湯めぐり四方山話 & 和の音

湯めぐりは 人・風物との出会い

皆生温泉「旅館 浦島」

2016-09-20 | 鳥取の温泉
山陰への旅の2日目は
鳥取県・皆生温泉「旅館 浦島」に泊まった。

ところが、この日の画像は、その夜のカメラ操作ミスで全部失ったので、
翌朝のわずかな自前画像と大半は「旅館 浦島」のHP画像で報告させていただく・・

大きなホテル・旅館の多い皆生温泉の中で、一番小さい旅館という「旅館 浦島」
「宿の外観」

宿の入り口

ロビー

泊まった部屋は、2階で「しげさ」という名

宿の先代が「隠岐の島(島根県)」の出身らしく
部屋の名前の「しげさ」は、隠岐の島の民謡「しげさ節」が由来と思える。

「部屋」(和室6畳)

お風呂は内湯が男女一つ。男女湯は固定。
24時間源泉かけ流し湯で、入浴は24時間可能。
「女湯」

シャワー設備が左右の壁に1ケ所ずつ、計2つあった。

昨日、今朝と「さんべ荘」のたくさんの浴槽を渡り歩く入浴スタイルだったので・・
長方形のシンプルな内湯が一つだけ。しかも男女湯が固定の「浦島」の風呂は、落ち着いてゆっくり入れた。
(「次にどの浴槽に入ろうか?」などという迷いが一切ないから~)
24時間入浴可能で、その日宿泊していた女性は、私を含めて二人だけ。平日泊の得点だ!!
もう一人の宿泊女性には、一度もお風呂では出会わなかった。

翌朝早くに、ロビーで、その女性に出会った。
彼女は観光バスの添乗員さんだった。
話し方が、シャキシャキで、常務服のスカートが良く似合うスラリとした女性だった。
日々、小学校や中学校・高校の修学旅行生のガイドをしたり
一般ツワァー旅行客(上は94才くらいまでのお客)をエスコートし、
その面白いトークできっと楽しましているだろう、ベテラン添乗員(50代)だった。

彼女が今回担当したツワァー客たちは、昨夜、近くの大きなホテルに泊まり、
彼女と運転手さんだけは、その大型ホテルの近くの(こじんまりした宿)「旅館 浦島」に泊まる。

ここは、ツワァーバスの運転手・添乗員さんの隠れ宿?
こじんまりしていて気の置けない経営者や女将さんがいて、料理は女将の手作り
そして、何よりお風呂が、24時間入れる源泉かけ流し宿。
ここは、彼女たちの勝手知ったる定宿らしい。「心から休めて仕事の疲れが、すっきりとれるのだろう」
昨夜は、夕方7時過ぎに慌ただしくチェックインし、今朝は7時までに早々にチェックアウトしていった。

「浦島」の朝食・・(味噌汁・しじみ入り)

(泊まった日の夕食も女将さんの手作りで、夕食はもっと品数が多く大満足の内容。残念ながら、カメラの操作ミスで夕食・画像無し)

2食で6000円少しの宿泊料金。これだけ丁寧な手作り料理なら大満足の宿!!
しかも「24時間入浴可能な源泉かけ流し宿」というのが一番の魅力!!

大型ホテル・旅館の多い皆生温泉で、この宿泊金額は、非常に安いと思う。
「皆生温泉で一番小さい旅館・浦島」と宿のHPに書いてあったが・・
それでも、我々がよく行く他の小さい温泉地に比べると「旅館 浦島」けっこうたくさん部屋がある。
(3階まである建物で2階・3階がすべて宿泊室)

とってもいい宿に泊まれたと思った日。(穴場の宿?)

面白いのは、
旅行に出る前に 夫が、電話予約した時
「旅館 浦島」HPの料金表で、一泊2食7000円台ので予約したが~
電話に出られた女将さんが「いや、それより安くてもっといいのがあります」と勧めてくれたのが
今回の6000円台のプランだった。
普通「少しでも高い料金のプランで泊まらせようとする」のが旅館の常とう手段で・・
「もっと安くてお得なプランがある~」と女将が自ら言う。
「客が最初に提示したプランをわざわざ変更させてまで、より安いプランに宿側が引っ張っていくのは今回が初めてだ!!」と 
夫はかなり???不思議がっていた。

帰宅後、落ち着いて「旅館 浦島」HPを調べたら・・
あったあった!!女将さんお勧めのプラン紹介広告が・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(期間)2013年01月10日〜2017年06月30日
-*-*-★ 平日限定 ★-*-*-
   
    【超特価】
  一泊二食付6,172円

*-*-★-*-*-★-*-*-★-*-*-★
24時間、いつでもご入浴頂けます皆生温泉と温かなおもてなしが人気の秘密♪
日本海の新鮮な幸をお楽しみくださいませ.(*^U^*).

∞───∞ お 食 事 ∞───∞
山陰・日本海の幸をメインにしました会席料理をお召し上がり下さい。
全6品。量は少なめですが手作りで家庭的なお食事をお楽しみ頂けます。

△季節や仕入れによりお食事内容が変わる場合がございます。
△朝は手作りの和定食をご用意致します。
△お食事はお食事処でご用意致します。
△お子様はお子様食をご用意致します。

∞───∞ 皆 生 温 泉 ∞───∞
日本海の海水成分を豊富に含んだ皆生の湯。
健康ミネラルをたくさん含んでいます。
塩湯は健康だけでなく、脂肪燃焼、保温、美肌など…
女性に嬉しい美の効果がある温泉です♪

また、「皆、生きる」と書く皆生温泉は
長寿にあやかれる温泉地でもあります。
浴槽のサイズは小さいですが、
源泉掛け流しを24時間お好きな時にご入浴頂けます。
源泉かけ流しで温泉成分が濃いため、浴槽に色がつくほど…
良質な泉質で、身体の芯までポッカポカ★

△入湯税、別途@150円頂戴致します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「旅館 浦島」の大きな魅力は 
上記の期間限定・平日限定プランに加えて
なんといっても「お湯」でしょ!!
「24時間入浴可能な源泉かけ流し宿」!!

皆生には大きなホテル・旅館が多いが、大きいだけに大半が温泉を循環しているという。
よって、24時間源泉かけ流し宿はわずか。

食事・お風呂が全く文句ないので・・
あと少し欲を言うと 泊まった「部屋」がやや煙草臭くて残念~。
こんなに部屋がたくさんあるのなら、半分は「禁煙部屋」にすると宿泊者は大喜びなのに~惜しい!!
それができたら、間違いなく宿泊客が もっともっと増えると思う。
(宿にアンケートでもあれば書いて帰る所だが、特になかった)

★★皆生温泉「旅館 浦島」宿泊データー★★
・1泊2日(2食付き)一人当たり6322円(入湯税150円を含む)
 (二人一部屋6畳和室)(食事は一階の食事処で)
 ※温泉は24時間かけ流し入浴※
(今回、我々が利用したのは「旅館 浦島」の女将さんお勧め「平日限定・期間限定のサービスプラン」)



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4 コメント

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hitareriさんお元気なこと (お母ちゃん)
2016-09-20 16:37:43
hitareriさん細かな旅のブログ
こんなにお安くてお料理も良くって
好い旅でしたね 
hitareriさんのお元気が今のワタクシに欲しい位です

先日はメッセージを頂きありがとうございました
ついつい現状を吐露してしまいご心配かけすみませんでした

そのうちシャキとなりますでしょう
コメント設定していない私のブログ
訪問下さる皆さんに失礼にならないようにと綴るのですがつい吐露したりで
心配かけました
hitareriさんこれからますますご活躍くださいね
秋の旅ご主人様といろいろご計画のことでしょう

失礼致します
返信する
皆生温泉 (屋根裏人のワイコマです)
2016-09-20 17:05:59
昔、職場の旅行で泊ったことがあります
さて・・名前は思い出しませんが・・今年は
その温泉入り口を横目に見て水木しげる館
に直行してしまいました。松並木の綺麗な
通りでしたが・・この 旅館浦島 メモさせていただきました
何も高い料金で皆生温泉を楽しむこともない
雰囲気がよくて、のんびり出来るのが最高です
そしてこの料金・・申し分ないですね
それにしてもいい温泉を紹介してくださり
メモが沢山になりました ありがとうございます
返信する
こちこそ・・ (hitareri)
2016-09-20 19:57:19
お母ちゃんさんへ
ゆっくりと、お元気になってくださいネ。
時には現状吐露も必要です。

我が家もついこの間まで、この夏の暑さに負けて
くて~としておりました。
今回は、義母の入院見舞いに帰った旅です。
入院しながらも礼儀正しくシャキーとしていた94才の義母に刺激をうけ、最近生まれた我が家の3番目の孫に
元気をもらい、なんとか立ち直っております。
それと、これはとても大きい力ですが、つたない私の温泉ブログに元気コメントをくださる方々に励まされてます。
季節柄、「お母ちゃん」さん、お体ご自愛ください。
また、時々訪問しますね・・
返信する
Unknown (hitareri)
2016-09-20 20:05:02
ワイコマさん
旅の宿さがしは、我が家では、いつも夫の仕事です。
安くて温泉+清潔さ+料理など
予約する前に、宿泊者のクチコミでかなり調べるみたいです。そのせいか?あまり宿に外れがありません。
たいていが、料金よりいい~感じで泊まれます。
夫の唯一の特技ですから
我々が泊まった宿でよかったら、ワイコマさんの旅に使えそうな時は用してください。
10日~20日くらいの長期の旅では、温泉さえ本物なら素泊まりすることが多いです。
返信する

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