中村惇夫の朗読劇「線量計が鳴る」が3月16日(土)アーラ演劇ロフトに来演

2019-01-17 16:45:12 | 桜ヶ丘9条の会
中村惇夫朗読劇「線量計が鳴る」 が3月16日(土)アーラ(可児市文化創造センター)に来演 

主催 「中村惇夫朗読劇を観る会」 原発ゼロをめざす加茂の会 原発ゼロをめざす多治見の会
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原発事故「事実言わねば」 朗読劇「線量計が鳴る」 中村敦夫さんに聞く

2018年9月25日 東京新聞


 福島第一原発事故をテーマにした朗読劇「線量計が鳴る」を全国で演じている俳優で元参院議員の中村敦夫さん(78)が二十四日、立川市内での上演に先立って本紙の取材に応じた。自ら制作した劇を、ライフワークとして続けている理由を「表現者はたった一人でも事実を言わなきゃならないでしょう」と語った。 (竹谷直子、服部展和)
 中村さんが朗読劇を始めたのは二〇一六年。戦時中に福島県いわき市に疎開した経験から「小中学校を過ごしたあの福島で、あの景色の中で起きたということに衝撃を受けた」と振り返る。
 中村さんは、全国で朗読劇を上演するたびに、原発に対する市民のいら立ちや怒りを感じるという。「未来の福島」を見ようと、一二年にチェルノブイリ原発事故のあったウクライナ(旧ソ連)を訪問した際、がんなどに苦しむ現地の人たちを見たことからも「国が今、言っていることがうそだと分かる」と指摘する。
 北海道地震では道内全域に停電が広がったが、「停電になるから原発が必要」との意見が出ていることを危惧(きぐ)し、「泊原発の真下が震源地だったらどうなるのか、というのが本当に心配する(べき)ことのはず」と話した。
 上演は二十四日で四十二回目。市民団体「日の出の森・支える会」主催で、立川市の女性総合センター・アイムで約二時間演じた。
 劇の主人公は、年老いた元原発配管技師の男性。線量計の鳴る音とともに、男性役を演じる中村さんが「原発の町で生まれ育ち、原発で働き、そして原発ですべてを失った」と語り、後半では、原発の利権にしがみつく政治家や官僚、御用学者らを批判する内容だ。
<なかむら・あつお> 東京都出身。戦時中、福島県いわき市に疎開し、高校一年の途中まで過ごす。俳優としてテレビドラマ「木枯し紋次郎」などに出演。一九九八年に参院議員に初当選し、〇四年まで務めた。朗読劇「線量計が鳴る」は、茨城、神奈川両県や大阪府などでも上演を予定。日程などは、中村敦夫さんの公式サイトで。


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