関根さんは、ブログやwebsite、Twitterなどで匿名ではなく実名でご発言をされている方です。
本ブログにもたびたび有用なご意見をいただいております。
関根さんご自身、ポリオサバイバーであり、「これ以上仲間はいりません」という思いで、日本の子どもたちのために、遅れたワクチン行政の進歩のために日々取り組まれています。
今回コメント欄にいただいたのですが、記事として紹介させていただきます。
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青木眞先生、編集部員の皆様、感染症専門医の皆様
先生方にお願いがあります。
遠慮せずにもっと前に出て下さい。
日本の感染症の専門医及び学会が、接種すべきワクチンの選択、スケジュール、市民教育、費用の計算と予算の確保、海外との協力というもの全てに発言し、リーダーとなって下さい。
この分野は日本医師会、日本小児科学会の担当するべき分野とは異なると思います。日本小児科学会の「経口ポリオ生ワクチン:続行声明」に対しては、お2人の医師が世界的レベルに立ち、日本の遅れを指摘されました。
医師会、小児科学会は無視していますが、ネットでは広がってきていまして、従来の様に無視すれば済む時代とは異なります。感染症の専門医の学会、専門医の先生方がワクチン行政全体を変革させるべく立ち上がって下さい。市民(海外生活経験者も多く、レベルも高くなっています)側から、認められる時代になっています。ぜひ、お願いいたします。
http://twitter.com/tomosekine
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「ボクが興味があるのは(得意なのは)、面白そうな(難しそうな)感染症の症例なんですよ。」
「制度は詳しくないんですよねえ。大学で習ってないし」
「英語のジャーナルもじゃんじゃん読んじゃうし、学会発表やプレゼンも上手だよ。」
「かなりの時間を感染症のセミナーや勉強会にもささげている。」
・・・そんな人はとても増えたように思います。
しかし、「感染症が専門である」というからには、おきてからのことだけでなく、おきないように、その人や社会が影響を受けないように1次予防から3次予防に関わり、アドバイスをしていくことも不可欠です(自分の仕事を限定するならなおのこと、外への提案や発信は大事)。
実際、ものごとをかえるのは面倒ですね。
自分に何かできるかなあ。そう思っている謙虚な方も多いですね。
せめて自分の子どもには世界標準のワクチンを接種しておこう・・。
(お父さんやお母さんに知識やお金があって選択肢があるって本当にすごいことですよね)
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茂木健一郎 クオリア日記 連続ツイート「専門」
専門(8)そもそも、日本語の「専門」という言葉には、「それしかやらない」という意味合いがある。「専門」や「専門家」といった日本語の用法に表れる日本人のマインドセットが、インターネット時代の偶有性の新文明に日本が入っていくことを妨げている。
専門(9)「専門」に対して、expertには、「それしかやらない」という意味はない。語源的に、expertは、「試みること、挑戦すること」、あるいは「経験を通して賢くなった人」のことである。英語圏での「expert」と、日本語で「専門家」ではニュアンスに天と地ほどの違いがある。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/09/post-3f3a.html
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「一般に」被害にあった人たちは、その直接の原因だけでなく、その後もより大きな痛手を負うといわれます。
レイプ被害者が医療機関や警察で心無い扱いをうけることをセカンドレイプといいます。
そこまで加害的だとわかりやすいです。なんてひどいこと言うんだろう、やるんだろう、と明らかですから。
でも、何もしない、言わないというのはどうですか。
それは「無関心」ということです。
マザーテレサがいいました。愛の反対は憎しみではなく無関心。
それだけで弱い人たちは大いにダメージを受けます。
関心の示し方は人それぞれですが。皆さん、ぜひexpertを目指しましょう。
by 編集部
本ブログにもたびたび有用なご意見をいただいております。
関根さんご自身、ポリオサバイバーであり、「これ以上仲間はいりません」という思いで、日本の子どもたちのために、遅れたワクチン行政の進歩のために日々取り組まれています。
今回コメント欄にいただいたのですが、記事として紹介させていただきます。
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青木眞先生、編集部員の皆様、感染症専門医の皆様
先生方にお願いがあります。
遠慮せずにもっと前に出て下さい。
日本の感染症の専門医及び学会が、接種すべきワクチンの選択、スケジュール、市民教育、費用の計算と予算の確保、海外との協力というもの全てに発言し、リーダーとなって下さい。
この分野は日本医師会、日本小児科学会の担当するべき分野とは異なると思います。日本小児科学会の「経口ポリオ生ワクチン:続行声明」に対しては、お2人の医師が世界的レベルに立ち、日本の遅れを指摘されました。
医師会、小児科学会は無視していますが、ネットでは広がってきていまして、従来の様に無視すれば済む時代とは異なります。感染症の専門医の学会、専門医の先生方がワクチン行政全体を変革させるべく立ち上がって下さい。市民(海外生活経験者も多く、レベルも高くなっています)側から、認められる時代になっています。ぜひ、お願いいたします。
http://twitter.com/tomosekine
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「ボクが興味があるのは(得意なのは)、面白そうな(難しそうな)感染症の症例なんですよ。」
「制度は詳しくないんですよねえ。大学で習ってないし」
「英語のジャーナルもじゃんじゃん読んじゃうし、学会発表やプレゼンも上手だよ。」
「かなりの時間を感染症のセミナーや勉強会にもささげている。」
・・・そんな人はとても増えたように思います。
しかし、「感染症が専門である」というからには、おきてからのことだけでなく、おきないように、その人や社会が影響を受けないように1次予防から3次予防に関わり、アドバイスをしていくことも不可欠です(自分の仕事を限定するならなおのこと、外への提案や発信は大事)。
実際、ものごとをかえるのは面倒ですね。
自分に何かできるかなあ。そう思っている謙虚な方も多いですね。
せめて自分の子どもには世界標準のワクチンを接種しておこう・・。
(お父さんやお母さんに知識やお金があって選択肢があるって本当にすごいことですよね)
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茂木健一郎 クオリア日記 連続ツイート「専門」
専門(8)そもそも、日本語の「専門」という言葉には、「それしかやらない」という意味合いがある。「専門」や「専門家」といった日本語の用法に表れる日本人のマインドセットが、インターネット時代の偶有性の新文明に日本が入っていくことを妨げている。
専門(9)「専門」に対して、expertには、「それしかやらない」という意味はない。語源的に、expertは、「試みること、挑戦すること」、あるいは「経験を通して賢くなった人」のことである。英語圏での「expert」と、日本語で「専門家」ではニュアンスに天と地ほどの違いがある。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2010/09/post-3f3a.html
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「一般に」被害にあった人たちは、その直接の原因だけでなく、その後もより大きな痛手を負うといわれます。
レイプ被害者が医療機関や警察で心無い扱いをうけることをセカンドレイプといいます。
そこまで加害的だとわかりやすいです。なんてひどいこと言うんだろう、やるんだろう、と明らかですから。
でも、何もしない、言わないというのはどうですか。
それは「無関心」ということです。
マザーテレサがいいました。愛の反対は憎しみではなく無関心。
それだけで弱い人たちは大いにダメージを受けます。
関心の示し方は人それぞれですが。皆さん、ぜひexpertを目指しましょう。
by 編集部
編集部員 様
お昼に、私のお願いを掲載していただいたことを知りました。お恥ずかしい限りですが、ほんとにありがとうございます。感謝いたします。
ちょうど、10月11日は日比谷公園で「不活化ポリオワクチンへ至急切り換えよ」の街頭署名を、ポリオ生ワクチンからポリオに羅患しました(VAPP)若い人が中心になりおこなうことになっております。
また、10月14日には「すべての子供にワクチンを」委員会がデモ行進をおこなうことになっております。(個人としての参加です)。
連絡先:田中 美紀さん(細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会)
http://vaccinedemo1014.web.fc2.com/
ワクチンで子どもたちを守ろう!!
ワクチン接種!麻疹撲滅!髄膜炎撲滅!
水痘、おたふくも定期接種にいれろ!!
不活化ポリオワクチンを緊急輸入せよ!!
子どもたちの命は平等だ!!
住むところやお金のあるなしで格差をつけるな!!
子どもたちを守るのはすべての大人の責任だ!!
子どもたちを守りたい
グルメな方々の写真はいつも楽しみにしております。
予防接種に激しく抵抗する市民団体は「予防接種に頼らない丈夫な子供を育てよう」と呼びかけています。
感染症で亡くなったり後遺症が残った子供達は、親の育て方が悪かった・・と間接的に言われているように感じます。
世の中は健康な人だけで構成されている訳もなく、健康な人も一定の割合で感染症の被害を受けることを、根気強く伝えていきたいと考えています。
日本医師会から予防接種に関する署名協力の呼びかけが出ているので、以下のブログ記事で紹介しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bloom_komichi/63995994.html
私は生物学者ですが医師ではないので、感染症の合併症や予防接種の制度上の問題に関する記述には不足があるかも知れません。お気づきの点があれば遠慮なくご指摘下さい。