遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

もうすぐ3月

2016-02-25 23:15:02 | たわごと
今日の夕方も雪になりました。でも、雪温がとても高くて、ベトベト雪。もうすぐ3月なんですね。
弥陀ケ原火山調査「地震活動は低調」 気象台、連絡会で報告(北陸中日新聞)
立山・弥陀ケ原の噴気地帯「地獄谷」の一部で「噴気孔が大きく成長している」とのことです。地震活動は低調とのことですが、火山ガスには気をつけませう。

さて、シリア内戦の停戦合意に対する分析記事が出てました。
全てプーチンのシナリオ通り 戦国武将さながらの謀略
やっぱ、プーチン・アサドが攻勢でアメリカはとうとう彼らの主張に乗るしかなかったのだと・・・。そもそも西側が戦闘に手を貸していたのは反政府の穏健な連中。穏健とはいえ、アサド大統領を追放したい故に戦闘を行っていました。共同声明では「シリア軍、ロシア軍、米主導の有志国連合は空爆を含めISやヌスラ戦線に対する軍事作戦を継続する」と明記。つまり、アサド政府軍をテロとの戦いの「正統な」当事者のひとつとして認めています。そうしないとおさまらない。しかーも、アサド大統領は4月13日に議会選挙を行うと声明を出してしまった。これでシリアの正当な政府は、アサドの率いる側であることが確定であります。記事では選挙が実際にできるかどうかはどうでもよく、アサド大統領の立場が確立したところに意味があると述べられています。まあ、シリアの内戦がおさまったとして、誰が統治すんねんと考えると適任者がいないのが問題でした。アサドを追い出したんじゃ、今のイラクのグダグダ状態よりもひどいグダグダになります。アメリカはシリアには地上軍を展開してませんからね。アサド以外で統治できるとしたら・・・・ロシアの地上部隊しかない。www 結局、アサドとプーチン無しにはどうにもならんとです。

OPEC加盟国と非加盟国、3月中旬に会合へ=ロシア・エネルギー相 (REUTERS)
ベラルーシの首都ミンスクでロシアのノバク・エネルギー相がOPEC加盟国と非加盟国の石油担当相で3月中旬に会合を計画しているとコメントしました。こっちでも攻勢に出ようってんでしょうかね。経済揺さぶられる方が、こっちはよっぽどこたえるんですが・・・。

オバマ政権の外交ってやられっぱなしな感じがしますが、こっちはどうなんでしょう?
中国・習主席、3月末に訪米へ 核保安サミット出席
「航行の自由作戦」強化=ステルス艦展開に含み―米軍高官
訪米中の王外相がライス大統領補佐官と会談しているところにオバマ大統領が加わり、王氏に「核保安サミットの成功に向けて、習氏とともに取り組むのを楽しみにしている」と伝えたそうです。3月下旬にワシントンDCで行われる核保安サミットに習主席が参加するんですと。その一方で、米太平洋軍のハリス司令官は南シナ海での中国の過剰な海洋権益の主張に異議を申し立てるため、人工島・岩礁の周辺に軍艦を送り込む「航行の自由作戦」を強化すると述べました・・・・前もゆうてましたな。まあ、このタイミングで述べることが大切なんでしょう。ステルス艦とよばれるズムウォルト級駆逐艦やさらなる攻撃型原子力潜水艦の西太平洋への前方展開についても「可能だ」と言っただけです。佐世保の改修は来年度以降からとのこと。だいぶ先のことです。とりあえず目の前の3月を乗り切ろう。

本日のお酒:立山 特別本醸造 山田錦
コメント
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