Model 107

1985年の107
じっくり時間をかけてお気に入りの一台に仕上げます。

C11 209 号機 中標津町 丸山公園 9月9日 2012年

2013-01-03 | Weblog
 旅行中3両目のC11を観賞します。

西春別から中標津へ戻り「丸山公園」へ向かいます。
まだ小雨が降り続けていてちょっとブルーな雰囲気です。

公園の外れの方に展示されているC11…道道からは蒸機は見えているのですが、駐車スペースがありません。
比較的交通量の多い道ですので、路肩に駐車するのも気が引けまして、市民ホールかな?公的な建物の駐車場の隅っこにオデ君を駐車します。

それにしても、なぜこんなに駐車場が満車なのでしょう…あっ、今日は日曜日か。
カメラをぶら下げて、公園のC11まで小雨の中をトボトボと歩きます。

雨降りのせいもあるでしょうが、そこそこの距離を歩きました。



C11 209 号機はこんな雰囲気のところに展示されています。
蒸機を見ている人は誰も居ません。
散歩をしている人も居ませんでしたが…

おそらく全国的に最も知名度が高いC11型は、新橋駅SL広場のC11 292 号機でしょうね。
テレビのニュースショーでインタビューの背景に頻繁に写っていますものね。



北海道ではC11 207 号機、C11 171 号機が動態保存されています。

C11 209 号機は、207号機と共に「二つ目」と呼ばれているそうですが、前照灯が2灯装備されている、特徴的な顔をしています。

クルマ趣味の長い私は、蒸機のDVDで初めて見た時に、ラリーカーに装着されたシビエのスーパー・オスカーを連想してしまいました。



スノープラウは、線路の左片側へ雪をかき寄せるものが装着されています。
勝手な想像ですが、複線区間とか構内で雪を両側へかき分けると、隣の線路にも雪を被せてしまうので、このような形状のものが使われたのではないかと想像します。
本当はどうなんでしょうね?



柵の中には転轍器や信号機も展示されていて雰囲気を盛り上げています。





大正の蒸機のこのスポーク・ホイールって、軽快な感じがして、本当に良いですね。




キャビン後方は、バック運転の時の視界を確保するために独特の形状をしています。
やはり、超初心者の頃にC11 207号機のDVDを見た時、「なぜ、逆向きで走っているのだろう? 変なの…」って思ったものでした。

C型もD型も、テンダーもタンクも区別がつかない頃でした。



ちょっと事務的な印象がする説明パネル。
勿論、私のような初心者には大変に助かるものですが、欲を言えば「管理者」の名称を明記してあると嬉しいですね。





駐車場の混雑が嘘のような誰も居ない公園とグラウンド。
このひっそりとした雰囲気が静態保存の蒸機巡りの醍醐味でもあり、楽しさでもあります。



こちらの展示は、路盤を思わせる、少しこんもりとした高目の位置ですので、下周りの観察に腰を折り曲げる必要も無く楽チンです。






ほら、タンク下のエアーの配管だってしっかりと見ることが出来ます。





静かな雰囲気の中、C11をたっぷりと堪能出来ました。

よし!
ここまで来たら、あそこは素通り出来ないな…
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