遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

ちゃんと離陸しなければっ!

2013-06-29 21:31:07 | PARAGLIDER
電気泳動の合間に飛びに行った。フィルターのブロッキングとか、一次抗体処理の間とかだと最悪戻れなくなるトラブルがあっても放置できるが、電気泳動はやばい。今使ってる装置にはタイマーがついてない。戻って来れなければ、そのサンプルは終わってしまう。

んで、12時ちょうどに入山した。離陸場には誰もいない。風は前から入っているが、ちょい強い。強いだけならいいが、安定感がない。そっちの方が面倒だ。離陸場には誰もいなかったが、空中には前縁が小豆色の翼のナベさんと抹茶金時色の翼のHさんと抹茶グリーンの翼のまっちゃんだけが飛んでいる。まあ、どんなコンディションでも飛んでる空の和風変態・・いや、編隊(賛辞です。disってません。褒めてます。ホントに。尊敬してますってば。信じてっ)なので、フライトコンディションの参考にはなりそうもない。だって、彼らはどんな時も飛んでるんだもん・・・(だから、賛辞ですってば。disってませんよ。ホントに。尊敬してますってば。信じてーっ)
それより、『白山市』の腕章をつけて一眼レフカメラを持ったワイシャツ+スラックスの観光地にそぐわない紳士が数名、ギャラリー席にいるのが気になった。

「視察か?」

そう、獅子吼エリアは白山市の『公営』なのだ(おかげさまで、他所より入山料がお安いです。ありがとうございます)。

ちゃんと離陸しなければっ!

グライダーを立ち上げる前に『失敗フラグ』が立ってしまったが、ものともせずに曲久郎を立ち上げた。今日の風はすこぶるいじわるだ。左翼の上がりが遅いのに、先に上がった右翼が折れ、それでも翼は走り出し、人工芝の斜面からさらに下斜面へ・・・・左翼を抑え右翼を回復させ・・・左真横方向へ流れ・・・その間、足が地面を離れることはなかった。
離陸を諦め、翼を落とすと決めた。しかし、簡単に走ることを止める翼なら、今まで空中で窮地に陥った時に助けられていない。不完全なまま突っ走る曲久郎を地面に叩き付けるようにブレーキを引いて止めた。

離陸場には誰もいない。

翼を絞り上げて肩に担ぎ、人工芝の斜面を這い上がった。ギャラリー席にワイシャツの紳士達はいなかった。彼らが何を見たのか、何を見なかったのか、ワシャ知らん。とりあえず、『失敗フラグ』は回収しておきましたよ♪
それより、これ以上時間をかけると、ほんとに翼をライズアップできない風になりそうだったので、休憩無しで立ち上げ+離陸。今度はスムーズ♪ 離陸場には誰もいなかったが・・・。

さて、皆さんが僕のしょうもないフライト報告なんか読んでもしょうがないと思うんですが・・・なにげに読者が多そうなんです。 よ ま な く て い い よ 。 特に、獅子吼エリア関係者の皆さん。がっかりするだけです。(笑)

空では、すごく風の形が悪くて、飛んでて気持ち悪かった。先に飛んでいた変態フライヤー様方はあっという間に着陸を選択して下りてしまうという・・・私ゃ、離陸してたった数分で空のボッチ状態でありました。ええ、ほんとの「変態」フライヤーは僕だったのですよ。ええ、笑うがいいさ。orz

僕も早めに下りたので、電気泳動の方は流しきらずに済みました。十分電流値を下げておいたので、まぁ夕方までOKだったのです。この日は、そのまま夕方6時前まで仕事をして、高知の実家が送ってくれた宅急便を無事受け取ることができました。入っていたのは高知のトマトのゼリーとグレーの縦ストライプのワイシャツ・・・お礼の電話をかけたら、母はピンクのシャツと迷ったがそれにしたと・・・「頼む、ピンクはやめてくれっ」と電話しながら土下座した土曜の夜でした。w
今年はトマトが豊作で美味しいとのことですよ。

今まで黒霧島や赤霧島は飲んだことあるけど、普通の霧島は飲んだこと無かったような気がして、普通のをスーパーでみつけて買って飲んでみました。普通の芋焼酎でした。いや、普通のよりもスカスカで軽い。やっぱ、黒霧島がスタンダードだよな。うん。

本日のお酒:KIRIRIN CLASSIC LAGER + 宮崎芋焼酎 霧島
コメント
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