ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2023-39 ひとすじの光

2023年02月20日 | 日記
前号の続き
教育現場は多様な子ども達をまえに、一人ひとりに応じた教育を行っているのだろうか。
否である。理想ではあるがこの人数ではおおすぎてやりたくてもできないのだ。
何故か、やるべきことがあまりにも多いからだ。
残業は当たり前。学校はブラック企業化しているのだ。
そこで、集団行動できるように又は集団学習ができる必要性がでてくる。
それが校内の決まり、又は校則である。
それに基づいて行動できるようにすればある程度、効率的学習ができるのだ。
小学校1年生から細かい学習の決まりがある。鉛筆は3本、右側にきちんと揃える。
持ち物から、礼の仕方まで。家でも家庭学習は2ぺージ、読書、早寝早起き、等々。
はみ出てはならないのだ。宿題をしないと居残り勉強。・・・
それを守れない子ども達もでてくる。
じっとしていられない子ども、興味のあるものには集中するがあとは・・
発達障害といわれる子どもが学級に数名いる。
その子どもにとって、決まりは窮屈で仕方がない。
教師の注意、叱咤、激励が負担となり、教室が居場所が悪くなってしまう。
テレビの「リエゾン 子どもの心の診療所」DRコトー診療所の脚本家のドラマで
発達障害やヤンケラーなどの問題を取り上げている力作だ。
子どもの心に寄り添って教育活動をする、
今回、北上集会で紹介された学校は公立の学校でもできる、
という希望のひとすじの光だった。
ただし、既成の概念を壊して、創り出すのだ。
相当の覚悟と決意がいるのだ。・・・


コメント
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