ある退職教師のつれづれなるままに

38年間の教職26.3.31退職
4月1日再任用。自分の目でみたこと感じた事など
つれづれなるままに記します。

2020-24 異常気象でも安定生産目指して

2020年01月31日 | 日記
今年は5年ぶりの暖冬。スキー場も昨年の半分の積雪。
降雪量も少なく真冬日が0日。過ごしやすい日が続く。

これが農産物にどう影響をもたらすのか気がかりでもある。
前回 大根の例で2Lサイズを収穫している間に成長して残りが3Lサイズに。
時期をずらして植えるがLサイズが前のものを収穫している間に同じく3Lサイズにになり
結局安い半分の価格で販売している状態に陥っているというのだ。
だから始めの物を廃棄して適正サイズを販売するようにしていく方法が必要だという分析であった。
そういえばこのような似た事例は今年度いくつもあった。

また薬などは控えめにしていきたいのだが
予防の意味では早めにかけていくこと。
葉が異常になる前に薬をかける。すでにそのような現象がおこっってから
対策を施すのは遅いのだということ。やたら手間がかかり、その前の先手が必勝だと。
そのためにも
土作りがかせないのだと。有機肥料。そして消毒。
薬は近隣の健康被害にも影響を及ぼす、適正に。

規模拡大より、とにかく作ったら残さず使い切る、売り切ること。
これが大事であること。と強調されていた。

今年は白菜はよかったが、ズッキーニは豊作で半分は破棄してしまった。
サツマイモもしかり。保存が難しかった。
今年はこれらを肝に銘じて挑戦したいと思う。







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2020-23 世界一安い農産物?

2020年01月30日 | 日記
白菜六〇〇個も全て出荷。今は空っぽのコンテナが並んでいる。
昨日は野菜作り講習会があった。
講師は6人、入れ替わりのプレゼン。結構ハードな内容だった。
知人にも数人出会った。

今年度を振り返って
冬野菜が豊作で価格が低迷。東北・北海道の作物は順調に生育。
野菜価格は低迷しているとのこと。
気象災害も多く洪水や強風による被害もあった。

過去3年、18年から20年春まで価格低迷の要因としては
1,温暖化による高冷地の栽培期間の延長 関東以西の冬期間の生育良好による豊作
 大根は2L以上のサイズはカットでないといけないと規制。
 一本大根ははLサイズなど。温暖化で生育がよくサイズが大きくなってしまう。
 大きくなった場合は破棄すること。生産者は捨てることを嫌うが価格の暴落を防ぐためには
 仕方がなのだという説明だった。
2,政府が進める大規模化による過剰生産。
 例えばトマト100トン、キロ百円 200トンなら二倍収入になるとの政府の見当違いの説明。
 みんな規模拡大する。しかし需要と供給のバランスで価格は設定されるのだ。
 生産量が二倍になったら価格は半分になるのだ。つまり世界一安い農作物になる。
3,保存施設設備の拡大による廃棄物の減少。
 以前は時期をずらして出荷すれば価格が上がったりしたが今は望めない。
 というのは保存施設が拡充され一定の野菜をストックできるからである。
4,貿易自由化による輸入農産物の増加。
5,契約栽培農家の増加による市場外流通の増加。
 市場の力が以前より弱まっているというのだ。
 それにより野菜の基準価格を市場が示していたがその価格が下がっているというのだ。
 大手スーパーなどへの契約農家が長期契約のため品薄でも高くは設定できないというのだ。

 *農産物が過剰生産になって価格低迷になっている。
  それで生産者が世界一安い農産物を作っているのだ。
  無理して規模拡大しなくていい。よい物を作ればよいとのススメであった。

  生産者の置かれている厳しい現状を知った。





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2020-22 不登校、虐待、育児放棄等どう手を差し伸べればいいのか

2020年01月29日 | 日記
この土曜日の映画会、シンポジウム、など
医療、教育、福祉行政、それぞれの立場から考えるフォーラムを開催。

特に医療や行政等の他分野での取り組みを直接お聴きできたのは主催者冥利であった。
不適応の子どもの診断事例として臨床的な報告があった。
先ずは子どもを診断する際に入院して子どもを知る。
心理学のwisc診断。と1Q測定。
でこぼこで10以上の幅がでる。観察力が弱い。
だいたい母子分離不安傾向が有るなど。
また3代まで家族調査をすることで生育史を把握するなど実にきめ細かいのだった。
中学では連休明けか運動会直後からいけなくなる傾向がみられる 
または文化祭直後などストレスを抱えていることの原因が多いと。
自閉症の場合は二次障害がでるので学校に無理に行かせるより
マンツーマンでやる方法がよい。
不適応の症状としては頭痛、腹痛、倦怠感、睡眠障害など。
不適応をおこす因子として
いじめ、(これは本人は隠す傾向が強い。)
発達障害、親との愛着形成(親が心理的な鬱傾向など)
中1ギャップなど思春期によく見られる。
普通の子に戻すための方策として
親に関わる人との交流
学校としてはその子に応じた教育環境
一人一人に応じた教育などが大切だと
クリニックの先生からの助言があった。
分類の仕方が医学的な見地で新鮮に感じたものだった。続く




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2020-21 今年、初の交流水泳大会で驚くべき泳法

2020年01月28日 | 日記
週末、地域のさわやか交流水泳記録会があった。
今年初の最も早い時期での大会だった。

今回は25mのバックと50mフリーにエントリー。
フオーム改善の時期であり、この時期としてはまあまあの記録で
気持ちよく泳げた。
知人も数人出場していた。
中でもねんりんピック参加して活躍したキャプテンの泳ぎを
間近に見ることができた。
なんと25m、ノーブレスでのピッチ泳法だった。
速い。力強く、ぐんぐん進む。
クロールでのノーブレスはよくやるが平泳ぎで見るのは初めてだった。

ゴールした後の審判が耳打ちしたそうな。今回は大目に見ると。
つまり泳法違反だと思っていたらしいと苦笑して話していた。
違反なんかではない、並の選手ではできない、泳法技なのだ。
審判も初めてであったのだ。つまり頭など体の一部が出ていればいいのであり、
普通は苦しくて自然に呼吸してしまうのだ。

ちなみのこの泳法でねんりんピックで見事に優勝したのだった。
同じチームでいながらそのときはリレーの招集で見れずじまい。
大きなモニター画面で表彰台に立っていたのを見て感激したのだった。
県の150人近くの選手団の中で3位までに入ったのはたった4人しかいなかった一人なのだ。

この泳法はメリットは体の位置が変わらず抵抗が少ないといえるが
なにせ足と腕の強さがないとこのピッチ泳法はまねできない泳法だ。
うねりを使って前進していく方法を選択するのが普通なのだ。
すごいの一言に尽きる技をみさせてもらった。




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2020-20 ニーズの高まりを感じたフォーラム

2020年01月27日 | 日記
 土曜日の午後、医療・教育・福祉の3分野が連携して開催したフォーラム。
折しもこの日は千葉で虐待死した10歳の女児から1年過ぎた日でもあった。
また神奈川の重身体障害者施設の20人近い方々が殺傷された事件の裁判中の時期でもある。

医療関係者、教育関係者、福祉行政、一般の方々、幅広く、100名を超す参加者が集まった。
主催者側では予想以上の参加者数に関心の高さを感じたものであった。

内容については次回。

集会後
その会を立ち上げ、医療、福祉に半生を捧げたある小児科医の
市勢振興功労者受賞を祝う会と新年会を合わせての会があった。

80歳を超えてまだまだ意欲的な姿勢と生き様。
学ぶべき点が多々ある方であった。





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