なぜ、与党は28日にこだわるのか。その答えは、あまりに単純至極で、カレンダーの中にある。連休前の金曜日(実質、もう旅行に出ている人もいる)に強行採決したところで、翌日からは大型連休が始まる。連休中の10日あまりで「与党の横暴」の印象もすっかり薄らぐだろうという計算だ。小泉政権に痛打を与えるような「共謀罪の強行採決」を行楽シーズンの到来で埋め隠し、世論の反発を最小限に押さえようというこざかしい計算だ。「最初はグー」のジャンケンごっことさして変わらない大衆蔑視の経験則が、28日に拘泥する理由である。
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