麻疹排除計画の足元がゆらぎそうなびっくりニュースが横浜から・・・。
学校(先生)をあてにすると難しいなと思うことは多々あり、医療関係者は積極的に保健所や学校に電話連絡や助言をしたほうがよいですね。
今回の事例では、保健センター・保健所のフォローアップ・指導不足が残念。
感染力がとっても強く、感受性者がいるとどんどん広まります。
小学生くらいで広がると、まだワクチンを接種できていない0歳児などへの家庭・地域での感染拡大リスクも懸念されます。怖い話です。
2月上旬、3人兄弟がはしかを発症
2月●日に医療機関を受診
2月 4日に医療機関は福祉保健センター/保健所へ届出 きょうだいは学校を欠席
保健センター/保健所学校に電話をしたが、学校は教育委員会へ連絡せず。この間に2人の生徒が麻疹発症。
2月19日 学校に調査 (この時点で何を調べたかったのか・・・?)
3月 危機管理担当者の耳に入る (ぎょえー、でしょうか)
3月15日 市議会で問題に (議員さんはえらいとおもいます)
きょうだいが順番に、ではなく同時期に発症をしたのだとすると、Index Caseとの曝露はきょうだい同時期で、同じようなイベントにでかけていたのかという遡り検討も可能。
ワクチンは接種しない方針のご家庭だったのか、免疫の問題か・・。
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はしか感染 市立小の報告遅れる(3月16日 朝日新聞)
横浜の市立小学校で2月上旬、3人の兄弟が麻疹に感染したにもかかわらず学校が約2週間、市教育委員会に報告していなかったことが15日判明。2月4日に医療機関から連絡を受けた区福祉保健センターも2月19日まで学校を調査するなどの対応をとらず、同級生2人に感染が広がった。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001003160005
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気づいたときには時すでに遅く、2次感染は仕方ない場合もあります。しかし迅速対応で3次感染を防ぐことができます。
医療機関を受診すると、待合室にいっしょにいた、同じ場所に直後にいたというだけで感染するリスクも生じます。接種率が一定のところから上がらなくなってしまった今、危機意識をもう一度もつためのきっかけのニュースといたしましょう。
学校(先生)をあてにすると難しいなと思うことは多々あり、医療関係者は積極的に保健所や学校に電話連絡や助言をしたほうがよいですね。
今回の事例では、保健センター・保健所のフォローアップ・指導不足が残念。
感染力がとっても強く、感受性者がいるとどんどん広まります。
小学生くらいで広がると、まだワクチンを接種できていない0歳児などへの家庭・地域での感染拡大リスクも懸念されます。怖い話です。
2月上旬、3人兄弟がはしかを発症
2月●日に医療機関を受診
2月 4日に医療機関は福祉保健センター/保健所へ届出 きょうだいは学校を欠席
保健センター/保健所学校に電話をしたが、学校は教育委員会へ連絡せず。この間に2人の生徒が麻疹発症。
2月19日 学校に調査 (この時点で何を調べたかったのか・・・?)
3月 危機管理担当者の耳に入る (ぎょえー、でしょうか)
3月15日 市議会で問題に (議員さんはえらいとおもいます)
きょうだいが順番に、ではなく同時期に発症をしたのだとすると、Index Caseとの曝露はきょうだい同時期で、同じようなイベントにでかけていたのかという遡り検討も可能。
ワクチンは接種しない方針のご家庭だったのか、免疫の問題か・・。
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はしか感染 市立小の報告遅れる(3月16日 朝日新聞)
横浜の市立小学校で2月上旬、3人の兄弟が麻疹に感染したにもかかわらず学校が約2週間、市教育委員会に報告していなかったことが15日判明。2月4日に医療機関から連絡を受けた区福祉保健センターも2月19日まで学校を調査するなどの対応をとらず、同級生2人に感染が広がった。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001003160005
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気づいたときには時すでに遅く、2次感染は仕方ない場合もあります。しかし迅速対応で3次感染を防ぐことができます。
医療機関を受診すると、待合室にいっしょにいた、同じ場所に直後にいたというだけで感染するリスクも生じます。接種率が一定のところから上がらなくなってしまった今、危機意識をもう一度もつためのきっかけのニュースといたしましょう。
子供をもって初めてワクチン、医療行政の問題を知ることになり、他の先進国との格差にも、大変驚いています。
また、Hibや小児用肺炎球菌ワクチンは費用が高額なことから、子供の命にまで格差社会の影響が
及んでいることにも危機感を抱いております。
役所から届く公費接種の案内を見るだけでなく、親自身も勉強し、判断をしなければならないのですが、
情報量の少なさに大変、困っておりました。ご訪問させて頂き、これからも勉強させて頂けたらと思っております。
同じく困っている周りの友人にもご紹介したい程です。突然のコメントで失礼いたしました。
そんなこともあり、ワクチンの勉強会を企画いたしました。(そう遠くない将来妊娠出産を予定する)学生向けですが、地域の保護者の方にもご案内しています。よかったらぜひおでかけください。無料です。
ちらし↓(聖路加看護大学の「看護ネット」のTopicsに掲載)
http://www.kango-net.jp/pdf/100301-2.pdf
横浜市については、昔きいたはなしによると、役所でワクチンのチケットの束を渡し、あとは親の判断。誰が接種してしていないかを確認していないとのことでした。
自治体によっては、接種をしていない家庭に個別に「お忘れ無く」という連絡をしていたりします。80%前後の接種率を95%にするには、今までと同じようなやりかたではおそらく不足があるでしょうね・・。
両親学級で教える、医学部や看護学部でも教えるようにしていかないと、、、とおもっています。
神戸市でポリオを発症した男児のニュースを先月読み、現在、私が住んでいる区役所に問い合わせたところ
担当者はその件を全く知らない上、「日本では自然株から感染していないから大丈夫」の一点張りで
不安だけが増しました。また、周りでも「ワクチンを接種しない方針」の家庭があることにも驚愕しています。
生ワクチンと不活化ワクチンの違いから勉強しているところなのですが、
是非ワクチン勉強会に出席させて頂きたいと思います。
こうした機会を設けて下さりまして、心より御礼申し上げます。