面での支援もしたい」と述べた。

(5月20日付け京都新聞・電子版:21日付け読売・電子版なども報道)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052000195&genre=C4&area=S00
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20090520-OYT8T01091.htm

【0905/160:新型インフルエンザ】大津市、対応に奔走 :新型インフル、県内感染確認

2009-05-20 23:46:48 | Weblog

【写真:臨時休館の決定を受け、掲示を張り出す草津市の草津宿街道交流館の職員(草津市草津3丁目)】

 新型インフルエンザ感染者が確認された5月20日、滋賀県内では対策本部会議を開き、学校を休校にしたり、施設を休業させる自治体が相次いだ。

 このうち大津市は、学校や幼稚園の休校などの措置を決めたが、現場の保健所から市幹部への連絡に遅れが生じたほか、県との意思疎通を欠くなど、危機管理に課題を残した。

 同市は4月に中核市に昇格し、新たに保健所業務を担うようになった。しかし、保健所から対策本部長の目片信市長への情報伝達が遅れ、本部会議を開く午前11時になっても、発症者の年齢や症状など限られた情報しか伝えられなかった。

 市保健所の打越正雄次長は「県との連絡、調整などが立て込んでいて、連絡を取る機会を逸してしまった」と釈明した。

 また、同市は当初、小中学校と幼稚園の休校を市独自の判断で21日からと決め、県からの「20日から休校」との要請と食い違った。対策本部会議終了後に県側と協議し、4時間後に修正した。

 対策本部会議では「消毒液やマスクの手当ては、保健所か部署のどちらで調達するのか」など初歩的な質問が出るなど、準備不足や職員の認識の甘さも浮き彫りになった。

 ■6市全小中校が休校

 滋賀県内で新型インフルエンザの感染が確認されたのを受け、県教委は20日、県立学校のうち49高校(全日制、定時制)全てと3中学、2高等養護学校、さらに大津市など湖南地域の6市にある7特別支援学校を、同日から26日まで休校とした。「県立中学と高校は通学域が広いことを考慮した」(県教委)という。

 6市の市教委も県教委の要請を受け、全幼小中学校を同じ期間、休校することを決めた。県教委のまとめでは、休校は71幼稚園、33小学校、38中学校になった。6市以外の県内の幼稚園、小中学校は通常通りに授業を行う。

 農業大学校など公立の専修学校6校も同じく休校になった。

 県によると、私立学校も県内の全ての小中高校と、6市の全幼稚園が休校した。

(5月20日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052000194&genre=A2&area=S00

【0905/159:新型インフルエンザ】「ついに…」県緊張、大津の学生感染

2009-05-20 23:43:55 | Weblog

■滋賀県、大津市:緊急会議

 新型インフルエンザの拡大はついに湖国に及んだ。大津市在住の立命館大の男子学生(23)の感染が確認された5月20日午前、滋賀県や大津市は緊急の対策本部会議を開き、拡大防止に全力を挙げることを確認。大津市など湖南6市の学校休校要請などを発表した嘉田由紀子知事は「不便をかけるが感染防止に協力を」と県民に呼び掛けた。教育行政の担当部署は連絡や情報収集に奔走。神戸、大阪へ通勤・通学する県民も多く、市民らは「いつか来ると覚悟していた」と感染防止に気を引き締めた。

 ■滋賀県庁

 午前11時すぎから県庁の防災対策会議室で開かれた緊急の対策本部会議。約20人の幹部を前に、嘉田知事は硬い表情で本部長席に着席した。大津市など湖南地域六市の学校休校など感染防止策を次々と発表し、「県民の皆さまには不便をかけるが、感染防止のためにご協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

 また県民に向けて、(1)最新の情報をもとに感染防止対策を(2)症状は季節性と変わらず、タミフルが有効で備蓄は十分にある(3)せきエチケット、手洗いの徹底(4)発熱、せきがある場合は発熱相談センターへ電話相談を(5)感染の恐れがある場合は保健所へ相談(6)不要不急の外出や人込みは避ける-と6点の注意事項を呼び掛けた。

 担当部署の健康推進課では職員がひんぱんに出入りしていたが、比較的落ち着いた様子。幹部職員は「県内でも感染者が出ることは十分予想できた。事前の準備に従い、大津市と連携して対応に当たりたい」と、淡々と話した。

 ■県立全高を臨時休校 県教委

 神戸、大阪では学校を中心に感染が広がっていることから、学校や社会体育施設、社会教育施設を所管する県教委は朝から連絡などに奔走した。

 学校教育課は、休校する区域について検討を急いだ。県立高校担当職員は「普通科は全県一区。JR通学する生徒がいることも加味しないと」と話した。県は最終的に県立高校すべての臨時休校を決定。大津市を含む湖南六市の市教委にも学校や幼稚園の休校要請することを決めた。

 県では対象6市の県立の社会体育施設、社会教育施設の休業も決定。スポーツ健康課の職員は市町職員や保護者から次々かかってくる電話の応対にあたった。21日から2日間開催が予定されていた中学総体も中止になり、競技関係者への連絡に忙しそうだった。

 ■立命大「行政指示従う」

 学生が通う立命館大びわこ・くさつキャンパス(草津市)では、午前11時半すぎにファクスで滋賀県から連絡を受け、職員らが京都市の大学本部と電話で連絡をとるなど対応に追われた。

 担当職員は「詳細は不明。午後1時から総長ら大学幹部が対策会議を開き、休校するかどうかなど行政の指示に従って対策を決める方針だ」と話した。キャンパスでは通常通り講義などが行われ、学生らが行き交っていた。

(5月20日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052000102&genre=A2&area=S00

【0905/158:新型インフルエンザ】大津、23歳学生が感染/新型インフル、兵庫、大阪以外で初

2009-05-20 23:33:51 | Weblog

【写真:新型インフルエンザが県内で確認されたのを受けて今後の対応を協議する対策本部会議(20日午前11時10分、滋賀県庁)】

 滋賀県は5月20日、大津市に住む立命館大の男子学生(23)が、新型インフルエンザに感染していることを確認した、と発表した。国内では兵庫県、大阪府に次いでの感染発生で、京滋では初めて。

 県によると、学生は今月15日から18日にかけて神戸市内の親類宅に滞在し、17日夜に発熱やせきなどの症状が出た。19日に大津市民病院の発熱外来で受診し、簡易検査でA型陽性となった。20日午前零時過ぎから県衛生科学センターで詳細(PCR)検査を行い、同日朝に新型インフルエンザ陽性の結果が出た。

 男性は抗インフルエンザ薬のタミフルを投与され、現在は熱が下がって快方に向かっている。一時、自宅療養していたが同日午前、大津市民病院に入院した。

 県の説明によると、男性は草津市にある同大学びわこ・くさつキャンパスに通っており、18日午前には講義を受けていたという。県は同大学で一緒に講義を受けた学生らへの調査を検討している。

 県と大津市は20日午前11時から、それぞれ嘉田由紀子知事、目片信市長を本部長とする新型インフルエンザ対策本部会議を開いた。

 この中で県は、同日から26日までの7日間、県内全域の県立高を休校にするほか、大津、草津、守山、栗東、野洲、湖南の6市で、市立の小中学校と幼稚園を休校、休園させるよう要請する方針を決めた。

 6市にある保育所や放課後児童クラブ、高齢者・障害者通所施設などにも休業を要請。図書館など県の社会教育施設は休業する。高校総体予選の一部などの県主催行事、イベントも開催を自粛する。

 大津市も、同日から26日まで、市立小中学校と幼稚園の休校、イベントの中止や延期などの措置を決めた。

 嘉田知事は新型インフルエンザ対策本部会議で「感染拡大をできるだけ抑制して封じ込めるとともに、社会機能の維持が急務だ」と強調した。

(5月20日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052000094&genre=C4&area=S00

【0905/157:新型インフルエンザ】滋賀で初の感染確認:新型インフル、大津の20代男性

2009-05-20 23:28:58 | Weblog

 滋賀県は5月20日、大津市の男性(23)の新型インフルエンザ感染を確認したと発表した。大阪府と兵庫県以外で初の確認。感染地域はさらに拡大した。

 このほかに大阪市で20日午前、新たに2人の感染者が確認され、成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせて、国内の感染者数は計196人となった。

 滋賀県によると、男性は15-17日に神戸市に出掛けていた。17日夜、せきや38度の発熱を訴えた。19日夕に大津市民病院の発熱外来で診察を受け、滋賀県の施設で詳細(PCR)検査を受けた。

 男性の発熱は36度程度まで下がり、現在は軽い症状という。

 16日に国内での感染として初めて神戸市の県立高校の生徒の感染が確認され、その後大阪、兵庫両府県で感染が拡大していた。

(5月20日付け京都新聞・電子版)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052000047&genre=C4&area=S00